モートン病で歩く・階段を降りると足が痛かった31歳女性の症例|西宮市 ひこばえ整骨院

症例の概要

31歳女性、事務職の方です。

来院する約1週間前から足に痛みを感じるようになり、特に階段を降りる時に強い痛みが出ていました。

心配になり整形外科を受診してレントゲン検査を受け、「モートン病」と診断されたとのことです。その際はインソールを提案されましたが、ほかの方法も検討したいと考え、インターネットで当院を見つけて来院されました。

約1か月半後に引っ越しを控えていたため、限られた期間の中で施術を行いながら、ご自身でも続けられるセルフケアや立ち方・歩き方についてお伝えしました。

患者さん

NMさん 31歳女性 事務職

来院日:平成30年11月

来院時のお悩み

症状が出てからまだ1週間ほどでしたが、階段を降りると強く痛む状態になっていたため、日常生活への影響を心配されていました。

これまでの経過

足の痛みを感じるようになったのは、来院する約1週間前でした。

階段を降りる時にも強い痛みを感じるようになったため整形外科を受診。レントゲン検査を受け、モートン病と診断されたとのことです。

整形外科ではインソールを提案されましたが、「それだけでよいのだろうか」と感じ、インターネットでモートン病について調べる中で当院を知り、来院されました。

当院で確認した身体の状態

足の痛みが出ている部分だけではなく、歩き方や立った時の体重のかけ方、股関節・膝・足趾の状態まで確認しました。

今回の症例では、次のような特徴がみられました。

これらが重なることで、歩行時に足の一部へ負担が集中している可能性があると考えました。

モートン病と診断されていても、身体の状態や歩き方は一人ひとり異なります。そのため今回は、痛みのある足だけを見るのではなく、股関節や膝を含めた下半身全体の使い方を確認しながら施術方針を考えました。

施術の考え方

初回は検査で確認した状態をもとに、足の指、股関節、膝周辺を中心に施術を行いました。

また、約1か月半後には引っ越しが決まっていたため、来院できる期間に限りがありました。

そこで施術だけに頼るのではなく、引っ越し後もご自身で身体を管理できるように、足のマッサージやセルフケアについてもお伝えしました。

その後は状態を確認しながら、立ち方や歩き方についても段階的にお伝えしていきました。

施術後の経過

1〜2回目

2回目は初回から3日後でした。

全体的な痛みに大きな変化はありませんでしたが、朝起きた時や歩き始めに感じていた痛みは出なくなっていました。

引っ越しまで約1か月半と期間が限られていたため、自宅でのセルフケアを継続していただきながら、立ち方と歩き方についてもお伝えしました。

3〜4回目

3回目には、歩いている時の痛みがかなり軽減していました。

時々「ピリッ」と一瞬痛むことはありましたが、その後も痛みが続く状態ではなくなっていました。

10日ほど間隔が空いた4回目にも大きく症状が戻ることはなく、寒い日に時々痛みを感じる程度で、仕事や日常生活は大きな支障なく過ごせるようになっていました。

5〜7回目

5回目には、長時間歩いた後に少し痛みを感じることがありました。

初回来院時の痛みを10とすると、この時点では1〜2程度とのことでした。

そこで、自宅で行うケアについて改めて整理し、歩き方、立ち方、ストレッチ、マッサージなどを継続していただきました。

引っ越しの関係から、初回を含め7回目で施術を終了しました。

終了時には足の痛みを感じることはほとんどなく、日常生活でも大きく気になることなく過ごせているとのことでした。

引っ越し後もご自身でケアを継続できるよう、セルフケアについて確認して終了しました。

院長の考察

今回の症例で特に重要だったのは、「モートン病と診断された足」だけを見るのではなく、実際に立った時や歩いた時に足へどのように体重がかかっているのかを確認したことです。

この方の場合は、外側へ体重がかかりやすいことや、股関節・膝が内側へ向きやすいこと、足の指が浮きやすいことなど、歩行時の負担につながる可能性のある複数の特徴がみられました。

同じモートン病という診断でも、歩き方や身体の使い方まで全員が同じとは限りません。そのため、病名だけで施術内容を決めるのではなく、その方がどのように立ち、どのように歩いているのかまで確認することが大切だと考えています。

また今回は引っ越しまでの期間が決まっていました。そのため、来院期間中の施術だけでなく、引っ越し後にもご自身で続けられるセルフケアや身体の使い方をお伝えすることも重視しました。

患者さんの直筆の声

モートン病で来院された31歳女性の直筆の感想1

モートン病で来院された31歳女性の直筆の感想2

※施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

モートン病でお悩みの方へ

モートン病による足の痛みやしびれでお悩みの場合、痛みを感じている部分だけでなく、歩き方や立ち方、股関節や膝を含めた身体の使い方も確認することが大切です。

ひこばえ整骨院では、病名だけで判断するのではなく、これまでの経過や日常生活で困っている動作、実際の身体の状態を確認したうえで施術方針を考えていきます。

モートン病に対する当院の考え方や施術については、下記の症状別ページで詳しくご説明しています。


モートン病の原因や施術について詳しく見る

この記事の執筆・監修者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤克也

齋藤 克也

ひこばえ整骨院 院長

柔道整復師(国家資格)

ひこばえ整骨院では、院長の齋藤克也が患者さんの身体の状態を確認し、施術まで一貫して担当しています。

当サイトの症例記事では、実際に来院された患者さんの経過をもとに、来院時のお悩み、身体の状態、施術の考え方、その後の変化についてご紹介しています。

症状名や画像上の所見だけで判断するのではなく、「どのような動作で困っているのか」「日常生活で何ができなくなっているのか」まで確認することを大切にしています。

2019年には、セルフケアや身体の使い方についてまとめた書籍を出版。現在も臨床に携わりながら、患者さんに身体の状態をできるだけ分かりやすく伝えることを心がけています。