
事例の概要
食べることが好きで運動は苦手。体重が増えていることは気になりながらも、「何をしても痩せられないから仕方がない」と感じていた30代女性の事例です。
かわいいと思った服を買っても、自分が着ると思っていたイメージと違う。写真を撮ると顔まわりが気になり、友人と一緒に写った写真を見て落ち込むこともあったそうです。
置き換えダイエットにも挑戦しましたが、物足りなくなって食べてしまうことがあり、仕事ではいただきものも多く、食事を制限し続ける方法は難しいと感じていました。
そこで今回は、食べるものをすべて禁止するのではなく、普段の食事や間食をどのように調整するかを一緒に考えながら取り組みました。
患者さん
Tさん 30代女性
来院時のお悩み
- 食べることが好きで、食事制限を続けるのが難しい
- 運動が苦手
- 体重が増えているが、何をしても痩せられないと感じていた
- お腹や背中の体型が気になる
- 太もものボリュームも気になる
- 置き換えダイエットをしても物足りず、食べてしまう
- 職場でいただきものが多く、断りにくい
- 好きな洋服を自信を持って着たい
特に印象的だったのは、「痩せたい」ということだけではなく、着たいと思った洋服を自分が着るとイメージと違うことを気にされていたことです。
食べることを楽しみながら、無理なく続けられる方法を見つけることが今回の大きなテーマになりました。
これまでの生活と食事
フルタイムで仕事をしており、残業になることもありました。
また、食べることだけでなく料理をすることも好きで、自分で料理を作るとそのまま食べる機会も増えていました。
職場などでいただきものをする機会も多く、「もらったから食べる」ということもありました。
過去には置き換えダイエットにも取り組みましたが、それだけでは物足りず、結局ほかのものを食べてしまうことがありました。
そのため、単純に「食べない」という方法ではなく、普段の生活を続けながら取り組める方法を考える必要がありました。
取り組みの考え方
今回の取り組みでは、「○○は絶対に食べてはいけない」と禁止する方法にはしませんでした。
普段何を食べているのかを確認し、食べる回数や量を調整したり、別の食品を選んだりしながら、ご本人が続けやすい方法を一緒に考えました。
最初は、ご飯の量を調整しながら、肉や魚などのたんぱく質、豆製品などを意識して摂ることを提案しました。
外食やコンビニを利用するときにも、特定の食品を一律に禁止するのではなく、食事全体の内容を見ながら選び方を考えました。
また、いただいたお菓子についても、必ずその場で食べるのではなく、持ち帰って家族に渡すなど、ご本人が実践しやすい方法を考えました。
食べてしまったときに「失敗した」と考えるのではなく、その後の食事をどのように調整するかを身につけることも大切にしました。
3か月間の経過
1〜6回目
最初はご飯の量を減らすことに少し難しさを感じていましたが、甘いものを食べる機会を減らすことには比較的スムーズに取り組めていました。
途中でご飯やお菓子を食べる機会があっても、そのまま食生活が大きく崩れることなく、その後に調整できるようになっていきました。
コンビニを利用するときの選び方についてお伝えすると、料理が好きなことを活かして、ご自身でもさまざまなレシピを考えるようになりました。
5〜8回目
途中には体重の変化が停滞し、一時的に増える時期もありました。
思ったように数字が動かないことで気持ちが折れそうになったり、仕事のストレスが重なって食べたくなったりすることもありました。
実際、ご本人の感想にも「たまにやけ食いをして、ポテトチップスを一袋食べることもあった」とあります。
それでも、そこで取り組み自体をやめるのではなく、身体のサイズなどそれまでの変化も確認しながら続けました。
9〜12回目
食事についての理解が深まり、食べる量が増えた日があっても、その後の食事を自分で調整できるようになっていきました。
取り組みを始めて3か月ほど経った頃には、周囲の方から「痩せた?」と声をかけられるようになったとのことでした。
職場の方と食事をしたり、おやつを食べたりする機会もありましたが、周囲にはダイエット中だと気づかれていなかったそうです。
12回終了時には、当初設定していた目標体重まで1kg未満となり、ウエストは開始時から9cm小さくなっていました。
※身体の変化には個人差があります。本事例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。
取り組み後の変化
ご本人が特に変化を感じていたのは、身体全体のシルエットでした。
以前から気になっていた太ももについても、取り組み前と比較してすっきりしたと感じられていました。
また、数字や見た目以上に大きかったのが、「自分でも痩せられるんだ」と感じられたことでした。
食べることそのものを我慢し続けるのではなく、食べる機会があったときに、その前後でどのように調整するかを考えられるようになったことも、ご本人が良かったと感じていた点です。



患者さんの声
ご本人からは、「○○はダメ」と一律に禁止されなかったことが、自分には合っていたとの感想をいただきました。
好きなものを完全にやめるのではなく、食べる回数を減らしたり、別のものを選んだりすることで、思っていたより選択肢があることに気づいたそうです。
また、「食べないこと」ではなく、食べたときにその後をどう調整するかを覚えられたことで、これなら長く続けられそうだと感じられていました。
ご飯や麺類、パン、甘いものも好きだからこそ、すべてを我慢し続けるのではなく、自分に合った付き合い方を身につけられたことを前向きに捉えられていました。
※患者さん個人の感想です。身体の変化には個人差があります。
院長の考察
今回の事例で大切だったのは、「食べることが好き」というご本人の生活を否定しなかったことです。
食べることや料理が好きな方にとって、好きなものをすべて禁止する方法は継続することが難しくなる場合があります。
そこで、食べないことだけを目標にするのではなく、「食べたときに次をどう調整するか」「普段の選択をどう変えるか」という考え方を中心に取り組みました。
途中には体重が思うように変化しない時期や、仕事のストレスから食べすぎることもありました。
それでも、一度食べたことを失敗と捉えず、その後に普段の食生活へ戻せるようになったことは、継続するうえで重要な変化だったと考えています。
3か月という期間の中で、ウエストは開始時から9cm小さくなりましたが、数字だけではなく、ご本人が「自分でも変えられる」と感じられたことも今回の事例の大切なポイントです。
ダイエットでは、体重やサイズだけでなく、現在の生活の中で無理なく続けられる方法を一緒に考えることが大切です。
骨盤ダイエットについて詳しく知りたい方へ
食べることが好き、仕事で外食やいただきものが多い、過去に食事制限をしても続かなかったなど、ダイエットで困っていることは一人ひとり異なります。
ひこばえ整骨院では、普段の食生活や生活リズム、どのような体型を目指したいのかを確認しながら、取り組み方を考えています。
当院の骨盤ダイエットについては、下記のページで詳しくご紹介しています。
※身体の変化には個人差があります。本事例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。





