悩み

元々ハンデがある高校1年生の女の子が今回の患者さんです。

以前からスケートを以前から始めていて、お母さんも子供さんもとても楽しんで行なっていました。

趣味で楽しんでいたのですが、元々体にハンデがあるのでどうしても姿勢や体の使い方がうまくいけず、カーブや踏ん張りが効かない状態になっていました。

自分自身で筋トレをお母さんと一緒にしたり、ストレッチをするなど創意工夫は常に行なっていました。

しかし、自分自身では限界があり、上達の為、今後体の使い方が悪くて痛みが出てしまわないかが心配になり、当院へいらっしゃいまいました。

 

 

検査結果

全身を全て検査をしていた結果・・・

腰の使い方、骨盤の傾き、足首の使い方が悪い事がありました。

元々病院の方で

外反扁平足、反張膝、側弯症、内股、X脚

言われていました。

しかし、実際に見てみると

外反扁平足、反張膝、はありましたが、側弯症はそこまで強くなく、X脚もほとんどない状態でした。

足の裏に関しては生まれつきの部分もあるので仕方がないものはありますが、歩き方と姿勢を気を付けていけば悩みとしては全て解消できるということを初回の段階でお伝えしました。

毎日を行っていることを紙に書いて見てていただきましたがたくさんのことを行っていたので多少を減らしながら選別していきました。

 

 

初回の治療

初回の治療は足首の矯正と骨盤の矯正を行っていきました。

いきなり全て理解することは非常に難しいので歩く姿勢である足首と、姿勢を正しくする上で骨盤の傾きをコントロールするように調整とアドバイスをしていきました。

元々自宅で筋肉トレーニングを行っていたので正しい方法をアドバイスしてストレッチをひとつだけ追加して初回の治療は終了としました。

治療中もお母さんと一緒に隣で見ながら受けていただき分からない部分は一緒に話し合いをしながら治療を進めていきました。

初回だけ5日に一回のペースを提案しその後が1週間に1回から10日に一回のペースで治療を行っていきました。

 

2回目の以降の治療

 2回目の治療は 5日後。

初回にアドバイスをしたトレーニングとストレッチはそのまま継続して頂、治療内容に関しては社会と同じく足首と骨盤の矯正を行っていきました。

それと同時に股関節の矯正を入れて歩きやすい状態を作るようにしていきました。

歩き方を矯正するのはもう少し先になるのですが、土台を作るために股関節の柔軟性をつけることを最優先としました。

 3回目の治療は5日後

 3回目の治療の時には立ち方が随分と変わり股関節がうまく使える状態になっていました。

このときの治療内容として肩甲骨と腕の矯正を行っていきました。

肩甲骨と腕の矯正を行うことで胸が開きやすい状態なので正しい姿勢を作りやすくなります。

運動を行っていても正しい方法なのかとお母さんから疑問の声があったので、すべての運動を1つずつ確認しながらアドバイスをして修正をしていきました。

痛みがあるわけではないのでここから1週間に1回のペースに感覚を開けていきました。

5回目目の治療の時に、 初めて歩き方のアドバイスを行っていきました。

正しい歩き方と言うのは非常に難しく骨盤を立てることと顎を引くことそして体を大きく振ることによって体を使うことができます。

言葉で言うのはとても簡単ですが、普段からこのようなことを意識しながら歩くと言うのは非常に難しく大変です。いきなりすべてするのはできないことだったので1つ毎回確認しながら歩き方の修正を行うようにしました。

 7回目の治療の時にスケートの滑り方であるすべて形をするとバランスが取れなくなってしまってまっすぐにず滑ることができないと言うことがわかりました。

体の矯正と調整を行うとともにフォームの改善をしたところ次のスケートのときにはコーチに褒められる位までフォームが改善していました。

本人も非常に喜ばれていました私なりにもつとから見ているお母さんが1番わかったので非常に喜んでいました。

 10回目の治療のときには立ち姿勢を矯正しなくても大丈夫な位に体がまっすぐになっていました。

歩くことことを多少姿勢が崩れるものの1番最初の状態を考えると非常に綺麗な状態にまで改善していました。

お母さんが見ても明らかですし 周りのコーチや友達から見ても姿勢が良くなったと言うことをしきりに言われるようになりご本人もそれで納得をされていました。

初回を含めて10回の治療で終了としましたが今後も体の状態を維持したいと言うことなので1ヶに1回から1ヵ月半に1回の感覚で治療を進めていきます。

 

 

直筆の声

特別支援学校に通う高1の娘ですが何か趣味ができればと小5からスケートを始めました。

のんびりのんびりですが少しずつずれるようになり本人も楽しくなってきました 。

しかしもともと市勢家芦にハンデがある娘は片足でカーブするところでつまずき長い間伸び悩んでいました。

そこでサイトを先生に見て頂き毎朝行うトレーニングの方法を教えていただきました。

毎回トレーニングの内容をチェックして頂き自信を持って続けることができています。

その結果スケートの時の猫背の姿勢がかなりまっすぐになり、カーブも 上達しコーチにも変化に気づいてもらえました。

他でも普段の姿勢が良くなったこと言われるようになりました。

本当にお会いできたことに感謝していますありがとうございました。

今後も頑張ります。

 

まとめ

今回の改善事例は、ハンデを背負っている高校1年性の女の子でした。

特に素晴らしいと思ったのはお母さんが非常に前向きに色々なことに挑戦していたことです。

娘さんのために一緒にウォーキング教室に通ったり私がお話しする内容は全て次回までにメモをして、娘さんと一緒に行ったりなど話した内容は全て実行されていました。

娘さん自身もしんどいことはあったと思いますができる限り行うようにしていました。

その結果から 今回のように姿勢が非常に綺麗になりスケートの上達度合いも上がったのだと考えています。

治療だけで全てがないのではなく治療と日常生活で気をつけることによって効果が加速します。

今後は1ヶ月に1回のペースで治療を継続的に行っていく予定です。