整形外科や整体に通っても「一時的に楽になるけど、またすぐ戻ってしまう…」「しびれが残って不安」
と感じている方はいませんか?
坐骨神経痛は、単なる神経の炎症だけが原因ではなく、体のゆがみ・生活習慣・筋肉の使い方などが複雑に絡み合っています。
そのため、湿布や電気治療などの“対症療法”だけでは改善が見られないケースも多いのです。
改善しない理由1|痛みの原因を正確に捉えられていない
病院でレントゲンやMRIを撮って「異常なし」と言われたとしても、筋肉の過緊張や骨盤のわずかなズレは画像には映りません。
特に次のような原因が見落とされていることがよくあります:
- 骨盤のゆがみや傾きによる左右のバランス不良
- 梨状筋・中臀筋など、お尻の深層筋の過緊張
- 歩き方・座り方のクセによる片側重心
これらの要因が残ったままだと、どれだけ治療を受けても根本的な改善にはつながりません。
改善しない理由2|生活習慣・日常動作が変わっていない
「治療院では良くなるけど、また痛みが戻る…」という場合、多くは日常生活の動作や姿勢に問題があります。
たとえば:
- 椅子に浅く腰掛けて背中を丸める
- スマホを長時間前かがみで見る
- カバンをいつも同じ側で持っている
こういった「毎日の小さなクセ」が、坐骨神経へのストレスを蓄積し、治療の効果を打ち消してしまうのです。
改善しない理由3|セルフケアや体の使い方が合っていない
YouTubeやSNSで見かけたストレッチを自己流で行っている人も多いですが、それが今の症状に合っていないと、逆効果になることも。
例えば、炎症が強い急性期に無理にストレッチを行うと、かえって痛みを悪化させてしまいます。
また、間違ったフォームでの筋トレやウォーキングも、筋肉の偏りを助長してしまう原因になります。
本当に必要なのは、“整える”視点
坐骨神経痛を根本から改善するために重要なのは、単に「痛みを抑える」という対処ではなく、「なぜそこに負担がかかっているのか?」を見極めることです。
多くの場合、痛みの出ている部分(お尻・太もも・ふくらはぎなど)だけに注目しがちですが、実はその背後にある「体の使い方」「姿勢」「筋肉のアンバランス」などが本当の原因となっているケースがほとんどです。
そこで大切なのが、以下の“整える3つの視点”です。
1. 骨格のバランスを整える
骨盤や腰椎が前後・左右にゆがんでいると、坐骨神経の通り道が狭くなったり、特定の筋肉に過度な負担がかかって神経を刺激しやすくなります。
特に、長年の姿勢のクセや仕事の動作(デスクワーク・介護・立ち仕事など)によって骨格のズレが蓄積されている方は要注意です。
適切なアプローチで骨盤と腰椎の位置関係を整えることで、神経への圧迫が緩和され、痛みやしびれが改善していきます。
2. 筋肉の使い方を見直す
人によっては「足の外側ばかり使っている」「腰だけで体を支えている」「お尻の筋肉をほとんど使えていない」といった癖が見られます。
これらは、知らず知らずのうちに神経に負担をかける動き方になっており、慢性的な症状を引き起こす大きな原因になります。
正しい体の使い方を再教育することで、筋肉のバランスが整い、坐骨神経の通りがスムーズになります。
特に、呼吸・姿勢・歩き方をセットで見直すことで、体全体の安定性が増し、再発も予防できます。
3. 生活習慣を修正する
施術を受けても痛みが戻る方の多くは、日常生活の姿勢や習慣に問題があります。
たとえば
- 座るときに足を組んでいる
- 長時間スマホを前かがみで見ている
- 高すぎる枕で寝ている
このような習慣が、骨格や筋肉にストレスを与え続けてしまうのです。
整骨院では、施術と並行して「座り方・歩き方・寝方」など生活の中での注意点もアドバイスしながら、痛みが出にくい身体づくりをサポートします。
痛みを繰り返さないために──
「整える」という視点を持つことで、坐骨神経痛の改善はより確かなものになります。
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まとめ|“痛みを取る”から“整える”へ
坐骨神経痛がなかなか改善しないのは、あなたの努力不足ではありません。
本当の原因に気づいていないだけかもしれません。
一時的な対処ではなく、体のバランスや生活動作を見直すことで、坐骨神経痛は根本から改善することが可能です。
「何をしてもダメだった」と諦めかけている方こそ、ぜひ一度、体全体を“整える”というアプローチを試してみてください。
ひこばえ整骨院坐骨神経痛に対する治療
ひこばえ整骨院では坐骨神経痛の治療を非常に得意としています。
悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。
もしあなたが坐骨神経痛による腰の痛み、しびれ悩まれているならば是非下記をご覧ください。