齋藤の言葉

今回の改善事例は、肩こり、頭痛、背中の痛みが強くて、夜も眠れない。そんな症状を持っている方の改善事例をご紹介します。こちらにこられた際には仕事もままならないくらいしんどく、ご自身でも一生懸命ストレッチなどをされていたみたいです。自分ではどうしようもない状態になってきたので来院されました。どのように治療から卒業でき、症状改善までの経緯をこちらでお話をします。

初回来院時の悩み

  1. 肩こりと頭痛で気分も悪くなってしまい、夜も眠れない
  2. 仕事の際に背中の痛みで集中する事ができない
  3. 自分なりにストレッチや体操をしているけれども症状が変わらない

初回の治療と症状、アドバイス

一番つらい症状は肩こりと頭痛。

そして仕事中に症状が出てしまい集中できないと言うこと。

これがとても辛いと言うことでいらっしゃいました。

毎日寝る前や朝起きたときに自分なりにストレッチをされていました。

腰をひねったり肩甲骨を動かすような体操までされていました。

しかし、一向に改善する気配がなく、毎日が億劫と言うようなことで言われていました。

全身をくまなく検査をしたところ1番悪かったところが肋骨

呼吸が非常に浅くてしっかりと深呼吸ができないような状況でした。

肋骨がうまく働いていないことがとても大きく影響しまい、結果的に背中と肩甲骨あたりが硬くなってしまいます。

下の写真のように肋骨と言うのは胸の前の胸骨。

そして、背骨の骨を連結するような形で体を覆っています。

深呼吸をしてもらうとわかりますが、深呼吸をすると肋骨が膨らむような状況が分かりますでしょうか?

呼吸をしていくと肋骨は膨らんだり縮んだりして肺の動きを助けてあげます。

しかし、猫背になってしまったり姿勢が悪くなると呼吸が浅くなります。

呼吸が浅くなると先ほどお話しした通り肋骨の膨らみが少なくなってしまうので肋骨が動かなくなります

結果的に本来動くはずの肋骨の動きをかばうかのように背骨の筋肉が頑張りすぎてしまいます。

なので症状がどんどんきつくなってしまう。

そのような悪循環になってしまっていました。

この状況で肩甲骨を動かしたり、背骨のストレッチをしても意味がないわけでは無いのですが、大元が肋骨なので成果が出にくかった。

と言う状況になってしまいました。

2回目以降の治療

初回の治療は、全体の筋肉を緩めることと肋骨を大きく動かすことを中心に治療をしました。

日常生活でのアドバイスは、立っている姿勢と座っている姿勢の両方とものアドバイスをしました。

2回目から4回目までは1週間の1回でのペースで治療を行っていきました。

3回目の治療のときには歩き方のアドバイスをし、4回目の治療のときにはストレッチ方法や体操の手順をお伝えしました。

その内容に関しては動画で作成しているので下記をご覧ください。

直筆の声にも変えていますが3回目以降に少しずつ症状が改善していきました。

症状が徐々に改善したのでそこからは2週間に1回のペースで治療。

8回目ほど治療を行ったときには痛みがほとんど出ない状態にまで改善しました。

仕事の際の不調なども症状がなくなりました。

朝起きの辛さだけがまだ残っていたので、枕の高さ等のアドバイスも同時にしました。

状態はかなり良かったので、3週間から1ヵ月間に1回のペースで治療行っていきました。

初回を含めて13回目の治療のときには自覚症状がゼなくなり1ヵ月間の1回のペースで2回ほど治療しましたが、それでも自覚症状がぶり返す事はほとんどありませんでした。

ご本人的にもかなり楽になり日常生活が楽になくなった。

と言うこと言われていたのでこの時を持って治療終了としました。

症状がしんどくならないのが1番ですが定期的に体をケアする。

と言う形でメンテナンスえと移行しました。

現在は2か月に1回程度の間隔で施術を行っています。

側弯症で手術も考えた。痛みも改善して本当によかった

背中の痛みがあり来院しました。

自分でほぐしたりストレッチをしても改善せず。

痛みで気分が悪くなるほどでした。

通院3回目位までは良くなったり悪くなったりでしたが、回数を重ねるごとに良くなり、だんだんと次の来院日になっても体が楽な状態が続いていました。

治療しても終わりではなく、歩き方や座り方、枕の高さを指導してもらえたので、自分自身でも気をつけることで再発しないようにできました。

体が楽だと気分も安定するようになりました。

ありがとうございました。

個人の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

 

 

 

まとめ

今回のように自分の中でストレッチを教えたりマッサージをしてもなかなか良くならない。

そんな方もとても多いと思います。

なんでこれだけ一生懸命やっているのに症状が良くならないんだろう。

そんなふうに思ってるのであれば、もしかしたら原因が違うところにあるかもしれません。

今回の内容が少しでもお役に立てれば幸いですのでぜひ参考になさってください。

痛みや症状はしっかりと治療をすればきっとよくなりますよ。

 

ひこばえ整骨院肩こりに対する治療

ひこばえ整骨院では肩こりの治療を非常に得意としています。

悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。

もしあなたが肩こりによる頭痛悩まれているならば是非下記をご覧ください。

 

執筆者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)

柔道整復師(国家資格保持者)

業界歴16年。

18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。

2019年ストレッチの本を発行。

 

本を執筆

柔道整復師 齋藤 克也監修