眠りの浅さ・全身のだるさに悩んでいた32歳女性の症例|西宮市の整骨院

症例の概要

夜中に目が覚めることがあり、睡眠時間を取っていても身体の疲れが抜けにくく、全身のだるさに悩んでいた32歳女性の症例です。

仕事中も身体が重く、休日になっても何かをしようという気持ちになれないほど、疲労感が続いていました。

睡眠の状態や、背中・腰・股関節などを動かした際の状態を確認し、施術と自宅でのストレッチなどを続けながら経過をみていきました。

患者さん

河野友見さん 32歳 女性 会社員 西宮市在住

来院:平成25年4月

来院時のお悩み

一番のお悩みは、睡眠を取っていても身体の疲れが抜けにくく、毎日のように全身のだるさを感じていたことでした。

仕事中も常に身体が重く、仕事へ行くこと自体を億劫に感じるほどでした。

睡眠時間そのものは確保していましたが、夜中に目が覚めたり、一度目が覚めるとなかなか寝つけなかったりすることもありました。

休日も一日中身体がしんどく、何かをしようという気持ちになりにくい状態が続いていました。

同級生の方から当院を紹介され、来院されました。

これまでの経過

来院前から、睡眠の途中で目が覚めることや、身体のだるさ、疲れやすさが続いていました。

特定の場所が強く痛むというよりも、身体全体の疲労感が日常生活や仕事に影響している状態でした。

休みの日にも疲労感が続いていたため、休んでも十分に身体が楽になったと感じにくいことが悩みになっていました。

当院で確認した身体の状態

初回は、睡眠の状況についてお聞きするとともに、背中や腰、股関節などを動かした際の状態や、背中の筋肉の緊張などを確認しました。

身体を動かした際には、背中を中心に動かしにくい部分がみられました。

旧記事では「自律神経の検査によって自律神経の乱れが分かった」としていますが、現在の記事では、この記録だけから自律神経の状態を診断するような表現は使用しません。

また、背骨の動きにくさが睡眠や全身のだるさの原因だったと断定することもできません。

そのため今回の症例では、実際に確認できた身体の動きと、睡眠・疲労感など患者さん自身が感じている状態を分けて確認しながら経過をみていきました。

施術の考え方

初回は、首・背中・腰・股関節などを動かした際の状態を確認しながら施術を行いました。

また、ご自宅では背中を動かすストレッチをお伝えしました。

普段あまり湯船につかないとのことだったため、無理のない範囲で入浴することも生活上のアドバイスとしてお伝えしました。

仕事の都合で土曜日しか来院できなかったため、当初は週1回程度のペースで身体の状態を確認しました。

施術後の経過

2回目

2回目は1週間後に来院されました。

この1週間では、しっかり眠れたと感じる日が半分程度あったとのことでした。

全身のだるさやしんどさについては、まだ大きな変化を感じていませんでしたが、眠れた日は身体が少し楽に感じるというお話がありました。

引き続き施術を行い、股関節を動かすセルフケアも追加しました。

3回目

3回目には、ご本人の感覚で来院当初のだるさを10とすると、半分程度まで軽くなっていました。

また、それまであまり習慣になっていなかった入浴についても、この2週間では半分以上の日に湯船につかることができていました。

身体のだるさにも変化がみられていたため、それまでお伝えしたストレッチなどを継続していただきました。

5回目

5回目には、来院当初と比べて身体のだるさはご本人の感覚で2割程度まで軽くなっていました。

仕事が忙しいときや疲れがたまったときには眠りにくさを感じることもありましたが、休むことで以前より落ち着きやすくなったとのことでした。

この頃には身体を動かした際の状態にも変化がみられたため、日常生活では歩く際の身体の使い方についてもお伝えしました。

7回目

7回目には、夜中に目が覚めて眠れない状態や、身体が極端にだるく感じることはほとんどなくなっていました。

週末になると仕事による疲れを感じることはありましたが、来院当初のように強い不調が続くことは少なくなっていました。

この頃から来院間隔を2週間程度に広げ、状態を確認しました。

9回目

その後も2週間程度の間隔で経過を確認しましたが、来院当初に悩んでいた眠りにくさや全身のだるさは落ち着いた状態が続いていました。

ご本人からも「初めの頃の状態を忘れるくらい身体が楽になった」というお話がありました。

状態が安定していたため、集中的な施術は9回目で一度終了しました。

院長の考察

今回の患者さんは、特定の場所の痛みではなく、全身のだるさと眠りにくさが日常生活や仕事に影響していました。

旧記事ではこれを「自律神経の乱れ」と判断し、さらに背骨の動きにくさが自律神経を乱しているという説明をしていました。

しかし、今回残っている記録だけから自律神経の状態を診断したり、背骨の動きと睡眠・疲労感の因果関係を特定したりすることはできません。

そのため現在の症例記事では、「自律神経を整えたから眠れるようになった」という説明ではなく、身体の動きと患者さん自身が感じていた睡眠・疲労感の変化をそれぞれ記録する形にしています。

実際の経過では、まず「しっかり眠れたと感じる日が増えた」という変化があり、その後、全身のだるさについても少しずつ変化がみられました。

7回目頃には、来院時に困っていた夜中に目が覚めて眠れない状態や、極端な身体のだるさはほとんど気にならなくなっていました。

今回のように、睡眠の問題や全身の強いだるさが続く場合には、身体の動きだけを見るのではなく、生活状況や睡眠の状態なども含めて確認することが大切です。

また、眠れない状態や強い疲労感が長期間続く場合には、身体的・精神的な疾患、睡眠障害などさまざまな原因が考えられるため、必要に応じて医療機関で相談することも大切です。

患者さんの直筆の声

眠りの浅さと全身のだるさに悩んでいた32歳女性の直筆の声

どのコースを受けられましたか?

整体骨盤矯正

実際に受けてみてどうでしたか?

最初はがちがちだった体が徐々に良くなり、楽になっていく事を実感しました。

どの様な方にすすめたいですか?

疲れやすかったり、体が重く感じる方におすすめです。

※上記は患者さん個人の感想です。

※施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

眠りにくさや全身のだるさでお悩みの方へ

夜中に何度も目が覚める、眠っても疲れが取れない、身体のだるさが続くといった状態には、さまざまな要因が考えられます。

そのため、「姿勢が悪いから」「自律神経が乱れているから」と一つの原因だけで判断するのではなく、現在の身体の状態や生活状況を確認することが大切です。

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この記事の執筆・監修者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤克也

齋藤 克也

ひこばえ整骨院 院長

柔道整復師(国家資格)

ひこばえ整骨院では、院長の齋藤克也が患者さんの身体の状態を確認し、施術まで一貫して担当しています。

当サイトの症例記事では、実際に来院された患者さんの経過をもとに、来院時のお悩み、身体の状態、施術の考え方、その後の変化についてご紹介しています。

症状名や画像上の所見だけで判断するのではなく、「どのような動作で困っているのか」「日常生活で何ができなくなっているのか」まで確認することを大切にしています。

2019年には、セルフケアや身体の使い方についてまとめた書籍を出版。現在も臨床に携わりながら、患者さんに身体の状態をできるだけ分かりやすく伝えることを心がけています。