齋藤の言葉

腓骨筋炎。と病院や整形外科で診断をされた。湿布を貼ったり靴を変えたりインソールを作ってみたり。それでもなかなか足の痛みが改善しない。そんなふうに悩んでいる方も多いのではないでしょうか? 今回このブログでは腓骨筋炎の痛みを解消するための方法としてマッサージとテーピングをご紹介します。動画でも詳しく解説して歩き方のお話もしています。痛みや辛さで悩まれているのであればぜひ参考になさってください。

腓骨筋炎を治すために足の状態を知る必要がある

テーピングやマッサージの方法をお伝えする前に腓骨筋炎の事についてもお話をします。

理屈がしっかりとわかった方が自分自身でもどのようにすれば治るのか。

ということがよくわかるようになります。

下の写真をご覧になってください。

画像引用元

腓骨筋と言うのは2つに分かれます。

長腓骨筋(上の写真)

短腓骨筋(下の写真)

意味はそのままですが、すねの外側から足の裏まで伸びているのか、脛の途中から足の裏まで伸びているのか。

長さの違いで長い短いと言う名前がついています。

筋肉がくっつくところも違います。

長腓骨筋は親指側まで伸びていますが短腓骨筋は小指側で筋肉が終わっています。

この2つの筋肉は土踏まずを作るのに非常に重要な筋肉で、使いすぎたり使い方が悪くなってしまうと偏平足を併発することもあります。

この2つの筋肉が使いすぎ、使い方が悪いなどのような状態になってしまうと外くるぶしと腱の部分で炎症を起こしてしまい腓骨筋炎となってしまいます。

痛くなるところは下のような写真の部分になります。

 

テーピングを貼る時も、マッサージをする時もこの筋肉の流れに沿ってマッサージをしていきます。

そういう意味でも筋肉の始まりと最後はしっかりと理解する必要があります。

最終的に痛みを根本的に改善しようと思うとこの2つの筋肉をうまく使いこなす必要があります。

それと同時に、使い方を変える必要があります。

それが歩き方。

その方法を動画で後ほどご紹介しますのでマッサージとテーピングをご覧になった後に歩き方も同時に見るようにしてください。

腓骨筋炎を治すために必要なマッサージの方法

動画と合わせてご覧になって下さい。

より理解が深まると思います。

右足を題材にしていきますが、腓骨筋は2つの種類があります。

2つとも基本的には同じところを走行しているような状態なのでマッサージ方法は1つだけで充分です。

下の写真のように出っ張っている骨から足の外側まで10の区画に分けていきます。

その上を片手もしくは両手で指圧をするように行っていきます。

この時にぐりぐりするようなマッサージをすると逆効果になってしまいますので十分に注意をしましょう。

1カ所3秒間を継続的に押さえて10カ所押さえていきます。

上から順番に抑えていき合計3回繰り返していきましょう。

石鹸やマッサージクリームを使って上から順番に流す方法

マッサージをする部分は同じですが氷骨の出っ張っている骨の部分から下に向けてゆっくりと流すようにしていきます。

上から順番に5秒間ほどかけてゆっくりとマッサージを行っていきます。

その動作を5回行っていきましょう。

筋肉の流れに沿って行っていけば痛くなる事は基本的に無いので安心してください。

こちらも同じように強い力ですると筋肉の繊維が壊れてしまいますので十分に注意をしてください。

流すのも、合計3回繰り返して行きます。

腓骨筋炎を治すために必要な外くるぶしのマッサージ方法

外くるぶしの周辺をマッサージしますが、この部分は痛みが出やすい部分でもあるので十分に注意をしてください。

3カ所に分離するような形で分けていただいて、その部分を1カ所ずつ優しく押さえるようにしていきます。

秒数は先ほどと同じで1カ所3秒間を3カ所。それを3回繰り返していきます。

押さえている段階で痛みが強く出たり、辛い状態があればこのマッサージはすぐに中止するようにしましょう。

マッサージの方法は以上となります。

痛いのを我慢してぐりぐりしてしまうと逆効果になってしまうのでそれだけは絶対にしないようにしましょう。

お風呂の中もしくはマッサージクリームなどを使った方がより滑りやりやすいと思います。

動画で見るとよりわかると思うので、上記の動画も参考になさって下さい。

腓骨筋炎の痛みを改善するためのテーピング方法

次にお話しするのはテーピングの方法です。

先ほどはマッサージで筋肉を緩めました。

テーピングをする目的と言うのは筋肉の負担を最小限に押さえることもあります。

テーピングの種類は下の写真があるようにキネシオロジーテープと言うものを使います。

アマゾンで販売をしていますのでリンクを貼らせていただきます。

http://ur0.work/LvHz

基本的にテーピングを貼るときはすべてこのテープを使いますので自宅にいっこあると非常に便利かと思います。

用意するテーピングは

  • 45センチのテーピングを1本
  • 25センチのテーピングを1本

動画の中でもお伝えをしていますが、私の身長190センチあります。

通常の身長だとかなり長いと思いますので実際にテーピングをあてがいながらサイズを測るようにしてください。

テーピングの貼り方は基本的にマッサージと同じで、筋肉の走行に沿って行っていきます。

先ほど2つの筋肉があるとお話しをしました。その2つの筋肉の流れに沿ってテーピングを貼り付けていきます。

 

注意点があります。

テーピングを貼るときには足首を必ず90度の状態にもっていくようにしましょう。

足首がねじれていたり伸びていたりしてしまうと効果があまりありませんので90度って言うところにこだわりを持つようにしてください。

すねの外側にある出っ張っている骨その部分から外くるぶしに向けてまっすぐに伸ばしていきます。

このテーピングは伸ばすことができるので力いっぱい伸

ばすのを10と考えると目安5位を伸ばすようにしましょう。

外くるぶしに向かって引っ張っていきかかとにくっつくようにしていきましょう。

日本目も同じようにすねの外側3分の1部分からスタートしてその後緑地に向かってテーピングを伸ばすようにしましょう。

足首を90度に保ってテーピングを貼ることで足首の固定がしっかりとされることがわかると思います。

この方法を行っていくと足首の固定力がますので歩くときに楽な状態を感じることができると思います。

動画でも載せていますのでそちらを同時にご覧になってください。

 

腓骨筋炎を大元から治すための正しい歩き方

歩き方は非常に重要です。

何度も再発をしないように使い方から変える。

と言うのは非常に重要な考え方です。

歩き方に関しては3つのステップに分けています。

動画でご覧になっていただいた方が確実に理解ができると思いますのでそちらの方併せてご覧になってください。

 

 

腓骨筋炎を再発せずに治すためには

最後にまとめさせていただきます。

今回はテーピングの方法やストレッチの方法、マッサージの方法をお伝えしました。

そして何度も再発をさせないためにも歩き方の修正方法も同時にお話しさせていただきました。

すべて実践すると最初は時間かかるかもしれません。

しかし、腓骨筋炎は何度も再発を起こしやすいものなのでどこかでしっかりと直す必要があります。

今回の方法は私自身も患者さんにお伝えしている内容ですし、成果のあるものだけをブログと動画でご紹介させていただきました。

できる範囲からで結構ですのでぜひ続けてみてくださいね。

 

当院で腓骨筋炎の痛みを根本から改善しませんか?

当院では腓骨筋炎の治療を行っています。

痛みを改善することはもちろんですが、何度も再発をさせないように根本から改善させることを目的としています。

もしあなたが再発をせず、体の使い方からしっかり治したいな。

そんなふうに思ってのであれば下記にあるホームページをご覧になってください。

きっとあなたのお役に立てると思いますよ。