齋藤の言葉

病院に行くと頚椎症と診断されてしまった。仕事をしている時や日常生活でて手のしびれを感じ、普段からの痛みを感じてしまい毎日辛い。そんな風な悩みを抱えている方に自分でできる改善方法をお伝えします。もしあなたが頚椎症でしびれや痛みを感じているのであればこの記事をぜひ参考になさってください。

頚椎症で手がしびれる本当の原因は何?

頚椎症の原因を調べるとほとんどの場合が

加齢による変性、変形と書いてあるものがほとんどです。

変形と変性は意味的にすごくややこしいですが

簡単に言うと神経の通り道が狭くなってしまい圧迫を受けてしびれや痛みが出てしまっている

こんなふうに考えていただければ結構です。

しかし年齢を重ねたから全員が頚椎症になるかと言われればそういうわけでもありません。

今まで多くの頚椎症を見させていただきましたが共通する部分があります。

今回の改善方法でもありますが

手首や腰、背中の筋肉が極端に固くなっている方がほとんどです。

このまま読み進めていくとどういう事かが分かります。

頚椎症にしても似ているもので頚椎ヘルニアにしても同じことが言えますが。

病名というのは結果であって原因ではありません。

頚椎症も頚椎ヘルニアも色々な負担や原因があるから結果的にそのようになってしまっています。

気が付かないうちに変形が進んでしまってしびれ痛みが出てしまっているというのはよくあります。

頚椎症だから首を何とかしよう

というのはなかなか難しいことがほとんどです。

今回は首とは関係のない部分をストレッチしていきますがまずその理由からお話をします。

頚椎症の痛みを改善させるストレッチをする場所はどこ?

今回行うべきストレッチの場所は手首と腰です。

なぜわざわざ手首と腰をするのか?

かなり疑問に思いますよね。

手順だけを知ってもらうことも大切ですが、理論を理解していただいた方がよりわかりやすくなります。

首が痛い時に首だけを治療したりストレッチをすることが一般的だと思います。

YouTubeの動画で探したりインターネットで探しても同じことがいえます。

ストレッチをする前にこの検査からやっみて

1番最初に行っていただきたいことがあります。

右手で結構ですので左の肩に手を当ててください。

首筋から肩に向けてつかむような形です。

その状態で左下で少し重たいものを持つようにしましょう。

頚椎症を治すストレッチ手首9

痛みがないほうの手でやってもらっても良いので逆の手でも問題は一切ありません。

肩をつまんだ状態でものを持つと使っていないはずの肩や首まで筋肉が硬くなったりはしないでしょうか?

ものをつまんだりする時と言うのは一見手首だけが動いているような感じになります。

持つ時と言うのは手首、肘、肩、背中、腰すべての筋肉が連動して動くようになります。

頸椎症になってしまっている方は、手首の動きが非常に悪く、腰の筋肉も硬くなってしまう傾向にあります。

ものを取るときの動作をもう少しわかりやすくお話をします。

手首、肘、肩、背中、腰

以上5つの部分を使ってものをとると言う動作をします。

負担が10かかると考えてください。

5つの部分があるので、物を掴む仕事を5人でするようなイメージです。

と言う事は1つの部分にかかる負担は2になりますよね。

例えば手首と、腰が硬くなってしまうと2つの部分がサボってしまいます。

体にかかる10の負担は変わらないので今まで5人でしていた作業が3人になってしまいます。

このように考えると1カ所にかかる負担は大きく増えてしまうのがわかります。

割り切れないですが、1箇所3、3の負担がかかります。

本来は2の負担しか支えることができないのに倍近くの負担がかかってしまう計算になります。

刺激が積み重なることによって症状が悪化し、結果的に頚椎症になってしまうと言う事です。

手首と腰の筋肉を緩めることによって本来持っている身体の機能をもとに戻すことができます。

だからこそ痛みが直接出ている部分だけでなくそれ以外を見ることが重要なのです。

痛いところは首、悪いところは腰と手首と言うふうに全く違う場所が原因となります。

これが冒頭にお話をした内容です。

頚椎症による手のしびれ痛みを改善するためのストレッチ方法

理論をお話をさせてもらったので、次は実際の手順についてお話をします。

動画でもお話しをしているのでぜひあわせてご覧になってください。

 

手首の柔軟性をつけるためのストレッチ方法

座った状態でも立った状態でもやりやすい方で行ってください。

下の写真のように手首を持ちます。

頚椎症を治すストレッチ手首

この状態のまま手首がねじれないようにまっすぐとストレッチをして行きます。

頚椎症を治すストレッチ手首2

この状態のまま10秒間持続的に伸ばしましょう。

片方ができれば反対側の筋肉もストレッチします。

頚椎症を治すストレッチ手首3

手首がねじれてしまうとストレッチされるところが変わってしまうので注意しましょう。

頚椎症を治すストレッチ手首4

手首のストレッチをするだけでも首の動きは確実に変わります。

痛くない程度で構わないので、ストレッチをする前とストレッチをした後首の動きを確認してみてください。

最初の動きにくさ、痛みが10とすると、首のストレッチをすると9もしくは8程度にまで動きやすくなります。

腰の柔軟性をつけるためのストレッチ方法

次にお話をするのが腰の柔軟性をつけるためのストレッチ方法です。

動画で診てもらった方がより分かりやすいと思うので併せてご覧になって下さい。

ストレッチで伸ばす筋肉は、

腰方形筋と呼ばれる筋肉です。

頚椎症を治すストレッチ手首7

漢字を見るとかなり難しく感じますね。

肋骨から腰をつないでいる筋肉で、片方だけが働くと横に腰を倒します。

両方とも同時に動くと体を安定させたり腰をそらすときに使う筋肉です。

先ほど説明したものを掴む時など体に力を入れとき使う筋肉でもあります。

下の写真のように腰を真横に倒します。

頚椎症を治すストレッチ手首6

真横に倒した状態だとお腹の横しか伸びないので狙いたい筋肉が伸ばされません。

体を横に倒した状態で右斜め前方に向かい体を倒していきます。

頚椎症を治すストレッチ手首5

その体勢でようやく筋肉が緩んでくれます。

ストレッチをした状態で5秒間持続的に伸ばします。

左右順番に行いながらストレッチをしてください。

以上で2つのストレッチとなります。

手首の時と同じように一度この段階で首の痛い動きをしてみてください。

もし、症状が少しでも改善しているのであれば今のあなたの症状にあっているという事です。

魔法ではないので、全く痛みがなくなる。

とまではいかないですが、1、2割改善していればいいと考えて下さい。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回お話をさしてもらったのは頸椎症を治すために手首と腰の筋肉を緩める方法についてお話しをしました。

タイトルを見た方は非常に驚いたと思います。

なんでわざわざ手首と腰を治療するのか?

先ほどもお話をさせていただきましたが、体を使う時というのはその部分だけで完了するわけではありません。

体を全体的に使うことで1つの動作が完了します。

首の矯正を行ったりストレッチをすることももちろん解消方法の1つではあります。

しかしその方法で改善しないのであれば今回お話しをした手首と腰の調整をいちどしてみてください。きっと症状は変わりますよ。

頸椎症で悩まれているならば当院で治療受けてみませんか?

ひこばえ整骨院では頚椎症の治療を得意としています。

今回お話をさせてもりったみたいに痛いところ、症状の出ているところだけを見るわけではありません。

根本的に改善するための治療を提供しています。

もしあなたが本当に首の痛みを治したい。

手に痺れを感じている、腕が痛いなどの症状を感じているのであればぜひお越しください。

下をクリックしてもらえるとあなたの解決方法が分かります。