齋藤の言葉

こんにちは。兵庫県西宮市にある「ひこばえ整骨院」の齋藤です。今回お話をさせてもらうのは「起立性調節障害」を治すための1日の基本ルーティン。を動画とブログでお話させていただきたいます。私の治療院に、よく子供さんでいらっしゃったりはするんですけども、その方達にそのまま、お伝えしている内容をお話しをしたいと思います。お父さんお母さんも、もちろんそうですし、子供さんもできたら一緒に見てもらった方が良いと思いますので、ご家族で是非ご覧になっていただきたいと思います。

起立性調節障害を治すキーポイントとは?

今回のキーポイントは

「足を動かすこと」

これを徹底的に行っていただきたいです。

「血液の循環を良くする」というのが一番の目的なんですけども、特に足を動かすこと。

「地面につけて足を動かす」ということを徹底的に行っていただきたいと思います。

朝から順番に何をどうすればいいのかをお話します。

起立性調節障害を治す朝の基本ルーティン

朝はなかなか起きれないのが一番多いと思います。

1回、目が覚めてもすぐ眠たくなってしまったりとか、しんどくて朝起きれないとか、気が付いたら11、12時というのはよくあると思います。

1つのルーティンとして「流れを作る」ということを行っていただきたいです。

私自身がおすすめさせてもらっているのが、学校だと、電車とか色んな通学方法があると思います。

6時半とか、7時ぐらい起きる方が多いんじゃないかと思います。

遠い方であれば6時ぐらいに起きることが多いと思うんですけども、6時とか6時半に1回

「目を開ける」

ということをしてほしいんですね。

これはお父さんお母さんが起こしてもらっても良いですし、自分自身で目覚まし時計をしても良いんです。

別に起きなくても良いんです。

起きて何か動作をしましょうとか、学校行く準備をしましょうというわけではなくて「リズム感」を崩したくないんです。

崩したくないので、6時、6時半、7時ぐらいに、とりあえず起こしてもらう。

目覚まし時計で「目を開ける」ということをしてください。

開けて何かするわけではなくて、理想的なお話をさせてもらうと、寝た状態でしんどくても良いので、横になったり、仰向けになったりして、まず

「寝返りをする」

ということをしてください。

その後に、可能であれば1回座ってください。

ベッドでも布団でも良いです。

ダラーッとなってても、姿勢など気にしなくても良いので、とにかく「座る」ということが大事なので、座るようにしてください。

余裕があれば「トイレに行く」とか「立つ」という事をして下さい。

始めのうちは、それでもなかなかできないという方が多いので、とりあえず

「目を覚ます」「1回座る」「2,3分だけ座る」「ぼーっとする」

それからもう1回寝てもらっても良いです。

それをやり続けていくとだんだん慣れてくるので、次にするんは朝ご飯。

朝しんどいのに固形物って結構しんどいと思います。

しんどくなってくるので、スムージーでも良いです。

それこそミックスジュースみたいな感じでも全然構わないです。

野菜ジュースの様な健康的なものを胃に入れます。

できたらスムージーが一番かと思いますので、ちょっと手間ではありますけども、お父さんお母さんにスムージーを作ってもらって、グッと飲んでください。

そしたらそこまでお腹とか、胃がしんどくなるわけではないので、起きれそうであれば起きます。

やっぱりしんどいなと思ったら、もう1回寝てもらったら良いです。

固形物を入れると消化するのに力がいるので少ししんどさを感じてしまいます。

なので流動食の様なものにします。

ここまでが午前中にやって頂きたい基本的にルーティンとなります。

起立性調節障害を治す昼の基本ルーティン

お昼からも同じ様に流れを作っていきます。

私もそうなんですけども、ゲーム好きの方がすごく多いんです。

スマホやパソコンをする事が好きな方も多いですね。

スマホいじったりとか、動画編集のお子さんも中には趣味でいらっしゃったりとかするので、お昼ぐらいから夕方ぐらいまでに、それを終わらせてください。

晩以降にそれをしてしまうと、頭が冴えてしまうので、モードが切り替わらないんです。

晩が一番元気なのは分かってるんですけども、日中に自分の好きなゲームをする。

そういう趣味的な、画面を何かを見て作業するということをできたら日中に終わらせてほしいです。

できたら晩ご飯までに終わらせていただきたいので、19時ぐらいまでにその作業が終わるように調整を頑張っていただきたいと思います。

そこまでは何をしてもらっても構わないです。

お昼ご飯に関してはお父さんお母さんが家にいらっしゃるのであれば、普通にお昼ご飯が食べれそうであれば、食べてもらったら良いです。

野菜中心と、フルーツ中心で食べていただければ、一番です。

ビタミン系を摂るのに野菜とか、フルーツはすごく最適な食べ物になります。

野菜だったりフルーツといった、ビタミン類をしっかり摂るようにしていただきたいと思います。

起立性調節障害を治す夜の基本ルーティン

一番意識して頂きのが、

お風呂に入る時間

話を聞いていると寝る、間際に入る方が結構多いです。

寝る前にお風呂に入ると身体が温まって確かに良いんですけども、ほてり過ぎてしまって、起立性調節障害の場合、晩の睡眠が浅くなったりとか眠りにくくなってしまうことが多いです。

できれば「食事の前」に入ってしまうのが一番ベストです。

7時にご飯を食べるのであれば、消化の邪魔にならないように食事をする前にお風呂に入って、お風呂に入ってから食事をとってください。

人によってできる、できないがあると思うんですけども、それが一番ベストの時間帯になりますので、調整をしていただきたいと思います。

食後以降の時間は勉強をしていただいて、小さな画面などはやめましょう。

小さな画面でものを見たりとか、ゲームをするという風に、動体視力を使わないとダメなものに関しては、極力しない方が良いです。

テレビとかを普通に見てもらうものは良いんですけども、それ以外のゲーム、例えば格闘ゲームとか、今オンラインで遊ぶものとかもたくさんあると思います。

そういうものは極力、晩には避けていただきたです。

先程言ったように「日中に行う」ということを1つのルールとしていただきたいと思います。

次は寝る時間。

1時、2時になることは良くあると思うんですけども、

24時までには「布団の中に入って」いただきたいです。眠れなくても全然構いません。

眠れなかったら間接照明で本を読んだりとか、漫画を読んだりとか、普通にリラックスをしたりとか、何をしてもらっても良いんです。

スマホなどの画面を見る、特にゲームをするというのは、一番体に良くないものなので、そこだけは避けていただきたいと思います。

ここまでは起立性調節障害を治す1日のルーティンとなります。

起立性調節障害を1日でも早く治す為に必要な事は?

起立性調節障害の場合は基本的に病院に行くと

「昇圧剤」と言って、血圧を上げる薬がメインにはなってきます。

それに加えて、やっぱり基本的なルーティンというのは自分自身でご家族と一緒に変えていくというのが、すごくこれは大事なものになっていきます。

私が行う治療は何をするかと言うと

「血の循環を良くする」のと「頭に行く血流量を増やしていく」ということを行っていきます。

それに加えて、普段の生活を少しずつ変えていくと起立性調節障害というのは基本的に良くなります。

ちゃんと治療をすると良くなっていきますので、今はやっぱりしんどかったりとか、学校行けなくて、お父さんもお母さんも辛いと思います。

体が「痛い」というわけではないので、なかなか周りに理解されにくい部分もあると思います。

でも大丈夫です。

ちゃんと良くなってきますので、今回お伝えしたルーティンだけは、最初はしんどいと思いますけども行っていただきたいと思います。

今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

ひこばえ整骨院起立性調節障害に対する治療

ひこばえ整骨院では起立性調節障害の治療を非常に得意としています。

悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。

もしあなたが起立性調節障害による朝起き上れないなどの悩まれているならば是非下記をご覧ください。

 

本を執筆

柔道整復師 齋藤 克也監修