「お尻の奥がズキッと痛む」「座っていると腰がつらい」「片足に体重をかけると違和感がある」
その痛み、実は 仙腸関節炎（せんちょうかんせつえん） かもしれません。
仙腸関節炎とは、骨盤の関節部分に炎症が起こることで、腰やお尻、太ももにかけて痛みが出る症状です。
ヘルニアや坐骨神経痛と間違われることも多く、放置してしまうと慢性化しやすいのが特徴です。
このページでは、仙腸関節炎の基本情報からセルフチェック、対処法、整骨院での改善方法までを1ページにまとめました。
以下の記事一覧から、気になる内容をご覧ください。
仙腸関節炎まとめ記事一覧
1. 仙腸関節炎の主な症状とは？
仙腸関節炎の特徴的な症状は、「お尻の奥にピンポイントで出る痛み」です。
特に以下のような症状がある場合は注意が必要です：
- 長時間座っているとお尻や骨盤がズーンと重く痛くなる
- 朝起きたときに腰や骨盤まわりが固まり、動き出しがつらい
- 片足に体重をかけた瞬間にズキッとした痛みが出る
- 歩き始めや立ち上がりの瞬間に鋭い痛みを感じる
これらは単なる「腰痛」とは異なり、骨盤の奥にある仙腸関節にストレスが集中しているサインです。
放置してしまうと股関節や膝にまで悪影響が出ることもあります。
2. 仙腸関節炎のセルフチェックと見分け方
仙腸関節炎かどうかを見分けるには、以下のようなセルフチェックが有効です。
- 壁に背をつけて立ったとき、お尻だけが壁から浮いてしまう
- 仰向けで寝たときに、左右の腰の高さが違うように感じる
- 片足立ちをするとバランスがとりづらく、痛みを感じる
また、ヘルニアや坐骨神経痛との大きな違いは、神経のしびれよりも“関節の奥の痛み”が強いことです。
画像診断では異常が出にくいこの症状こそ、整骨院の視点が活きる分野です。
仙腸関節炎のセルフチェックと病院での検査法｜放置しないための見極めポイント
3. 痛みが治らない原因と悪化させるNG習慣
「治療してもなかなか良くならない…」という声が多い仙腸関節炎。
その裏には、気づかぬうちに続けてしまっているNG習慣が潜んでいます。
- 長時間の座りっぱなし（特に硬い椅子）
- 片足重心で立つクセがある
- 無理にストレッチをして逆に炎症を悪化
- うつ伏せでスマホやテレビを長時間見ている
これらの習慣を見直すだけでも、症状の軽減につながるケースは非常に多いです。
「まずはやめること」から始めるのが、改善の第一歩になるかもしれません。
仙腸関節炎がなかなか治らない理由と改善のヒント｜整骨院の視点から解説
4. 自宅でできるセルフケアとおすすめストレッチ
炎症が強い時期は「動かさない」「温めすぎない」ことが基本です。
その上で、炎症が落ち着いてきたら以下のようなセルフケアが効果的です。
- 壁を使った姿勢リセットストレッチ：背中・骨盤の正しい位置を覚える
- タオルを使った胸開きストレッチ：猫背姿勢による骨盤の前傾を改善
- 股関節・骨盤まわりのほぐし体操：血流と可動域を回復させる
「朝に1分、夜に3分」でもOK。
動画を見ながら実践できるシンプルな内容なので、習慣にしやすいのがポイントです。
仙腸関節炎の痛みを和らげるストレッチ＆対処法｜自宅でできる3つのケア
5. 仙腸関節炎におすすめの整骨院の選び方と当院の対応
整形外科では画像診断や薬が中心になることが多い一方で、整骨院では「動き」「筋肉」「姿勢」「生活習慣」をトータルで評価できます。
選ぶポイントとしては、
- 仙腸関節や骨盤まわりの調整経験が豊富
- 姿勢・歩き方の指導をしてくれる
- 無理にボキボキしない安全な施術
当院では、手技による微調整・筋肉のバランス調整・再発予防のセルフケアまでをトータルでサポート。
「どこに行っても改善しなかった」と悩む方こそ、ぜひ一度ご相談ください。
セルフチェックしてみましょう
仙腸関節炎は、画像診断では見つかりにくいことが多く、自覚症状がカギになります。
以下のような症状に心当たりがある方は、セルフチェックをしてみましょう。
長く座っているとお尻の奥が痛くなる
→ 座面に当たる仙腸関節が圧迫されることで、関節内に炎症や負荷がかかっている可能性があります。
朝起きたときに腰や骨盤まわりが固まった感じがする
→ 睡眠中の姿勢や、骨盤まわりの筋肉の緊張によって可動域が制限されているサインです。
片足に体重をかけるとズキッとする
→ 骨盤の左右バランスが崩れていて、関節にねじれや不安定さがある可能性があります。
病院では異常なしと言われたが、腰の違和感が続いている
→ 画像には写らない機能的な関節の問題があるかもしれません。仙腸関節炎は、レントゲンやMRIで異常が出ないことも多いです。
これらのうち2つ以上当てはまる場合は、仙腸関節炎の可能性が高いと考えられます。
特に、「お尻の奥がピンポイントで痛い」「何となく歩き方がおかしい」「寝起きがつらい」といった症状が重なる場合は、早めに専門家に相談することをおすすめします。
当院の施術方針｜骨盤・筋肉・神経の3方向からアプローチ
仙腸関節炎は、単なる腰痛ではありません。
骨盤のわずかなズレ・筋肉のアンバランス・日常の使い方のクセが痛みの根本原因になることが多くあります。
当院では、以下の3軸で施術を行っています：
- 骨盤のゆがみ調整：仙腸関節の微細なズレを手技で整えます
- 股関節・太もも周辺の筋肉バランス調整：負担をかけている筋肉を緩め、支える筋肉を活性化
- 日常姿勢・動作のアドバイス：再発防止のために歩き方・座り方の指導も行います
「病院では異常なしと言われたけど、やっぱりつらい…」
そんな方にこそ受けていただきたい施術です。
よくあるご質問
Q. 病院では異常なしと言われました。それでも整骨院で診てもらえますか？
A. はい。画像検査で異常がなくても、関節や筋肉の機能的な問題は手技で評価・調整可能です。
Q. 仙腸関節炎は整体やマッサージで改善できますか？
A. 痛みの原因に合った方法であれば効果は期待できますが、無理な矯正や強い押圧は逆効果になる場合があります。
Q. 何回くらい通えば良くなりますか？
A. 急性か慢性か、日常生活の負担の有無によって異なりますが、5〜10回程度で改善する方が多いです。
仙腸関節炎に悩むすべての方に、正しい情報と選択肢を届けられますように。
ひこばえ整骨院仙腸関節炎に対する治療
ひこばえ整骨院では仙腸関節炎の治療を非常に得意としています。
悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。
もしあなたが仙腸関節炎による痛み、しびれ悩まれているならば是非下記をご覧ください。
