空腹時の食事が下痢を引き起こす?食べる順番と腸の関係
「朝、お腹がすいた状態でがっつり食べたら急に下した…」
そんな経験はありませんか?
実は、下痢体質の人にとって“食べる内容”よりも“食べる順番やタイミング”がカギになることが多いのです。
いくら栄養バランスが整っていても、食べ方を間違えると腸に過剰な刺激を与えてしまい、結果的に下痢や腹痛につながってしまうこともあります。
私の体験:空腹時に脂っこいものはアウト
私の場合、空腹の状態でカルビやとんこつラーメンなどの脂っこい料理を食べると、ほぼ確実にお腹を壊します。
特に朝食を抜いた日や、長時間食べていないときにこれらを食べると、食後30分以内にお腹がゴロゴロしてトイレへ直行というパターンです。
このような「空腹時の脂や糖分」による刺激は、過敏になっている腸にとってかなりの負担となります。
症状がひどいときには、その日の午後までお腹が不安定なままということも少なくありません。
なぜ空腹時に下しやすいのか?
1. 腸が“むき出し”の状態で刺激を受ける
空腹時は胃腸の中が空っぽに近い状態です。
このとき、腸は外部からの刺激に対して敏感になっており、そこに高脂肪・高糖質・高塩分の食べ物が一気に入ってくると、腸がびっくりして過剰に動いてしまうのです。
2. 消化の準備が整っていない
空腹時は消化酵素や胆汁の分泌量も少ないため、脂肪やたんぱく質などの消化に時間のかかる食品がうまく処理されず、腸へ一気に流れてしまいます。
これが腸に負担をかけ、結果として腹痛や下痢を引き起こす要因になります。
3. 血糖値の急上昇も腸に影響
空腹時に甘いものや炭水化物を大量に摂ると血糖値が急激に上がり、自律神経のバランスも崩れやすくなります。
腸は自律神経によってコントロールされているため、神経が乱れる=腸の動きが乱れると理解してください。
改善のポイントは「食べる順番」
私自身が効果を感じたのが、“何から食べ始めるか”を意識するという方法です。
おすすめの食べる順番
- ① 白湯やスープで胃を温めてからスタート
- ② 温野菜やお浸し、豆腐などの軽い副菜
- ③ 卵、魚、鶏肉などの消化しやすいタンパク質
- ④ 最後に主食や油の多いメイン料理
この順番を守るだけでも、食後の負担感や腸の動きが明らかに落ち着くようになりました。
避けたい「最初に食べるもの」
- 脂身の多い肉(カルビ・バラ肉)
- 天ぷら・唐揚げなどの揚げ物
- とんこつラーメン、濃厚パスタなど脂質と塩分が多いメニュー
- キムチ・カレー・唐辛子系のスパイシー料理
- 生野菜サラダ(特に冷たいままのもの)
これらは最初に口にしないようにするだけで、下痢の頻度がグッと減ります。
私の“食事ルール”
私自身は以下のようなルールを実践しています:
- 朝は必ず白湯または具だくさんスープからスタート
- 昼食で外食する場合は、副菜付き定食を選ぶ
- 油物やアルコールは夜ではなく昼に楽しむ
- 空腹が続いたときは、最初にバナナや温野菜で慣らしてから食事
たったこれだけの工夫で、毎日のトイレの不安がぐっと減っていきました。
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まとめ:「食べ方」こそ、腸への優しさ
腸は“何を食べるか”よりも、“どうやって食べるか”に大きく反応します。
下痢体質の方はぜひ一度、食事のスタートを優しいものに変えてみてください。
順番や温度、食感などを意識するだけで、あなたの腸はきっと答えてくれます。
人によってパターンが必ずあります。
空腹時に白米を食べるとダメ、パンを食べるとダメ。
逆に、味噌汁などとか腸に優しいものを飲み、その後に油物を食べると大丈夫。
などのようなことが必ずあります。
実験と言うと、言葉は悪いかもしれませんが、自分自身の体を知るためにもきっかけを作るようにしましょう。
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