齋藤の言葉

朝起き上がる時、歩いている時にかかとに痛みを感じる事は無いでしょうか?足底筋膜俺と診断されてストレッチやマッサージをする。それでも痛みが改善しない。そんな辛い日々を送っているかもしれないですね。そこで今回足の裏やふくらはぎなどのストレッチやマッサージを行っている方に少し変わった方法をお伝えしたいと思います。どこの筋肉にも応用することができる方法なので痛みがなかなか改善しない方。ぜひ行ってみてください。

 

足底筋膜炎の治し方。すねの前と太ももの前のストレッチ?

まず初めに拮抗筋(きっこうきん)と呼ばれる筋肉の話をします。

いきなり漢字が難しいですがめげずに読んでみてください。

筋肉と言うのはバランスを取るために拮抗筋と呼ばれる筋肉があります。

例えば太ももの前の筋肉は太ももの後ろの筋肉の反対の動きをします。

太ももの前が股関節を上に持ち上げると言う動作に対して、太ももの後ろは足を伸ばすときに使う筋肉です。

両方ともが違う動きをするので拮抗筋と呼ばれます。

筋肉の動きで言うと前側が伸びれば後側は縮む。

後側が伸びれば前側が縮む。

引用元

このような形で1つの筋肉が伸びるので、反対の筋肉が縮むことができます。

足底筋膜炎を治すために足の裏を一生懸命マッサージしたり、ふくらはぎをストレッチしたりすると思います。

YouTubeの動画やブログなどを見てもこのような方法を教えるのがとても多いです。

この方法は決して間違ってはいません。

痛みが改善しているのであれば全く問題はありませんが、もしこの方法で改善していないのであれば考え方をいちど変えてください。

体の前側の筋肉が固いので後側が全く伸びない

今のお話を読まれて築気がつかれたかもしれません。

ふくらはぎや足の裏を伸ばそうと思うと前側の筋肉が伸びなければストレッチできません。

すねの前や太ももの前が柔らかくなければストレッチ効果が低いと言うことです。

今回この方法お伝えするのは太ももの前のストレッチ、脛の前のストレッチを行っていきます。

この2つの筋肉と太ももの後ろとふくらはぎの後、そして足の裏。

これらは全て拮抗筋です。

前の筋肉が緩むことによって後ろの筋肉がより伸びやすい状態になります。

ストレッチしやすい状態をまず体に覚えさせると言うことをします。

やり方は非常にシンプルですのでぜひ行ってください。

 

ストレッチをする前に今の感覚を知る

痛みが変わったのか、変化が出たのかを知るためにビフォーアフターを取りたいと思います。

今の状態で立ったり、座ったり歩いたりなど行ってください。

その感覚を覚えてください。

なんとなくの感じで結構です。

終わった後に今の感覚がどのように変化したのかをもう一度見るようにします。

あまり無理はしなくても構わないので感覚だけ覚えるようにしましょう。

動画でもご紹介しているので合わせてご覧になってください。

足底筋膜炎の痛みを治す太ももの前のストレッチ

下の写真のように壁に片側の手を置いてください。

危なくないようにバランスを取るためです。

片側の足首を持ち足を後ろに持ち上げるようにしている。

太ももの前が伸びている感覚があればそのまま10秒間キープしてください。

腰を反らせすぎてしまうと痛くなってしまうので気をつけましょう。

左右2セットずつ行い1日2回を目安に行ってください。

 

足底腱膜炎を治す為に。すねの前を伸ばすストレッチ方法

下の写真のように片側の足を前、反対の足を後にしてください。

小指、薬指側に体重がかかるようなイメージです。

膝を曲げていくようにすることですねの前側がストレッチされます。

どちらかと言えば足首に近いところが伸びているので、その辺の部分がストレッチされていればうまくできている証拠です。

先程と同じように片側10秒間左右2セットずつ行いましょう。

両方とも2セットずつ行ってください。

 

以上2つが足底腱膜炎の痛みを改善するための方法です。

今この状態でもう一度歩いたり片足に体重をかけたりなどビフォーアフターを調べましょう。

痛みが少しでも改善している感じがあったり、指先が地面についている感じ。

など少しでも変化があれば今のあなたの状態に合っていると言うことです。

少しずつでいいので続けていきましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回、足底筋膜炎を治す方法として、少し変わった場所のアプローチ方法をご紹介しました。

YouTube動画でもブログでもそうですが基本的に足の裏やふくらはぎを伸ばしましょう。

と言うような方法が多いです。

しかし実際はそうではなく、拮抗筋と呼ばれる筋肉を伸ばすことによって結果的に後ろ側の筋肉が柔らかくなる。

という理論です。

痛いところを処置するというのはとても大切です。

それでも痛みが改善しないのであれば手順を変えるのが1番理想的です。

今回の方法は実際に足底腱膜炎で悩まれている方にアドバイスしている方法です。

ぜひ参考になさってください。

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