
症例の概要
25歳女性の症例です。
以前から頭痛があり、来院前の1〜2か月は特に症状が強く、朝起きると頭痛を感じる状態が続いていました。
夜中に何度も目が覚めることもあり、頭痛薬を常用するほど悩んでいました。
以前から側弯症と慢性的な肩こりもあり、朝には右半身全体が固まっているように感じることもありました。
インターネットで当院を見つけ、来院されました。
患者さん
25歳女性
来院時のお悩み
特に困っていたのは、朝起きた時の強い頭痛でした。
- 朝起きると頭痛を感じる
- 頭痛によって夜中に何度も目が覚める
- 頭痛薬を常用している
- 慢性的な肩こりがある
- 朝は右半身全体が固まっているように感じる
- 夕方になると頭痛は落ち着くものの、全身の疲労感が強い
本来であれば身体を休めた後である朝に、1日の中で最もつらさを感じていることも大きな悩みでした。
これまでの経過
以前から頭痛を感じることはありましたが、来院前の1〜2か月は特に症状が強くなっていました。
朝起きると頭痛があり、睡眠中にも何度も目が覚める状態でした。
薬も常用するようになっており、慢性的な肩こりや側弯症も以前から気になっていました。
朝には右半身全体が固まっているような感覚がある一方、夕方になると頭痛自体は落ち着き、代わりに身体全体の疲労感を強く感じていました。
インターネットで当院を見つけ、身体の状態を確認してもらいたいと来院されました。
当院で確認した身体の状態
今回の方は、頭痛だけでなく慢性的な肩こりがあり、以前から側弯症もありました。
身体を確認すると、背骨の左右差に加えて、肩周囲の筋肉の緊張にも左右差がみられました。
特に左側の筋肉の緊張が強く、右側との差が大きい状態でした。
また、肋骨周囲の動きや股関節の左右の状態についても確認しました。
今回の症例では、頭や首周囲だけを見るのではなく、肩・背中・肋骨・股関節を含めた身体全体の状態を確認したうえで施術方針を考えました。
なお、元の記事では「緊張性頭痛」としていますが、医療機関で診断された記録はありません。そのため、ここでは頭痛の種類を断定せず、実際に確認した身体の状態をもとに記載しています。
施術の考え方
今回の症例では、身体の左右差が大きかったため、左右を同じように施術するのではなく、その時の身体の状態を確認しながら対応しました。
元の施術記録では、特に緊張が強かった左側を中心に施術しています。
また、肩周囲だけではなく、肋骨周囲や股関節についても身体の動きを確認しながら施術を行いました。
ご自宅では、身体の状態に合わせたストレッチもお伝えしました。
今回の方の場合、単に「頭痛だから首や肩をほぐす」という考え方ではなく、側弯症による身体の左右差も含めて、その方の身体がどのような状態になっているのかを確認しながら進めることを重視しました。
施術後の経過
初回を含め、合計10回の施術を行いました。
施術と並行して、ご自宅でも身体の状態に合わせたストレッチを継続してもらいました。
経過とともに朝の頭痛を感じる機会が減っていき、施術間隔を空けながら身体の状態を確認しました。
最終的には2週間施術の間隔を空けても頭痛が出ない状態となったため、頭痛に対する集中的な施術はいったん終了しました。
側弯症による身体の左右差そのものがなくなったわけではありませんが、ご本人自身にも身体のどの部分が緊張しやすいのかを理解してもらい、セルフケアを継続していただきました。
院長の考察
今回の症例で特に重要だと考えたのは、「頭痛があるから頭や首だけを見る」のではなく、もともとあった側弯症や肩周囲の左右差を含めて身体全体を確認したことです。
実際に身体を確認すると、肩周囲の筋肉の緊張には左右差があり、左側の緊張が特に強い状態でした。
そのため、左右を一律に同じように施術するのではなく、その時の身体の状態に合わせて施術内容を考えました。
また、今回の方は朝起きた時に頭痛や右半身の固さを強く感じていました。
症状名だけではなく、「いつ症状が強いのか」「どのような状態で困っているのか」を確認することも、施術方針を考えるうえで大切だと考えています。
同じ頭痛という症状でも、その経過や身体の状態は一人ひとり異なります。今回のように肩こりや身体の左右差がみられる方もいれば、別の要因が関係している場合もあります。
特に、これまでにない強い頭痛、突然起こった激しい頭痛、手足の麻痺や言葉の出にくさ、発熱などを伴う場合には、整骨院で対応するのではなく、速やかに医療機関を受診することが重要です。
患者さんの写真


※施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。
頭痛でお悩みの方へ
頭痛にはさまざまな種類があり、症状の出方や経過も一人ひとり異なります。
ひこばえ整骨院では、頭痛がある部分だけを見るのではなく、これまでの経過や肩・首周囲の状態、姿勢や身体全体の状態などを確認したうえで施術方針を考えていきます。
頭痛に対する当院の考え方や施術については、下記の症状別ページで詳しくご説明しています。





