歩くのもつらかった右股関節の痛みの症例|西宮市 ひこばえ整骨院

症例の概要

お孫さんを抱っこしたことをきっかけに、右股関節の付け根に痛みを感じるようになった方の症例です。

その後、自宅近くの整骨院や整形外科にも通われていましたが、本人としては症状が良くなっている実感がなく、次第に痛みが強くなっていきました。

約4か月間我慢していましたが、歩くこともつらくなってきたため当院へ来院されました。

来院時のお悩み

最初に股関節の痛みを感じたのは、お孫さんを抱っこした後でした。

右股関節の付け根に痛みが出るようになり、その後も症状が続いていました。

他院で施術やリハビリを受けていましたが、本人としては症状が改善せず、むしろ徐々につらくなっていると感じていました。

最終的には歩くことにも支障を感じる状態になり、「この股関節の痛みを何とかしたい」ということで来院されました。

これまでの経過

痛みが出始めてから来院まで、約4か月が経過していました。

その間にも整骨院や整形外科へ通っていましたが、股関節の痛みは続いていました。

来院時には痛みだけでなく、股関節の動かせる範囲も狭くなっており、歩くこと自体がつらい状態でした。

当院で確認した身体の状態

来院時には、まず痛みのある右股関節だけでなく、身体全体の状態を確認しました。

右股関節周囲には強い痛みがあり、股関節の動かせる範囲もかなり狭くなっていました。

また、痛みを避けるような身体の使い方がみられ、姿勢や身体全体のバランスにも変化が出ていました。

今回の症例では、痛みが強く出ている股関節周囲へ無理に刺激を加えるのではなく、まずは股関節への負担を抑えながら身体を動かせる状態をつくる必要があると考えました。

施術の考え方

初回は主に次の3点を考えながら施術を行いました。

  1. 痛みを避けることで変化していた身体全体のバランスを確認する
  2. 股関節に関連する周囲の筋肉の状態を整える
  3. できるだけ股関節への負担を抑えて歩く方法をお伝えする

来院時は股関節周囲の痛みが強かったため、患部へ強い刺激を加えることは避けました。

まずは周囲の状態を確認しながら施術を行い、あわせて日常生活で股関節へ負担をかけにくい歩き方についてお伝えしました。

施術後の経過

2〜4回目

初期は1週間程度の間隔で身体の状態を確認しました。

2回目の来院時にはまだ痛みは残っていましたが、本人としては初回より症状が軽くなったと感じていました。

3回目には、本人の感覚では痛みが来院時の半分程度まで軽減していました。

そのため、身体の状態を確認しながら股関節周囲への施術も少しずつ加えていきました。

4回目以降は、股関節だけでなく、歩き方や姿勢、足首なども含めて身体全体の動きを確認しながら施術を進めました。

5〜8回目

この時期には来院間隔を約2週間に1回へ広げました。

本人の感覚では、来院時の痛みを10とすると2〜3程度まで軽くなっていました。

痛みの変化だけでなく、日常生活や歩行時にどの程度支障があるのかも確認しながら施術を継続しました。

9〜12回目

9回目以降は、約3週間に1回の間隔で状態を確認しました。

合計12回の施術を行った時点では、本人が感じていた股関節の痛みはほとんど気にならない状態になっていました。

そのため、股関節の痛みに対する施術はいったん終了しました。

その後は、ご自宅での用事や東京へ行く機会など身体を使うことも多いため、ご本人の希望もあり定期的に身体の状態を確認しています。

院長の考察

今回の症例で特徴的だったのは、右股関節の痛みが出始めてから約4か月が経過し、来院時には歩くことにも支障が出ていたことです。

痛みが強い状態では、その場所をかばうように立ったり歩いたりすることがあります。今回も、股関節の動かせる範囲が狭くなっているだけでなく、痛みを避けるような身体の使い方がみられました。

そのため最初から痛みのある場所へ強い刺激を加えるのではなく、まずは周囲の状態や歩き方などを確認し、股関節への負担を考えながら施術を進めました。

経過に合わせて股関節周囲への施術を加え、さらに歩き方や姿勢、足首なども確認していった結果、徐々に本人が感じる痛みも軽くなっていきました。

同じ股関節の痛みでも、痛みが出たきっかけや経過、現在困っている動作は患者さんによって異なります。当院では、痛みの場所だけで判断するのではなく、実際にどのような動作で困っているのかを確認しながら施術方針を考えることを大切にしています。

患者さんの声


右股関節の痛みで来院された患者さんの感想

※施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

股関節の痛みでお悩みの方へ

股関節の痛みは、歩く、立ち上がる、階段を使うなど、さまざまな日常動作に影響することがあります。

ひこばえ整骨院では、痛みを感じている股関節だけでなく、これまでの経過や股関節の動き、歩き方、身体全体の状態を確認したうえで施術方針を考えていきます。

股関節の痛みに対する当院の考え方や施術については、下記の症状別ページで詳しくご説明しています。


股関節の痛みの原因や施術について詳しく見る

この記事の執筆・監修者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤克也

齋藤 克也

ひこばえ整骨院 院長

柔道整復師(国家資格)

ひこばえ整骨院では、院長の齋藤克也が患者さんの身体の状態を確認し、施術まで一貫して担当しています。

当サイトの症例記事では、実際に来院された患者さんの経過をもとに、来院時のお悩み、身体の状態、施術の考え方、その後の変化についてご紹介しています。

症状名や画像上の所見だけで判断するのではなく、「どのような動作で困っているのか」「日常生活で何ができなくなっているのか」まで確認することを大切にしています。

2019年には、セルフケアや身体の使い方についてまとめた書籍を出版。現在も臨床に携わりながら、患者さんに身体の状態をできるだけ分かりやすく伝えることを心がけています。