モートン病の本当の原因とは?整形外科やインソールで改善しない理由
「整形外科でモートン病と診断されたけど、なかなか良くならない…」
「インソールを使っているのに、歩くたびに足の指の付け根が痛い…」
そんなお悩みを抱えていませんか?
モートン病の治療ではインソールや薬が処方されることが一般的ですが、実際には症状が改善しない方が多いのも現実です。
本記事では、モートン病がなぜ改善しないのか、本当の原因と正しいアプローチについてわかりやすく解説します。
モートン病とは?
モートン病とは、足の指(第3・第4趾)の付け根に痛みやしびれを感じる疾患で、神経が圧迫されることで痛みが起こるとされています。
特にヒールを履く女性や、長時間の立ち仕事・歩行が多い方に多く見られるのが特徴です。
神経腫は 足に負担がかかり、続けて炎症を起こす。
このような状態が起こり続けていくと、神経自体が太くなってしまう状況になります。
肥厚(ひこう) と言うような現象が起きます。
神経だけでなく、筋肉や靭帯でも同じ現象が起こることがあります。
いちど太くなってしまうともとに戻す事はできなくなってしまうので、早めの対策が必要と言うことになります。
整形外科やインソールでも治らない理由
モートン病に対しては、
- 痛み止めの薬や注射
- インソール(足底板)の処方
- 手術
といった処置が一般的です。
しかし、「足の裏」だけに注目した治療では根本的な改善は難しい場合があります。
改善しない理由①:姿勢や体の使い方の問題
多くのケースで見落とされがちなのが、体の使い方や歩き方です。
猫背や反り腰、骨盤の傾きなどが原因で体重のかかり方が偏り、足の指の付け根に過度な圧力がかかることで症状が慢性化してしまいます。
特に普段からヒールを履いたり、かかとの高い靴を履く方は要注意です。
たかが2センチから3センチと思うかもしれませんが、足にかかる負担は大きくなります。
まずは症状改善させるためにスニーカーだけを履くようにしましょう。
改善しない理由②:ふくらはぎや足首の柔軟性の低下
ふくらはぎや足首が硬くなると、衝撃を吸収できずに前足部に負担が集中します。
これもモートン病を慢性化させる一因となります。
しゃがみこんだ時に、足を抱え込んで、まっすぐお尻を引くことができない方は、足首の柔軟性がなくなっている可能性があります。
踵が少し浮いてしまったり、ものを持たないとしゃがめない方は要注意です。
大きく分けると、この2つが原因として挙げられます。
もちろんこれだけでなく、体の歪みなど複数の原因が重なり合ってモートン病を悪化してしまいます。
根本改善のポイントとは?
整形外科での処置だけでなく、以下のような全身からのアプローチが重要です。
- 骨盤の傾きや姿勢を整える
- 足首・ふくらはぎの柔軟性を回復させる
- 歩き方や立ち方を改善する
つまり、「足だけを見ない」ことが改善への第一歩なのです。
実際の改善例
当院では、整形外科でインソールを試しても効果がなかった50代女性が、体の使い方や姿勢の調整を行うことで6ヶ月で症状がほぼ消失したケースもあります。
身体全体を見てアプローチすることで、驚くほど変化が出ることがあります。
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まとめ
モートン病は単に「足の病気」ではなく、全身の使い方や姿勢の問題が深く関係しています。
整形外科やインソールで改善しないとお悩みの方は、ぜひ体全体を見直すことから始めてみてください。
モートン病の症状は基本的に良くなります。
しかし悪化すると改善のスピードが非常に遅くなったり、症状が根治しなくなる可能性があります。
どのような症状でもそうですが、早めの対策をすることが最も大切です。
ひこばえ整骨院モートン病に対する治療
ひこばえ整骨院ではモートン病の治療を非常に得意としています。
悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。
もしあなたがモートン病による痛みやしびれに悩まれているならば是非下記をご覧ください。