繰り返す腰痛で運動や旅行に不安があった40歳女性の症例|西宮市の整骨院

症例の概要

これまで何度も激しい腰痛を繰り返し、そのたびに整形外科や整骨院へ通っていた40歳女性の症例です。

強い時には立つことが難しいほどの腰痛があり、ジムで運動した後には数日間痛みが残ることもありました。

また、旅行などで寝具が変わると翌朝に強い腰痛が出て、午前中をほとんど動けずに過ごすこともあったそうです。

「なぜ何度も繰り返すのか、自分の身体がどうなっているのか知りたい」という希望で来院されました。

施術と並行して身体の使い方や運動方法、セルフケアについて確認し、最終的にはジムで希望する運動を行っても腰痛を感じずに過ごせる状態となり、13回目を区切りとして施術を終了しました。

患者さん

KTさん 40歳 女性 主婦

初回来院:平成30年7月

来院時のお悩み

これまで何度も激しい腰痛を経験し、そのたびに整形外科や整骨院へ通われていました。

しかし、ご本人としては身体の状態について十分に理解できないまま痛みが落ち着くのを待つことが多く、「また痛くなるのではないか」という不安を抱えていました。

強い時には立つことも難しいほどの腰痛があり、何度も繰り返していることから、このままにしておくことに不安を感じていたそうです。

普段から身体を動かすことが好きで、週2〜3回ほどジムへ通っていました。

ところが、運動をした後に腰痛が出て、その後数日間は痛みを我慢して過ごすことがありました。

さらに旅行などで普段と違う布団で寝ると、翌朝に立ち上がるのが難しいほど腰が痛み、午前中の予定を諦めることもありました。

「自分の身体の状態をきちんと知りたい」「腰痛を気にせず運動や旅行をしたい」という希望がありました。

これまでの経過

腰痛が出るたびに整形外科や他の整骨院へ通っていましたが、時間の経過とともに痛みが落ち着き、しばらくすると再び強い腰痛が出ることを繰り返していました。

特に運動後や寝具が変わった時などに症状が出やすく、日常生活だけでなく、好きな運動や旅行にも不安を感じるようになっていました。

今回の来院では、その時の腰痛だけを軽くすることよりも、身体の状態を確認し、普段どのようなことに気をつければよいのか知りたいという希望がありました。

当院で確認した身体の状態

腰だけではなく、立ち方や歩き方、足首・膝・股関節・骨盤など身体全体の動きを確認しました。

立っている時には胸を張ろうとする意識が強く、腰を反らせながら身体全体に力を入れやすい状態がみられました。

また、足指や膝、股関節の使い方にも特徴があり、歩行時にも必要以上に身体へ力が入りやすい様子がみられました。

今回の症例では、腰の状態だけを見るのではなく、運動時を含めた身体全体の使い方を確認しながら施術を進めることにしました。

施術の考え方

初回は、まず身体に必要以上の力を入れずに立つ感覚を確認しました。

施術では足指、膝、足首、骨盤周辺の動きを確認しながら調整し、立った時の身体の使い方についてもお伝えしました。

最初から多くのセルフケアを行うのではなく、自宅では股関節周辺のストレッチから始めていただきました。

その後、身体の状態を確認しながら歩き方や運動方法についても段階的にお伝えしていきました。

運動が好きな方だったため、「運動をしないこと」を最終的な目標にするのではなく、実際に水泳やトレーニングを行った後の腰の状態を確認しながら運動量を調整しました。

施術後の経過

2〜3回目|水泳後にはまだ腰痛が残る

2〜3回目までは3日程度の間隔で来院していただきました。

来院前に1時間ほど水泳をした際には、その後に腰痛が出て、家事にも多少影響する状態でした。

3回目からは歩き方についても確認し、足指の使い方を意識しながら歩く方法をお伝えしました。

施術では股関節や骨盤周辺についても身体の状態に合わせて調整しました。

4回目|水泳と体幹トレーニング後も痛みがほとんど残らない

4回目の来院前にも水泳を行っていましたが、この時は腰痛がほとんど出ず、翌日にも痛みが残らなかったとのことでした。

同時にジムで体幹トレーニングも行っていましたが、大きな問題はありませんでした。

経過が安定してきたため、この頃から施術間隔を週1回程度に広げました。

6回目|日常生活ではほとんど腰痛を感じなくなる

6回目頃には、普段の生活では腰痛をほとんど感じずに過ごせるようになっていました。

一方で、2日以上続けて運動すると翌日に痛みを感じることがあり、運動に対する不安はまだ残っていました。

ご本人は運動を続けたいという希望があったため、この時点では週2回程度を目安に運動を続けてもらい、実際に行っている筋力トレーニングの方法についても確認しました。

セルフケアとして、太ももの後ろやふくらはぎのストレッチなども追加しました。

8回目以降|週2〜3回運動しても腰痛が出なくなる

8回目以降になると、週2〜3回トレーニングを行っても腰痛を感じずに過ごせるようになっていました。

途中でキャンプへ行き、普段とは違う硬い場所で寝る機会もありました。

以前は旅行先などで寝具が変わると翌朝に強い腰痛が出ることがありましたが、この時は腰痛が出なかったとのことで、ご本人も喜ばれていました。

9〜11回目|施術間隔を10日程度へ

腰痛が安定していたため、9〜11回目は10日程度の間隔で経過を確認しました。

この頃には痛みそのものよりも、膝の伸び方や足指の使い方など、身体を動かす際に気になる部分を確認することが中心となりました。

歩き方やストレッチについても改めて確認しました。

12〜13回目|運動をしても腰痛を感じず施術終了

12〜13回目は2週間程度まで施術間隔を広げました。

約1か月の経過をみても腰痛はほとんどなく、ご本人が希望する運動を行っても痛みを感じずに過ごせていました。

来院当初にあった運動への不安もほとんどなくなったとのことでした。

日常生活・運動ともに支障なく過ごせていたため、初回から13回目を一つの区切りとして施術を終了しました。

院長の考察

今回の患者さんは、単に「腰が痛い」ということ以上に、「なぜ何度も腰痛を繰り返すのか分からない」という不安を強く感じていました。

また、運動が好きな方だったため、腰痛を避けるために運動をやめるのではなく、身体の状態を確認しながら好きな運動を続けられることも重要でした。

来院時には腰だけでなく、立っている時に身体全体へ力を入れやすいことや、足指・膝・股関節などの使い方にも特徴がみられました。

そこで今回は腰だけに施術を集中させるのではなく、身体全体の動きを確認し、立ち方や歩き方、実際に行っているトレーニング方法まで段階的に確認しました。

経過を見るうえでも、「施術直後に腰が楽かどうか」だけではなく、水泳をした翌日、週2〜3回トレーニングした時、普段と違う環境で寝た時など、以前であれば腰痛が出ていた場面でどう変化するかを確認しました。

最終的には、ご本人が希望していた運動を行っても腰痛を感じず、旅行やキャンプなど普段とは違う環境でも問題なく過ごせるようになりました。

腰痛にはさまざまな要因が関係するため、「この姿勢が腰痛の原因」「この部分を整えれば再発しない」と一つの要素だけで判断することはできません。

今回の症例でも、その時の身体の状態と、実際の日常生活や運動での変化を確認しながら施術を進めたことが大切だったと考えています。

患者さんの直筆の声

繰り返す腰痛で来院した40歳女性の症例写真

繰り返す腰痛で来院した40歳女性の直筆の声

今まで何度も激しい腰痛を経験していて、その度に整形外科に行ったり、他の整骨院に通ったりしていました。

その時は原因や対処法がよくわからず、時間が経って痛みが治るまで不安な生活をしていました。

今回インターネットでこちらの整骨院を見つけることができて良い先生に出会えることができました。

今までわからなくて不安だった自分の体の状態がとてもわかりやすく教えていただいたおかげで不安がなくなりました。

日常生活で意識することも難しくない方法でわかるまで毎回教えてくださるおかげで、少しずつできるようになったと感じています。

今は腰痛もなくなり安心して生活をすることができています。本当にありがとうございました。

※上記は患者さんご本人の感想です。施術による変化には個人差があります。

腰痛でお悩みの方へ

腰痛を繰り返していると、「また動いたら痛くなるのではないか」と運動や旅行を控えてしまうことがあります。

当院では痛みのある腰だけではなく、身体の動きや立ち方・歩き方、日常生活や運動でどのような時に症状が出ているのかまで確認しながら施術方針を考えています。

腰痛に対する当院の考え方や施術については、下記のページで詳しくご紹介しています。


腰痛の原因や施術について詳しく見る

※施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

この記事の執筆・監修者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤克也

齋藤 克也

ひこばえ整骨院 院長

柔道整復師(国家資格)

ひこばえ整骨院では、院長の齋藤克也が患者さんの身体の状態を確認し、施術まで一貫して担当しています。

当サイトの症例記事では、実際に来院された患者さんの経過をもとに、来院時のお悩み、身体の状態、施術の考え方、その後の変化についてご紹介しています。

症状名や画像上の所見だけで判断するのではなく、「どのような動作で困っているのか」「日常生活で何ができなくなっているのか」まで確認することを大切にしています。

2019年には、セルフケアや身体の使い方についてまとめた書籍を出版。現在も臨床に携わりながら、患者さんに身体の状態をできるだけ分かりやすく伝えることを心がけています。