齋藤の言葉

さくこさん。知り合いの方もおつらそうですね。確かにすべり症で手術って場合もありますね。

 

さくこさん

そうなんですか。まだ45歳なのでかわいそうで・・・

 

 

齋藤の言葉

かなりお若いですね。わかりました。すべり症の事や改善する方法今からお伝えしますね。

 

 

 

さくこさん

齋藤先生。質問があります。知り合いにすべり症って診断された方がいたんです。すべり症だからもしかしたら手術もって言われたみたいなんです。すべり症って言われてもよくわからないみたいだし、何かいいアドバイスないですか?

齋藤の言葉

さくこさん。知り合いの方もおつらそうですね。確かにすべり症で手術って場合もありますね。

さくこさん

そうなんですか。まだ45歳なのでかわいそうで・・・

齋藤の言葉

かなりお若いですね。わかりました。すべり症の事や改善する方法今からお伝えします。

腰が痛い、足がしびれる等の症状ですべり症と診断をされた方がこのブログを御覧になっているかもですね。

もしかしたら家族にその様な症状で辛い思いをされている方もいらっしゃるかもしれないですね。

腰が痛いだけではなく、しびれやお尻〜太ももへかけての痛み、長時間歩くと腰痛が激しくなり数分するとましになって歩き出せる、というような症状が出ていませんか?

あなたのその症状、「すべり症」かもしれません。

このブログではすべり症の原因を詳しく解説すると共に対処方法をお伝えしています。

腰椎分離すべり症とは

腰椎すべり症、という言葉を聞いたことがありますか?

ヘルニアでもなく、腰椎分離症でもなく、腰椎すべり症。

言葉のとおり、すべり症は、腰椎がすべってしまったことで起こります。

背骨は頚椎、胸椎、腰椎の 3部分に分かれており、頚椎は前弯、胸椎は後弯、腰椎は前弯、というようにS字にカーブしています。

画像引用

本来、それらは関節や靭帯で強く固定されることで綺麗に積み重なった状態になっています。

ですがなんらかの原因で腰椎部分の固定が緩み、重なり方が崩れて前方に腰椎がずれてしまうことですべり症は起こります。

すべり症にもいくつかの種類があります。

分離すべり症

画像引用

腰椎の分離があるために起こるタイプです。

最も起こりやすいのは第5腰椎で、分離している部分が広がり、椎体が前方にすべってしまいます。分離があっても、すべり症が必ず合併するとは限りません。

 

変性すべり症

画像引用

脊椎分離がないのに起こるタイプ。加齢に伴って起こりやすくなります。

加齢によって、椎骨を支えている靭帯、椎間板、椎間関節などに緩みが生じたり、椎骨を支える筋肉が衰えたりすることで、椎骨を支えきれなくなってすべってしまいます。

中年以降の女性に圧倒的に多く、起こりやすいのは第4腰椎です。

 

先天性すべり症

比較的まれなすべり症です。

脊椎の後方部分の先天的な形成不全が原因となって起こるタイプ。

椎間関節がしっかり組み合わさっていないため、成長期になると椎骨がすべってしまいます。

第5腰椎がずれるケースが多く、ずれ方が大きいという特徴があります。

 

 

しかし、必ずしもすべり症になったから痛みが出るとは限りません。

気が付いたらすべり症でしたと言う事はざらにあります。

すべり症に敏感になるのではなく可能性としてとらえて下さい。

次はすべり症になった時の症状を詳しく解説します。

腰椎すべり症の症状

腰椎すべり症によって起こる症状は以下の通りです。

・腰痛

・下肢のしびれ、痛み、筋力低下

・間欠性跛行(かんけつせいはこう)

※長時間歩くと足に痛みや違和感がでてきて歩き続けることができなくなる。その場で座って体を丸めて休憩するとまた歩くことができるようになる歩行。

・残尿館、頻尿、便秘などの膀胱直腸障害

基本的に腰椎がずれることで背骨の中の、神経の通り道である脊柱管が圧迫されたりぶつかったりすることで起こる症状です。

同じように脊柱管が狭くなることで発生する、腰部脊柱管狭窄症と症状は似てきます。

内臓障害が行った場合は手術適応になる事がほとんどです。

すべり症になった時の対処法

すべり症の原因は主に筋力の低下です。

そのため、筋トレなどで鍛えるのも方法のひとつですが、鍛えるばかりではなく全身の筋肉を適度に使える状態で、なおかつ柔軟性のある筋肉をつける必要があります。

つまり、

  • 前にすべってしまった腰椎を支える腹筋(腹圧)を強くする。
  • 腰の骨が前にすべっていくことで起こる、腰の反り(腰椎前腕)を改善する。

この2点を目的に運動とストレッチを行ないます。

ドローイン法

両膝を立てた状態で仰向けになります。

お腹の上に手をあてて、背伸びをするように上に伸びながらお腹を凹ませます。

お腹に当てた手は、上から押さえつけるのではなく、凹んでいるかを確認するだけのものです。

5秒×10回を1日に3セットから行いましょう。

ドローイン法+骨盤の後傾

上のようにドローインの動きが出来てきたら、骨盤の傾きを戻すように動かしていきます。

ドローインします。

ドローインした状態からお尻と足の付け根あたりを天井に向けるように少し持ち上げます。

さらにお腹を凹ませるようにして、腰骨全体が床にくっつくようにします。

最後にもう一度背伸びをします。

これも5秒×10回を1日3セットから行いましょう。

 

文章だけでは非常にわかりにくいので、動画も合わせてご覧になって下さい。

腸腰筋のストレッチ

腰が反ってしまう原因の一つである腸腰筋をしっかりストレッチすることで、反りを改善します。

膝立ちになります。

片足を前に出して、一度背伸びをします。

その状態から恥骨を前に押し出すようにして骨盤を後傾させます。

?膝をついた方の足の付け根部分が伸びているかを意識しながら行いましょう。

20〜30秒かけてゆっくり行い、1日3〜4回を目標に続けて行きましょう。

 

普通の腹筋と何が違うの?

この3つはとても地味です。

見た目で言うと腹筋の方が効果がありそうですが、腹筋はアウターマッスルと言って表面の筋肉だけです。

すべり症改善に必要なのはインナーマッスルです。

上記3つをする事でインナーマッスルを鍛える事が出来る事と、お腹の中の筋肉【腸腰筋】を鍛える事ができます

こ2つが腹圧を高めるにはとても重要なのです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

腰椎すべり症は重度で手術になる場合はあまり多くなく、大体は軽度のすべり症です。

分離すべり症での分離を治したり、変性分離症の骨の変形を治したりすることはできませんが、すべりを和らげることは可能です。

特に年齢を重ねて悪化したものならば、放っておいても改善は見込めません。

症状の悪化を避けるためにも運動療法は必要になります。

そして、骨盤、背骨を元の位置に戻す事で痛みやしびれを改善する事ができます。

 

ひこばえ整骨院のすべり症の施術

ひこばえ整骨院ではすべり症に対応をしています。

すべり症だと診断されたからと言って全てが悪いというわけではありません。

きっちりと施術をすれば改善をします。

腰だけを見ても本当の原因は腰にない事があります。だからこそひこばえ整骨院では全身の見てすべり症の施術を行っていきます。

もし、当院ですべり症の施術を受けてみたいなと思ったら下記をクリック下さい。

執筆者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)

柔道整復師(国家資格保持者)

業界歴16年。

18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。

2019年に本を出版

本を執筆

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