今回は足がだるい方に是非試して頂きたい方法です。足がだるいとふくらはぎをマッサージする。足のストレッチをする。など色々とやる事が多いです。それでも改善しない方も多いと思います。そんな方に是非やって頂きたいのが股関節のストレッチ。実はこれがとても重要。股関節を動かす事によってなぜだるさが解消されていくのか?それについてご紹介をしていきます。もし足のだるさや辛さで悩まれているのであれば、今回の記事がお役に立てると思います。
足がだるくなってしまう方の共通点とは?
ほとんどの方に共通している部分があります。
これが
足がほとんど上がっていないこと
足がだるいと言う相談をよくかけるのですが、ほぼ確実に共通している部分が足を上げることがほとんどなく、すり足になってしまう方がとても多いです。
スリッパなどを履くと足を引きずるような音ってしますよね。
あれが常に出ている状況です。
よくつまずいたり、何もないところでひっかけてしまっている方もいます。
あなたはそのようなこつは無いでしょうか?
もし、歩いてる時に足音がザーザー鳴るような感じがあったり、よくつまずくような状況であれば、足が上がっていない証拠になります。
ふくらはぎのマッサージや、ストレッチ方法は効果がないのか?
足のむくみ解消の方法として、ストレッチやマッサージをされる方がとても多いと思います。
あまり効果がないのかなぁ?
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな事はありません。
筋肉を柔らかくしたり血の循環を良くするには非常に効果があります。
しかし、関節がうまく使えていないと、やった時はいいけれども次の日になるとまた元に戻ってしまう。
と言う悪循環が常に続いてしまいます。
今から説明をする関節の動きなどを考慮した上でマッサージャーストレッチをするとより効果あります。
足が上がっていないと、なぜだるくなってしまうのか?
歩く時に注目していただきたいのが4つの関節。
股関節、膝、足首、そして足の指
わざと行進のように歩いていただくとわかると思うのですが、股関節が曲がり、膝が曲がり、足首も指先も地面を蹴るときにしっかりと曲げ伸ばしをしていると思います。
本来は歩くときに 4つの関節の動きで連動しながら動かすようになっています。
4人で1つの動きをしているようなイメージを持ってください。
しかし、足が上がっていないとどのようになるでしょうか?
試しにすり足で歩いて下さい。
歩く事は充分可能ですが、股関節がほとんど動いていないのがわかるでしょうか?
4人でする仕事を足首と指先でしか使わずに膝と股関節がサボっている状態。
足が過重労働になりますよね。
実はこれが足のだるさの1つの大きな要因です。
ふくらはぎの筋肉とすねの前の筋肉が異常なほどがんばりすぎてしまっているイメージを持ってください。
これによって回復よりも疲労が勝ってしまうのでだるさに変わってしまいます。
足のだるさをなくす股関節の動きをつけるための2つの方法
ここからは手順についてご紹介をします。
下記に動画も載せておくので一緒に見ていただいたほうがより分かりやすいと思います。
股関節のストレッチその1
下の写真のように足の裏をくっつけてあぐらをかく。
足先が絶対に離れないようにして足の裏をくっつける。
くっつけた状態で体を前に倒す。
股関節の付け根や膝の内側がストレッチされていれば10秒間から15秒間継続的に伸ばす。
同じ動作を3回から5回繰り返す
股関節のストレッチその2
下の写真のように片側の足を下ろし反対側を足を組む。
外くるぶしが太ももの上に来るように行う。
足首が地面に対して垂直になるように行い、股関節を上から押さえる。
柔らかい人はストレッチされている効果全くありませんが、関節を開いているので問題ないです。
上記と同じように10秒間から15秒間持続的に伸ばすのを3回繰り返していきます。
今回ご紹介をした動画はこちら
以上の2つの方法が足のだるさを取るときに必要な股関節のストレッチ方法です。
歩き方をしっかり変えたり、足を少し大きく上げるだけでも、比較的浮腫やふくらはぎの高さ、その前の中も改善していきます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はふくらはぎのだるさやむくみを解消する方法についてご紹介しました。
ふくらはぎを一生懸命ストレッチをしたりマッサージをする事は非常に有効です。
しかし、それでもなかなか改善されないと言う方は今回の股関節のストレッチいちど試してみてください。
また歩くときに少しでもいいので足を上げるだけでもむくみやだるさ解消につながります。
今回の方法を行った上で、ふくらはぎのマッサージやストレッチなどをされるとより効果が出てきます。
ぜひ参考にしながら足のだるさの解消にお役立てください。
ひこばえ整骨院足のだるさに対する治療
ひこばえ整骨院では足のだるさの治療を非常に得意としています。
悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。
もしあなたが足のだるさによる痛みやむくみに悩まれているならば是非下記をご覧ください。
執筆者
ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)
柔道整復師(国家資格保持者)
業界歴16年。
18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。
現在ストレッチの本をAmazonにて発売中。
柔道整復師 齋藤 克也監修