右肩から指先まで続く痛み・しびれで悩んでいた|60代女性の症例

症例の概要

右肩から腕、手首・指先にかけて痛みやしびれが続いていた60代女性の症例です。

2024年5月頃から症状が始まり、市販の湿布や薬、鎮痛剤などを使用しながら仕事を続けていました。

一時的に痛みが軽くなることはあっても症状が続き、「このまま痛み止めを飲み続けるのだろうか」と不安を感じていたとのことです。

YouTubeで当院を知ったことをきっかけに、2024年9月に来院されました。

患者さん

60代 女性 清掃のお仕事

来院:2024年9月

来院時のお悩み

2024年5月頃から右肩周辺に症状を感じるようになり、その後、右肘・手首・指先まで痛みやしびれを感じる状態になっていました。

来院時には、主に次のようなことで困られていました。

  • 右肩から腕、指先まで痛みやしびれを感じる
  • 仕事や日常生活の動作がつらい
  • 仕事が終わった後には腰痛も感じる
  • 休みの日や仕事後に症状が強くなる
  • 湿布や薬、鎮痛剤を使用しても症状が続いている

特に、「このまま痛み止めを飲み続けなければいけないのか」ということに不安を感じていました。

これまでの経過

症状が始まったのは2024年5月頃でした。

最初は右肩から右肘にかけて痛みを感じ、その後、手首や指先までしびれと痛みを感じるようになりました。

市販の湿布を使用したり、薬を飲んだりしてご自身でも対策されていましたが、症状が続いていました。

仕事や日常生活にもつらさを感じるようになったため鎮痛剤を使用していましたが、一時的に痛みが軽くなっても再び症状を感じる状態だったとのことです。

「何かほかに方法はないだろうか」と調べていたところ、YouTubeで当院を知り、2024年9月に来院されました。

当院で確認した身体の状態

来院時には握力に大きな問題はなく、仕事中に常に強い症状が出ているわけではありませんでした。

一方で、休みの日や仕事が終わった後などに、右肩から腕にかけての痛みやしびれを強く感じる状態でした。

そこで症状のある肩や腕だけではなく、首の状態や立ったときの身体全体のバランスも確認しました。

身体を確認すると背骨に側弯がみられ、左肩が下がった姿勢になっていました。

今回の症例では、このような姿勢や身体のバランスも、日常生活で身体にかかる負担を考えるうえで確認する必要があると考えました。

施術の考え方

今回の症例では、右肩や腕だけに施術を行うのではなく、首の状態や姿勢、身体全体のバランスを確認しながら進めました。

特に清掃のお仕事をされているため、仕事中だけでなく、仕事後や疲労がたまった際に症状がどのように変化するのかも確認しました。

また、患者さん自身が日常生活の中でも身体の状態を意識できるよう、姿勢や歩き方についてもお伝えしました。

症状の変化を確認しながら、来院間隔についても段階的に調整していきました。

施術後の経過

初回〜3回目

初回から3回目までは、1週間に1回程度の間隔で身体の状態を確認しました。

右肩や腕の症状だけでなく、首の状態や姿勢、身体全体のバランスを確認しながら施術を進めました。

4回目|痛み・しびれが来院時の半分程度に

4回目の来院時には、ご本人の感覚として痛みやしびれが来院当初の半分程度になっていました。

そこで身体の状態を確認しながら、来院間隔を2週間に1回程度へ広げました。

7回目|痛みよりも違和感を感じる程度に

7回目頃には、ご本人から「ほとんど痛みはなく、違和感を感じる程度」とのお話がありました。

疲労がたまった際には身体のバランスにも変化がみられたため、その後も状態を確認しながら施術を続けました。

この頃から、来院間隔を3週間程度に広げていきました。

12回目|日常生活で症状がほとんど気にならない状態へ

最終的に12回目まで身体の状態を確認しました。

その時点では、ご本人から痛みやしびれは日常生活でほとんど気にならなくなったとのお話があり、一度施術を一区切りとしました。

患者さんの感想にもあるように、約5か月の経過の中で姿勢や歩き方についても意識するようになり、ご自身の身体をメンテナンスすることの大切さを感じていただけたとのことでした。

院長の考察

今回の症例で重要だったのは、右肩から腕・指先に症状が出ているからといって、その部分だけで身体の状態を判断しなかったことです。

来院時には握力に大きな問題はありませんでしたが、右肩から腕、指先まで痛みやしびれが続き、特に仕事後や休みの日に症状を強く感じていました。

そこで首や肩だけでなく、立ったときの姿勢や左右の肩の高さ、背骨の状態なども確認しました。

また、清掃のお仕事を続けながらの施術だったため、院内で身体が楽になるかどうかだけではなく、実際に仕事や日常生活を送った後に症状がどう変化するのかを見ることも大切にしました。

4回目、7回目と症状の変化を確認しながら来院間隔を広げ、最終的には日常生活で痛みやしびれをほとんど気にせず過ごせる状態になったことが、今回の症例で大きな変化だったと考えています。

首から肩・腕・手にかけて痛みやしびれがある場合でも、その状態や経過は一人ひとり異なります。症状だけで判断せず、これまでの経過や身体の状態、実際に困っている動作まで確認することが大切です。

患者さんの直筆の声

右肩から腕・指先の痛みとしびれで来院された60代女性の直筆の感想

2024年5月の初め頃から右肩から右肘にかけての痛みから始まり、手首指先までしびれと痛みの日々が続きました。

市販の湿布薬を貼ってみたり、関節に効きそうな薬を飲んだりしても気分が落ち込むばかり。

仕事や生活行動に痛みと辛さが伴うので、鎮痛剤を飲むようになりました。

しかし、一時的に痛みが治まっても、このまま痛み止めを飲み続けなきゃいけない、一生なのかと思うと何とかしたい。

何かいい方法はないかと探していたところ、YouTubeで齋藤先生の動画に出会い、こちらにお世話になりました。

約5ヶ月通院させていただき、日々の姿勢、歩き方、意識の持ち方を教えていただき、自分の体のメンテナンスの大切さを知りました。

60年以上付き合ってきた自分の体と、これから先の人生を共に過ごす身体との付き合い方を、齋藤先生から教わった気がします。

とても感謝しています。

本当にありがとうございました。

※上記は患者さん個人の感想です。施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

頚椎ヘルニアによる腕の痛み・しびれでお悩みの方へ

首から肩・腕・手にかけて痛みやしびれがある場合でも、症状の程度や身体の状態、これまでの経過は一人ひとり異なります。

ひこばえ整骨院では、痛みやしびれを感じている部分だけを見るのではなく、首の状態や姿勢、身体全体のバランスなども確認したうえで施術方針を考えていきます。

頚椎ヘルニアによる腕の痛みやしびれに対する当院の考え方や施術については、下記の症状別ページで詳しくご説明しています。


頚椎ヘルニアによる腕の痛みやしびれの原因・施術について詳しく見る

※施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

この記事の執筆・監修者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤克也

齋藤 克也

ひこばえ整骨院 院長

柔道整復師(国家資格)

ひこばえ整骨院では、院長の齋藤克也が患者さんの身体の状態を確認し、施術まで一貫して担当しています。

当サイトの症例記事では、実際に来院された患者さんの経過をもとに、来院時のお悩み、身体の状態、施術の考え方、その後の変化についてご紹介しています。

症状名や画像上の所見だけで判断するのではなく、「どのような動作で困っているのか」「日常生活で何ができなくなっているのか」まで確認することを大切にしています。

2019年には、セルフケアや身体の使い方についてまとめた書籍を出版。現在も臨床に携わりながら、患者さんに身体の状態をできるだけ分かりやすく伝えることを心がけています。