患者さん

津熊 貴子さん 女性 営業 49歳

来院日

平成30年6月

悩み

整形外科でモートン病と診断されてしまい短い距離を歩くだけでも足に痛みを感じるようになっていました。

じっとしている時でも足に痛みやしびれを感じてしまう状態にまでなってしまっていました。

整形外科では手術をしましょうというような提案をされたみたいです。

しかし、色々と調べていくと結局手術をしても使い方に変化がなければ改善しないということを理解されたみたいで、なんとか手術をしない方法で痛みを改善したいという要望で当院へいらっしゃいました。

 

検査

全身をくまなく検査していた結果

重心のかけ方が非常に悪くなってしまい 外側に重心が寄ることで小指側と薬指側に負担がかかりすぎてしまっていたことが一番大きな原因でした。

結果的に歩き方が 悪くなってしまうことによってモートン病になってしまっていました。

感想の声にも書かれていますが今の状態でどれだけ手術をしても結局体の使い方が変わっているわけではないので再発してしまう可能性は十分にあります。

反対に言うと手術をする必要もなく足の使い方や体重のかけ方をきっちりと改善することができれば治すことが十分に可能ですそのことをお伝えして 治療を開始しました

 

初回の治療

初回の治療はまず歩き方の修正と足首の修正そして指を正しく使えるように調整を行っていきました。

モートン病は歩き方を変えなければ絶対に治ることはありませんまた指の使い方を変えなければ足にかかる負担を軽減させることもできません。

どちらを優先させるかといえば両方とも同時に行っていかなければ痛みもしびれも何度も再発を繰り返ししまいます。

歩き方は下記に動画を載せておきますのでこのままをお伝えしました。

自宅での注意点として足のマッサージ方法と自分でできる足の裏を直接矯正する方法をお伝えし初回は終了としました。

マッサージの方法は下記の方法をお伝えしました。

 

2回目以降の治療

治療は初めはつめてきていただくようにアドバイスをしました。

2回目の治療の際には 鉛筆を足に入れる矯正方法をお伝え、治療方法に関しては初回と同じことを行っていきました。

この時には痛みやしびれに大きな変化はありませんでした。

 

3回目の治療の時には痛みが半分程度にまで改善をしており安静にしている時は痛みが10から3に軽減歩いているときは10から5に軽減していて本人も非常にびっくりをしていました。

今まであれだけ痛みがあったのに急激に改善したことに喜びを感じていらっしゃいました。

ただし治ったわけではなく負担が減っただけなので油断はしないようにということもお伝えをしましたこの時には歩き方の指導を行いました。

 

5回目の治療の時には長時間歩いたりこ走りをするような状態になると足に違和感と痛みが出るということがわかりました。

通勤程度の歩行だと足にそこまで大きな負担がかからないので 痛みも痺れはないのですが、40分以上歩き続けると負担がかかってしまうような状態でした。

歩き方を見ると意識を正しくされてはいるのですが、反対に意識をしすぎてしまうことによって指先と踵に負担がかかってしまっているという状況でした。

治療方法として足首の矯正を行なって行ったことと股関節の矯正も同時に行っていきました。

元々ひざ関節の脱臼をして手術をされていたので正常な位置に戻ってはいなかったのでお皿を調整ができない部分もあったので股関節から調整を行っていきました。

 

8回目の治療の時には旅行でキャンプに行かれその時にかなりの時間を歩かれたみたいですが、痛みはほぼでない状況にまで改善をしていました。

痺れは天候が悪かったり長時間歩くとピリッとくるような感覚はありましたがそこまで長い時間続くということは出ない状況になっていました。

日によっては全く痛みもしびれもない日が少しずつ出てきたので後はこの状況を慣れさせることに集中するように治療を行っていきました。

 

10回目の治療では痛みはほとんど出ることはなく朝起きてから5歩目ぐらいまで何となく違和感が出るかなという程度にまで改善をしていました。

再発をしないためにも歩き方の矯正は行い指先だけがどうしてもまだ使いきれる状況ではありませんでした。

基本的な歩き方は全てできているので足の力を抜くということと指先を触れる程度にまで歩くようにしましょうという指導を行いました。

 

13回目の治療の時には痛みは全くゼロの状態になりしびれに関しては朝の一歩目のみ少し気になるかなという程度にまで改善をしていました。

ご本人も特に今後の不安もないということでした。

痛みもしびれも全て改善をしたので、初回を入れて13回目の治療で終了としました。

 

まとめ

今回の改善事例はモートン病と整形外科で診断をされて、手術しかないと言われてしまった方に対しての事例です。

結果的には手術もせず、しびれ、痛みも全て解消された状態にまで改善をしていました。

歩き方を改善し、指が正しく使えるようになること、股関節の位置が正しい方向に行くこと。

この様に体を修正することによって全て解消できました。

モートン病は基本的に原因は不明と言われていますが、正しい方法で、正しく治療を行っていけば確実に体いい方向に向かっていきます。

今回の事例が少しでも参考になれば幸いです。

 

直筆の声


幼少の頃から歌詞の故障が多く膝蓋骨脱臼の手術を受けたこともありました。

今回は整形外科でモートン病と診断され手術を勧められましたがリハビリの辛さや再発の可能性もあり考えあぐねるばかりでした 。

少し歩くだけで足がつり歩き続けることができず立ち尽くすことを繰り返しある夜痛みで眠れずネットサーフでこちらを見つけ藁にもすがる思いで受診「しました。

写真でじっくりお話しを聞いていただき根本的に歩き方を指導していただきました。

数回受診した頃から少し前には考えられないほど長く歩けるようになり副産物として頑固な肩こりも軽くなったように思います・

たったこれだけででも正しい歩き方が非常に重要だと強く認識しました。

これからもご指導いただいたことを忘れずいつまでも元気に歩き続けられるよう努力していきます。

ありがとうございました 。

 

ひこばえ整骨院のモートン病に対する治療

ひこばえ整骨院ではモートン病に対する治療をとても得意としています。

痛みやしびれが出ている部分だけを見るのではなく、その原因から解決していきます。

今回の事例の様に手術をしなくても大丈夫です。

痛みやしびれで悩まれているなら下記をご覧ください。

執筆者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)

柔道整復師(国家資格保持者)

業界歴16年。

18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。

現在ストレッチの本を執筆中。年内に発売予定。