すべり症の改善事例。手術をしなくても解決方法

「整形外科で“すべり症”と言われて、痛み止めや湿布で様子を見ているけど良くならない…」

そんな不安を抱えている方は非常に多くいらっしゃいます。

実は、すべり症の痛みは“骨のズレ”だけが原因ではなく、体の使い方や筋肉のバランスの乱れが関係していることが多いのです。

この記事では、実際に当院へ来院された整形外科でも改善しなかったすべり症の方の症例をご紹介しながら、整骨院での改善アプローチを解説します。


 

患者様の情報

  • 年齢・性別: 60代女性
  • 主な症状: 腰の痛み・お尻から太ももにかけてのしびれ
  • 痛みの経過: 半年前から腰の重だるさを感じ、整形外科で「腰椎すべり症」と診断。痛み止め・湿布で経過観察となるが改善せず。
  • 来院の目的: 痛みを根本から改善したい。手術は避けたい。運動を続けたい。仕事を続けたい

初回の検査・カウンセリング内容

問診と検査を行ったところ、以下の特徴が見られました。

  • 骨盤が後ろに傾き、背骨が丸くなっている(後傾姿勢)
  • 腰まわりの筋肉が過度に緊張し、血流が悪い
  • 腹筋・太ももまわりの筋力低下により、腰が不安定

この方の場合、「骨のズレ」よりも「支える筋肉バランスの崩れ」が痛みの原因でした。


当院での施術方針

当院ではすべり症を単なる構造的な問題ではなく、体全体のゆがみと筋肉・血流の乱れとして捉えます。

  • ① 骨盤のゆがみ調整: 骨盤の後傾を整え、腰への圧を軽減。体のバランス、歪みを治す矯正
  • ② 深層筋アプローチ: 腰の奥の筋肉(腸腰筋)やお尻の筋肉(中殿筋)を丁寧に緩める。
  • ③ 血流改善施術: 固まった筋肉をほぐし、神経周囲の循環を促進。

また、痛みが落ち着いた後は、再発防止のための体幹安定エクササイズをお伝えしました。


施術経過

【1〜3回目】初期ケア期

最初の3回は週1ペースで通院。

施術後は「腰の重さが少し軽くなった」と実感。

まだ痛みはあるものの、夜の寝返りが楽になる。

【4〜6回目】安定化期

立ち仕事の後でも痛みの出る頻度が減少。

「お尻のしびれが気にならなくなった」との声。

骨盤・腰まわりの柔軟性が改善。

仕事もそこまで大きく痛みが出ることもなく、比較的安定

【7〜10回目】再発予防期

腰痛はほとんど感じない状態に。

セルフケアと体幹エクササイズを継続しながら、2週に1回のメンテナンス施術に移行。

現状は仕事も休むことなく、順調にできている


 

患者様の感想

「病院では“年齢のせい”と言われて諦めていましたが、先生に見てもらってから少しずつ動けるようになりました。今では旅行にも、仕事の運動もできるようになり、本当に感謝しています。」

すべり症の改善事例。手術をしなくても解決方法2

(※効果には個人差があります)


整形外科で改善しない理由

整形外科では主にレントゲンやMRIによる「構造的なズレ」を確認します。 

しかし、多くのすべり症の痛みは、筋肉や姿勢のアンバランスが原因のため、薬や湿布では根本的な改善が難しいことがあります。

整骨院では、筋肉・関節・姿勢のつながりを評価し、「なぜそこに負担がかかるのか」という根本を整えることで、再発しにくい体へ導きます。


すべり症を改善するためのポイント

  • 姿勢(骨盤の角度)を整えること
  • 腰を支える筋肉をゆるめ、安定させること
  • 血流を促し、回復力を高めること
  • 正しい生活動作(座り方・立ち方)を身につけること

これらを意識するだけでも、痛みの軽減スピードは大きく変わります。


まとめ

すべり症は「手術しないと治らない」と思われがちですが、実際には姿勢・筋肉・血流の3つを整えることで改善できるケースが多くあります。

整形外科で良くならなかった方も、諦めずにご相談ください。

あなたの体に合った方法で、再び“痛みのない生活”を取り戻しましょう。


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