車の運転で足の付け根・股関節が痛かった女性の症例|西宮市 ひこばえ整骨院

症例の概要

女性、主婦の症例です。

車を運転していると足の付け根に痛みが出ることに悩み、できるだけ早く痛みを軽減したいと来院されました。

歩いているときには痛みを感じていませんでしたが、何かの拍子に突然痛みが出ることもありました。

股関節周辺だけでなく、腸腰筋や腰、身体全体の動きなどを確認しながら施術を進めました。

患者さん

女性 主婦 西宮市在住

来院時期:平成28年3月

来院時のお悩み

一番困っていたのは、車を運転していると足の付け根が痛くなることでした。

  • 車の運転をすると足の付け根が痛くなる
  • 歩いているときには痛みを感じない
  • 何かの拍子に突然痛みが出ることがある
  • できるだけ早く痛みを軽減したい

日常生活では常に痛いわけではありませんでしたが、運転中や予期しないタイミングで痛みが出ることを気にされていました。

これまでの経過

来院時には、歩行中の痛みはありませんでした。

一方で、車を運転していると足の付け根が痛くなり、ときどき何かの動作をきっかけに急な痛みを感じることもありました。

お友達が当院に通っていたこともあり、症状について相談するため来院されました。

また、以前から側弯症があるとのことでした。

当院で確認した身体の状態

まず、主に痛みを感じていた股関節周辺の状態を確認しました。

そのうえで身体全体の動きを確認すると、股関節周辺だけでなく、お腹の深い部分にある腸腰筋にも強い緊張がみられました。

腸腰筋は腰の前方から股関節周辺につながる筋肉で、股関節を動かす際にも関係します。

また、身体の動きにくさや骨盤周辺の左右差もみられました。

以前から側弯症があることも踏まえ、今回は痛みを感じている股関節だけを見るのではなく、腸腰筋や腰、身体全体の動きを確認しながら施術方針を考えました。

車の運転で足の付け根が痛かった女性の身体の状態

施術の考え方

今回の症例では、足の付け根に痛みがありましたが、確認すると腸腰筋の緊張や腰・骨盤周辺の動きなども関係していると考えました。

そのため、痛みを感じている股関節周辺だけを施術するのではなく、腸腰筋の緊張や身体全体の動きを確認しながら施術を行いました。

経過の中では、股関節の痛みだけでなく、腰のだるさや右肩の違和感なども確認し、その時点での身体の状態に合わせて施術する部分や自宅でのストレッチを調整しました。

施術後の経過

1回目

初回は、股関節の動きや腸腰筋の緊張、身体全体のバランスを確認しながら施術しました。

ご本人は、足の付け根の痛みに対してお腹周辺も確認することを意外に感じられていました。

施術後には痛みに変化がみられたため、引き続き股関節周辺だけでなく、身体全体を確認しながら進めることにしました。

2〜3回目

初回の痛みを10とすると、2回目の来院時には8程度とのことでした。

まだ瞬間的に「ピキッ」とするような痛みが出ることがあったため、身体の動きを確認しながら腸腰筋周辺への施術を継続しました。

この頃には、最初に困っていた「車を運転すると足の付け根が痛くなる」という症状は感じなくなっていました。

一方で、腰のだるさや痛みを感じるようになっていたため、その状態についても確認しました。

4〜5回目

5回目頃には、股関節や足の付け根の痛みはほとんど気にならなくなっていました。

ただし、行事などで身体への負担が増えた際には痛みを感じることもありました。

また、この頃から右肩の痛みも少し気になるようになっていたため、腸腰筋周辺や腰に加えて右肩の状態も確認しながら施術しました。

6〜7回目

股関節や足の付け根の痛みは、日常生活ではほとんど気にならない状態になっていました。

7回目には、ご本人から「なんとなく体のバランスが悪い気がする」との話がありました。

そこで身体全体を確認し、これまで下半身を中心に行っていた自宅でのストレッチに、上半身のストレッチも加えました。

右肩が内側へ入りやすい状態や背骨周辺の動きも確認し、肩甲骨周辺を動かすストレッチを行ってもらいました。

8〜9回目

8回目には右肩の違和感は気にならなくなっていました。

股関節や足の付け根については、ときどき違和感を感じることはあるものの、長く続くことはなくなっていました。

身体のバランスについて感じていた違和感もほとんど気にならなくなりました。

最初に困っていた運転時の足の付け根の痛みも落ち着き、日常生活での不安も少なくなったため、9回目で施術を一区切りとしました。

院長の考察

今回の症例で特徴的だったのは、歩いているときには問題がないものの、車を運転していると足の付け根が痛くなるという点でした。

身体を確認すると、股関節周辺だけでなく、腸腰筋の緊張や腰・骨盤周辺の動きなどもみられました。

そのため、痛みを感じている場所だけに施術を行うのではなく、「どのような姿勢や動作で痛むのか」を確認したうえで、関連する部分を含めて身体全体を見ることが大切だと考えました。

経過の中では、最初に困っていた運転時の痛みが先に落ち着き、その後は腰のだるさや右肩の違和感など、その時点で気になる身体の状態を確認しながら施術を進めています。

同じ股関節や足の付け根の痛みでも、痛みが出る動作や身体の状態は一人ひとり異なります。そのため、症状名だけで判断せず、日常生活のどのような場面で困っているのかまで確認することを大切にしています。

患者さんの直筆の声

車の運転で足の付け根が痛かった女性の直筆の感想

Q.はじめはどのような症状、悩み、体の変化がありましたか?

車の運転をすると足のつけねが痛む。

Q.知ってからすぐに申し込みましたか?

お友達が通っていたので、すぐに申し込みました。

Q.似たようなサービスの中で、何が決め手となって申し込みましたか?

体の改善をしてくれるところ。

Q.施術を受けてみて、具体的にどの部分が良かったですか?

家でできるストレッチや、普段の生活の中で気をつけるところ等を教えてもらえた所です。

なぜ痛くなっていたのかも納得できました。

Q.施術を受けてみて、元々あった悩みはどうなりましたか?

運転をしても痛くなることが少なくなりました。

痛くなってもストレッチ等で回復が早くなりました。

Q.これから施術を受ける方に、どんな方におすすめしたいですか?

一度施術を受けてみてから、その後のことを考えればいいと思います。

※患者さんの感想は個人の感想です。施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

股関節・足の付け根の痛みでお悩みの方へ

股関節や足の付け根が痛む場合でも、痛みが出る動作や身体の状態は一人ひとり異なります。

ひこばえ整骨院では、痛みを感じている場所だけを見るのではなく、いつ痛むのか、どのような動作で困っているのかを確認し、股関節・腰・骨盤周辺など身体の状態を確認したうえで施術方針を考えています。

股関節痛に対する当院の考え方や施術については、下記の症状別ページで詳しくご説明しています。


股関節痛の原因や施術について詳しく見る

この記事の執筆・監修者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤克也

齋藤 克也

ひこばえ整骨院 院長

柔道整復師(国家資格)

ひこばえ整骨院では、院長の齋藤克也が患者さんの身体の状態を確認し、施術まで一貫して担当しています。

当サイトの症例記事では、実際に来院された患者さんの経過をもとに、来院時のお悩み、身体の状態、施術の考え方、その後の変化についてご紹介しています。

症状名や画像上の所見だけで判断するのではなく、「どのような動作で困っているのか」「日常生活で何ができなくなっているのか」まで確認することを大切にしています。

2019年には、セルフケアや身体の使い方についてまとめた書籍を出版。現在も臨床に携わりながら、患者さんに身体の状態をできるだけ分かりやすく伝えることを心がけています。