あなたの下痢体質、原因は1つじゃない|タイプ別に知る本当の改善方法
「またお腹を下した…」
整腸剤を飲んでも、病院に行っても「ストレスでしょう」「過敏性腸症候群かもしれませんね」と言われて終わり。
そんな繰り返しに、うんざりしていませんか?
私自身も長年、慢性的な下痢体質に悩まされてきました。
ですがある時から「薬や対処よりも、自分の体のパターンを知る」ことが大事だと気づきました。
私のケース:原因は“空腹時の油”と“刺激物”
私の場合、特に空腹時に脂っこいものを食べたときに、腸が強く反応してしまいます。
- カルビ・バラなど脂身の多い肉 → 高確率で下す
- とんこつラーメン → 味が濃くて脂も多く、食後に腹痛が起こる
- ビール → 好きだけど、腸への刺激が強くてかなり下しやすい
一方、赤身の肉や煮物系(いわゆる“しょぼけ”)なら、お腹が不安定になることはほとんどありません。
また、焼酎やハイボールなどのアルコールも適量であれば問題なしですが、量が増えるとNG。
刺激物ではキムチや唐辛子系の料理が特に反応しやすく、翌日までお腹がゆるくなることも。
とはいえ、これらの食べ物が好きなのも事実。
だからこそ「量を決めて付き合う」「空腹時は避ける」など、自分ルールを持つようにしています。
下痢の原因は「人によって違う」
下痢体質には、“これを食べたら全員が下す”というような明確な共通項はありません。
だからこそ、自分の腸がどう反応するかを知ることがとても大切です。
大きく分けると、下記のような「タイプ」があります:
① 消化負担タイプ
脂っこいもの、揚げ物、乳製品、アルコールなど、消化に時間がかかる食材で腸が過敏に反応してしまうタイプ。
② 空腹刺激タイプ
空腹時にいきなり糖質や脂質を摂ることで、腸が過剰に動いてしまい下痢に。
胃腸の準備ができていない状態で刺激物が入ることが主な原因です。
③ 神経性タイプ(ストレス性)
通勤・旅行・人前・初対面など、精神的な緊張や不安が腸にダイレクトに現れるタイプ。
環境や気温、生活リズムの変化にも影響されやすい傾向があります。
私、個人的なお話をすると、睡眠不足も腸の活動が悪くなります。
基本的には7時間から7時間30分を取るのが通常ですが、6時間台になるのが数日続くと体調不良になります。
これもストレス性によるものなので、自分のパターンを知るのが大切です。
④ 食物繊維・刺激物過敏タイプ
健康によいと思われがちな野菜や食物繊維でも、量やタイミング次第で逆効果になることも。
特に生野菜・キムチ・スパイス系などは腸が敏感な方には注意が必要です。
“腸と仲良くなる”第一歩は「自分を知る」こと
下痢を本気で改善したいなら、「整腸剤を飲む」よりも“自分の腸が嫌がること”を避けることの方が効果的です。
私自身がやっていることはシンプルです:
- 空腹時にはスープや温野菜など“優しいもの”から入る
- 脂っこいものは、夕方以降ではなく“昼に限定”
- 刺激物は「量」と「頻度」をあらかじめ決めておく
- 下痢が続いた時は、3日間だけ“腸休めメニュー”に切り替える
自分なりのルールを持つことで、「食べられないストレス」ではなく「うまく付き合う安心感」に変わっていきます。
こんな記録を取ると改善しやすくなる
● 食べたもの(時間・量)
● 飲んだもの(種類・タイミング)
● 下痢が起きた日時とその直前の行動
● 睡眠や運動、ストレスレベル
こうした“見える化”をするだけで、「あ、これは合わない」と気づけるようになります。
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まとめ:下痢体質は“自分観察”で改善できる
「体質だから…」と諦める前に、まずは自分の下痢パターンに気づくことから始めましょう。
食べ方、タイミング、種類、体の疲れやストレス。
すべての要素が腸とつながっています。
整腸剤を常備する生活を卒業するために、“あなたの腸の取り扱い説明書”を作るつもりで向き合ってみてください。
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