右肋骨周辺の痛みが続いていた49歳女性の症例|西宮市 ひこばえ整骨院

症例の概要

2018年の年末頃から右肋骨周辺に違和感と痛みを感じるようになり、首・肩・背中・腰にも以前から痛みや違和感があった49歳女性の症例です。

長時間座っているときや車を運転しているときにも症状を感じており、病院でレントゲン検査を受けましたが、特に異常はないと言われたとのことでした。

その後、整骨院で施術を受けても大きな変化を感じられず、「痛みを軽減したい」ということに加えて、「自分の身体がどのような状態なのかを知りたい」という希望があり来院されました。

患者さん

49歳 女性

お仕事:自営業(立ち仕事)

来院時のお悩み

2018年の年末頃から肋骨周辺に違和感と痛みを感じるようになっていました。

症状は右側に出ることが多く、肋骨周辺だけではなく、首・肩・背中・腰にも痛みや違和感を感じていたそうです。

特に長時間座っているときや車を運転しているときに症状を感じることがありました。

病院でレントゲン検査を受けても特に異常はないと言われ、その後に整骨院でも施術を受けましたが、大きな変化を感じられなかったとのことでした。

これまでの経過

症状が続くなかで患者さんが気になっていたのは、痛みそのものだけではありませんでした。

「自分の身体がどうなっているのかを知りたい」という希望を強く持たれていました。

身体の状態が分からないままセルフケアを続けるのではなく、自分に必要な対策を理解したうえで取り組みたいと考えておられました。

当院で確認した身体の状態

来院時には、肋骨周辺だけを見るのではなく、立ち方や身体全体の動き、呼吸に伴う胸郭の動きなどを確認しました。

確認すると、呼吸が浅くなっており、呼吸に伴う肋骨周辺の動きも小さくなっていました。また、腰周辺の柔軟性も低下していました。

今回の症例では、痛みが出ている肋骨周辺だけではなく、こうした身体全体の動きも症状に関係している可能性があると考えました。

そのため、肋骨周辺だけに施術を行うのではなく、身体全体の動きを確認しながら施術方針を考えていきました。

施術の考え方

初回は、身体全体のバランスを確認しながら、呼吸に伴って肋骨周辺が動きやすくなることを意識して施術を行いました。

あわせて、腰など動きが小さくなっていた部分にも施術を行いました。

自宅では、無理のない範囲で深呼吸を行うことと、ふくらはぎのストレッチをお伝えしました。

患者さん自身が身体の状態を理解したいという希望を持たれていたため、施術だけではなく、立ち方・座り方・歩き方についても状態を確認しながらお伝えしていきました。

施術後の経過

2〜3回目

2回目は初回から4日後、3回目はその5日後に来院されました。

この頃には、痛みや身体のだるさに少し変化がみられ、患者さんの感覚では初回を10とすると6〜7程度になっていました。

3回目からは、身体の状態を確認しながら歩き方についてもお伝えしました。

4〜6回目

その後は週1回程度のペースで身体の状態を確認していきました。

6回目頃には、患者さんの感覚として痛みは初回の半分以下になっていました。

症状の変化がみられていたため、その後は来院間隔を10日程度に広げながら経過を確認しました。

9回目以降

9回目頃には、肋骨周辺の痛みや違和感をほとんど感じなくなり、普段の生活でも症状が気にならない状態になっていました。

その後は2週間程度間隔を空けながら身体の状態を確認しました。

日常生活への支障もほとんどなくなり、現在は患者さんの希望もあり、身体の状態を確認する目的で月1回程度来院されています。

院長の考察

今回の症例では、右肋骨周辺の痛みだけではなく、首・肩・背中・腰にも違和感がありました。

病院でレントゲン検査を受けても特に異常はないと言われていましたが、当院で身体を確認すると、呼吸に伴う肋骨周辺の動きが小さく、腰を含めた身体全体の動きにも偏りがみられました。

もちろん、肋骨周辺の痛みがすべて呼吸や身体の使い方によって起こるわけではありません。

今回の症例では、痛みが出ている場所だけに施術を行うのではなく、呼吸時の動きや立ち方・座り方・歩き方なども確認しながら施術を進めたことで、徐々に日常生活で症状を感じる機会が減っていきました。

また、この患者さんは「自分の身体がどうなっているのかを知りたい」という希望を持たれていました。

症状への施術だけではなく、身体の状態を患者さん自身が理解し、自宅でも取り組めることをお伝えすることも大切だと考えています。

患者さんの直筆の声

右肋骨周辺の痛みに悩んでいた49歳女性の写真

右肋骨周辺の痛みに悩んでいた49歳女性の直筆の声

※施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

肋骨周辺の痛みでお悩みの方へ

肋骨周辺の痛みにはさまざまな要因が考えられるため、まずは必要に応じて医療機関で検査を受けることが大切です。

検査で大きな異常が見つからない場合でも、身体の動きや呼吸、姿勢などによって症状の感じ方が変わるケースがあります。

ひこばえ整骨院では、痛みが出ている場所だけではなく、身体全体の状態を確認したうえで施術方針を考えています。


肋骨周辺の痛みの原因や施術について詳しく見る

この記事の執筆・監修者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤克也

齋藤 克也

ひこばえ整骨院 院長

柔道整復師(国家資格)

ひこばえ整骨院では、院長の齋藤克也が患者さんの身体の状態を確認し、施術まで一貫して担当しています。

当サイトの症例記事では、実際に来院された患者さんの経過をもとに、来院時のお悩み、身体の状態、施術の考え方、その後の変化についてご紹介しています。

症状名や画像上の所見だけで判断するのではなく、「どのような動作で困っているのか」「日常生活で何ができなくなっているのか」まで確認することを大切にしています。

2019年には、セルフケアや身体の使い方についてまとめた書籍を出版。現在も臨床に携わりながら、患者さんに身体の状態をできるだけ分かりやすく伝えることを心がけています。