足裏から股関節まで…原因は「ハイアーチ」だった
今回は、足底筋膜炎をきっかけに股関節まで痛みが広がってしまった患者さんの改善事例をご紹介します。
患者様は西宮市在住の56歳・女性で、保育士という立ち仕事が多いお仕事をされている方でした。
1日で15000歩から20000歩程度歩くことが多い状況。
◆放置した足裏の痛みが、股関節にまで…
初めは「左足の足裏が痛い」とのことでした。
ご本人は「そのうち治るだろう」と思っていたそうですが、徐々に右の股関節にまで負担がかかり、歩くのもつらくなって来院されました。
整形外科では「ハイアーチ気味ですね」と言われ、湿布を処方されたものの、根本的な改善にはつながらず不安を感じていたそうです。
整形外科ではインソール、靴を作ってもらいましたが痛みに変化はそこまで感じられなかったみたいです。
レントゲンを撮ると、骨棘と呼ばれる棘がかかとにできていてどうしようもないと言うことも言われたみたいです。
◆来院のきっかけは「ハイアーチ」関連のYouTube動画
患者様は「自分の歩き方が悪いのでは?」と思い、インターネットで検索。
当院が公開しているYouTube動画をきっかけに「ハイアーチと足底筋膜炎の関係」に興味を持ち、来院してくださいました。
◆初回を含めて12回の施術とセルフケアで改善へ
実際に足の状態を確認すると、足底に「足跡がつき始めている」状態で、アーチが崩れて衝撃吸収ができていないことがわかりました。
当院では、
- 足裏へのテーピングによるアーチのサポート
- 股関節〜骨盤のバランス調整
- 正しい歩き方・足の使い方の指導
を中心に、最初は週1回を3回その後は2週間に1回の施術を6回ほど。
最終的には3週間に1度で合計施術を12回行いました。
施術が進むにつれて足裏の痛みが軽くなり、右股関節の痛みも消失。仕事中も無理なく動けるようになり、「日常生活がとても楽になった」とのご感想をいただきました。
現在は、1ヵ月に1回のメンテナンスをして棘が 悪化しないように、足首やふくらはぎの柔軟性をつけるための施術を行います。
再発がとても多い疾患でもあるので、痛みが出ない状況を体に覚えさせるためにも施術を行っていく予定です。
◆患者様の言葉:「体の使い方を見直すターニングポイントでした」
「自分の体のクセをプロの視点から教えてもらえる機会があって、本当にありがたかったです。正しい歩き方を知らずにずっと我流だったことに気づき、今回が体の使い方を見直すターニングポイントになりました」と話してくださいました。
同じように「足底筋膜炎くらい大丈夫だろう」と放置している方は要注意です。
悪化する前に、体の使い方から見直していきましょう。
ひこばえ整骨院の足底腱膜炎に対する治療
ひこばえ整骨院ではの足底腱膜炎の治療を非常に得意としています。
悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。
もしあなたが足底腱膜炎による痛み悩まれているならば是非下記をご覧ください。