齋藤の言葉

こんにちは。ひこばえ整骨院の齋藤です。今回は歩き方についてのお話です。最近はよく質問等いただくのですが、どのようにして歩けばいいのか。と言うような内容です。私自身歩き方は非常に重要視していて、すべての痛みにおいて最終的には歩き方を 変える必要があると考えています。 なぜならば普段の生活の中で使い方である歩くと言う動作がうまくできていないと体の痛みなどは必ず出てしまうからです。今回は体の痛みを取ることはもちろん、症状が再発しないための歩き方について記事と動画でご紹介をしています。ぜひ今回の方法覚えておいてください。

 

よくある間違った歩き方と立っている姿勢

いろいろな動画やブログなどを見ていると必ず歩くときに言われることがあります。

かかとからついてつま先でけりましょう

これ自体は決して間違っているわけではありません。

かかとからついて指先で蹴るような形で歩けば正しく歩けるのは間違いないです。

しかしこの歩き方をするとかかとに強い痛みを感じたり症状が悪化することがあります。

何故か?

必要以上に力を入りすぎてしまっているから

正しい姿勢をして歩き方をしようとすればするほど変に体に力が入ってしまいます。

この次に歩くときのポイントをお話しをしますが、基本的に歩く時にかかとからついて指先で行けると言うのは意識する必要はありません。

ある1つのポイントをすれば勝手に踵からついて指先で蹴ると言うことができるようになります。

正しい歩き方は何から変えていけばいいの?

歩き方を変えるときに大きく分けて5つのことをしていきます。

立ち方編

  1. 骨盤を立てる
  2. 顎を引く

歩き方編

  1. 手を振る
  2. 目線を遠く
  3. 足音を鳴らさない

全てで5つのことを行っていきます。

立ち方編 骨盤を立てる

まず骨盤を立てると言うこと。

下の写真をご覧いただきたいですが姿勢が悪い方の立ち方と言うのはこのような姿勢になっています。

あなたもこのような形になっていないでしょうか?

顎が前に出て、肩が中に入り、下腹が出てしまって膝が曲がっている。

姿勢が悪い方のほとんどはこのような状態になってしまいます。

この姿勢から次の写真のようにまっすぐにしていきます。

イメージとしては腰をそらすような感じ、お尻を突き出すような感じ。

このようなイメージがいいと思います。

立ち方編 顎を引くこと

次に大事なのが顎を引くこと。

先程の写真を見ていただくと顎が上に上がってしまっています。

顎が上に上がると肩が中に入ってしまう猫背になります。

そこで顎を引くことによって胸が勝手に張れる状態になります。

この時にしてはいけないことが無理矢理胸を張ると言うこと

これはすごく多いのですが、姿勢を良くしようと思って胸をたくさん張ろうとしてしまうこと。

自分の中では胸を張ると姿勢がまっすぐになっているのですが、極端に背中硬くなり負担が強くなってしまいます。

どちらかと言えば胸を張ると言う感覚ではなく

顎を引いて骨盤を立てれば勝手に胸が張れる状態にしなければいけません。

歩き方編 手を振る

まず1つ目が手を振ると言うこと。

両方ともに荷物を全く持たないと言う事は難しいと思います。

ただし、手を振るときには大きく振るようにして行きます。

試しにやっていただきたいのですが手を特に降らず歩いた時と、手をわざとらしく振って歩いて時歩くスピードや歩幅が変わってきませんか?

そしてもう一つ、手を振って歩幅が大きくなると勝手にかかとから着地しませんか?

実は歩くときに特に重要なのが手を振ること。

手を振ることで先ほど行った顎を引くことができるのと骨盤を立てることが自動的にできます。

それができるとかかとからついて指先で蹴る

と言うことが自動的にできるので特に意識する必要がなくなると言うわけです。

これは実際に歩いてみたほうがわかりやすいと思います。

歩き方編 目線を遠くにする

次が目線を遠くすること。

姿勢が悪い方や猫背の方はどうしても自分の足元や近いところ左見なくなってしまいます。

姿勢をまっすぐすると言う意味でも目線を遠くにするようにしましょう。

これも先ほどと同じように顎を後ろに引くことができれば勝手に目線は遠くになります。

外を歩くときには目線は遠くするように意識してみてください。

歩き方編 足音を鳴らさずに歩く

最後にする事は足音を鳴らさないと言うことです。

歩いていると足を引きずるようなザーザーするように歩いてる方いませんか?

男性の方だとがに股になっているとすごく足を引きずっている方が多いです。

そのような状態になると歩幅が小さくなってしまうし足の裏全体で地面に着いてしまいます。

体重がうまく地面に逃げることがなくなってしまいます。

そこで大切なのが足音を鳴らさないようにする。

鳴らさないようにして歩くとよくわかると思うのですが足を上に上げなければ足音を鳴らさないように歩けません。

表現の違いなのですが、足を上に大きくあげましょうと言われてもどれぐらいあげていいのか正直分かりません。

そこで上に上げると言う事は同じなのですが、足音がならないように歩くと足が上がります。

私も整骨院で指導させてもらっているときは足音を確認します。

自分の中ではすごく上げているように思っても足をするような音がすれば足が上がっていない証拠です。

靴の話にはなりますが、サンダルやスリッパで歩くと必ずと言っていいほど足がすってしまいます。

あれは足がほとんど上がらないからです。

正しく歩こうと思ってもサンダルやスリッパは不向きです。

ちょっとした時間であれば問題はありませんが、普段の通勤や休みの日によくある場合はサンダルやスリッパを履くのは控えましょう。

動画を一緒に診てもらった方がより分かりやすいと思いますのでぜひご覧になってください。

 

今回のまとめ

歩き方を変えると言うのは本当に重要なものです。

歩き方1つで痛みがなくなったり改善することもあります。

逆に言うとどれだけストレッチや日常生活を意識したとしてもストレッチが間違った方法だと正しい効果が出ません。

再発をしないためにも最大限の効果を発揮するためにも体の使い方である歩き方を正しく使えるようにしていきましょう。

動画でもお話をさせていただいているのでぜひ一緒にご覧になって痛み改善にお役立てください。

ひこばえ整骨院の歩き方に対する治療

ひこばえ整骨院では体に痛みの治療を非常に得意としています。

悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。

もしあなたが腰や肩の痛みを根本から解決したいのであれば、是非下記をご覧ください。

執筆者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)

柔道整復師(国家資格保持者)

業界歴16年。

18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。

現在ストレッチの本を発売中。