足底腱膜炎で足裏・股関節が痛かった56歳女性の症例|西宮市のひこばえ整骨院

症例の概要

足底腱膜炎による左足裏の痛みが続き、その後、右股関節にも痛みを感じるようになった56歳女性の症例です。

患者さんは保育士として勤務されており、仕事では1日に15,000〜20,000歩ほど歩くこともありました。

整形外科ではハイアーチ傾向を指摘され、レントゲンでは踵に骨棘があるとの説明を受けていました。インソールや靴も作製しましたが、痛みの変化をあまり感じられず、歩くことがつらくなっていました。

当院では足だけを見るのではなく、立った時の足の状態や歩き方、股関節周囲の動きなどを確認し、テーピングや身体の使い方についてのアドバイスを組み合わせながら施術を行いました。

患者さん

56歳 女性

保育士

西宮市在住

来院時のお悩み

最初に気になり始めたのは、左足裏の痛みでした。

当初は「そのうち良くなるだろう」と考えていたそうですが、足裏の痛みが続き、その後は右股関節にも痛みを感じるようになりました。

保育士という仕事柄、1日に15,000〜20,000歩ほど歩くこともあり、仕事中に歩くこと自体がつらくなっていました。

整形外科を受診したところ、ハイアーチ傾向を指摘され、湿布が処方されました。

さらにインソールや靴も作製しましたが、ご本人としては痛みに大きな変化を感じられなかったそうです。

レントゲンでは踵に骨棘があるとの説明も受けていました。

これまでの経過

左足裏の痛みから始まり、症状が続く中で右股関節にも痛みを感じるようになっていました。

患者さん自身も「歩き方に問題があるのではないか」と考え、インターネットで情報を調べていたそうです。

その中で当院が公開していたハイアーチや足底腱膜炎に関するYouTube動画をご覧になり、来院されました。

当院で確認した身体の状態

初回は、痛みが出ている足裏だけでなく、立った時の足の状態や歩き方、足首、股関節周囲の動きなどを確認しました。

今回の患者さんでは足のアーチに特徴がみられ、立った時や歩いた時の足の使い方についても確認する必要があると考えました。

また、左足裏だけではなく右股関節にも痛みが出ていたため、足だけを部分的に見るのではなく、歩行時に身体全体をどのように使っているのかも確認しました。

骨棘など画像上の所見だけで痛みの程度を判断するのではなく、実際にどのような動作で痛みが出るのか、仕事中にどの程度歩く必要があるのかまで確認したうえで施術方針を考えました。

施術の考え方

今回の症例では、足裏への施術だけを行うのではなく、足のアーチをサポートするためのテーピングや、足首・股関節周囲の動きを確認しながら施術を進めました。

また、仕事では毎日かなりの歩数を歩くため、施術を受けている時間だけではなく、普段どのように立ち、歩いているのかも重要だと考えました。

そのため、患者さんの状態に合わせて歩き方や足の使い方についてもお伝えしました。

整形外科で作製したインソールや靴を否定するのではなく、それらも含めて、実際に歩いた時の身体の状態を確認しながら経過を見ることにしました。

施術後の経過

1〜3回目

最初は週1回程度の間隔で施術を行いました。

足裏の状態に合わせてテーピングを行い、足首や股関節周囲の動きを確認しながら施術を進めました。

また、普段の立ち方や歩き方についても確認し、自宅や仕事中に意識していただくポイントをお伝えしました。

4〜9回目

その後は身体の状態を確認しながら、施術間隔を2週間に1回程度まで空けていきました。

経過とともに左足裏の痛みは軽減し、右股関節の痛みも気にならなくなっていきました。

仕事では1日に15,000〜20,000歩ほど歩くこともありましたが、以前より仕事中も動きやすくなったと話されていました。

10〜12回目

さらに状態が安定してきたため、最終的には3週間程度まで施術間隔を空けました。

合計12回の施術を行い、左足裏の痛みは大きく軽減し、右股関節の痛みも気にならない状態になりました。

患者さんからも「日常生活がとても楽になった」との感想をいただきました。

院長の考察

今回の患者さんは、最初は左足裏の痛みで悩まれていましたが、症状が続く中で右股関節にも痛みを感じるようになっていました。

さらに保育士として1日に15,000〜20,000歩ほど歩くこともあり、足への負担を完全に避けながら生活することは難しい状況でした。

整形外科ではハイアーチ傾向や踵の骨棘を指摘されていましたが、画像上の所見だけで現在の痛みのすべてを説明できるとは限りません。

今回の症例では、実際に立った時や歩いた時の足の使い方、足首や股関節周囲の動きなどを確認しながら施術を進めました。

特に印象的だったのは、患者さん自身が今回の経験について「体の使い方を見直すターニングポイントでした」と話されていたことです。

痛みのある場所だけに注目するのではなく、「仕事でどれくらい歩くのか」「どのように足を使っているのか」といった日常生活まで確認することが大切だと考えています。

患者さんの直筆の声

足底腱膜炎による足裏の痛みと右股関節痛に悩んでいた56歳女性の直筆の声

「自分の体のクセをプロの視点から教えてもらえる機会があって、本当にありがたかったです。

正しい歩き方を知らずにずっと我流だったことに気づき、今回が体の使い方を見直すターニングポイントになりました。」

※上記は患者さんご本人の感想です。

※施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

足底腱膜炎でお悩みの方へ

足底腱膜炎による足裏や踵の痛みが続くと、仕事や買い物など日常生活で歩くこと自体が負担になる場合があります。

ひこばえ整骨院では、痛みが出ている足裏だけで判断するのではなく、足の状態や足首・股関節周囲の動き、立ち方・歩き方などを確認したうえで施術方針を考えています。

足裏の痛みが続いている方は、まず医療機関で必要な検査や診断を受けることも大切です。


足底腱膜炎の原因や施術について詳しく見る

※施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

この記事の執筆・監修者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤克也

齋藤 克也

ひこばえ整骨院 院長

柔道整復師(国家資格)

ひこばえ整骨院では、院長の齋藤克也が患者さんの身体の状態を確認し、施術まで一貫して担当しています。

当サイトの症例記事では、実際に来院された患者さんの経過をもとに、来院時のお悩み、身体の状態、施術の考え方、その後の変化についてご紹介しています。

症状名や画像上の所見だけで判断するのではなく、「どのような動作で困っているのか」「日常生活で何ができなくなっているのか」まで確認することを大切にしています。

2019年には、セルフケアや身体の使い方についてまとめた書籍を出版。現在も臨床に携わりながら、患者さんに身体の状態をできるだけ分かりやすく伝えることを心がけています。