来院日 

5月中旬

患者さん

K・Yさん 会社員 女性 40代

悩み

以前から肩こりはずっとあったようですが、ここ1~2週間ほどが特にひどく感じていたとのことです。

すると今までにはなかった、左腕、肩の方に違和感が強く出始めたようです。

特に左の腕の方のしびれた感じがではじめて、このまま放っておくとまずいかもしれない、と思い治療に思い立ったとのことでした。

腕が挙げれないということと、しびれた感じが常にずっとある、という状態が気持ち悪くて、その状態から解放されたい、ということでご相談いただきました。

もともと当院を骨盤ダイエットの院として認識してらっしゃったようで、ダイエットで来院しようと考えていた矢先のことだったようで、痛みがとれたらそちらの方も相談させてほしい、とのことでした。

 

検査の結果

検査をしてみたところ、体の中で捻じれている部分があることがわかりました。

そして単純に体に力が入り過ぎている、という状態でした。

姿勢に関しても癖が強く、肩~背中~腰にかけてがかなり力が入っているためコリがでやすいような状態でした。

肩のしびれを取るにはまずは肩、肩甲骨、背中、腰の筋肉の緊張をとることとももちろんですが、捻じれている体の状態と、普段の姿勢で体の力を抜けるようにしていけば、肩のしびれは改善しますし慢性的に肩こりを感じている状態も改善できます、とお伝えしました。

 

 

初回の施術

まずは背面の筋肉の緊張を軽く緩めるようにしていきました。

肩だけでなく、腰にもかなり緊張が強くありました。

体の捻じれは上半身と下半身の捻じれ方が左右バラバラになっていたので、左右ともそれぞれ真っ直ぐに戻すように矯正をかけていきました。

立っている時の姿勢が、お腹に全く力が入っていない状態だったため、まずはそこの癖をなくして改善できるように、力の入れ方を練習していくように立ち方の修正を行いました。

 

2~3回目の施術

2回目に来られた時には左肩のしびれがは感じない程度に改善していて、ほっとした、と安心してらっしゃいました。

ですが検査の為腕を上げたりした時に、上げることはできても痛みが残っている状態でした。

しびれがないためもう治った、と少し油断していたようだったのでまだ治りきっていない、ということがきちんと理解いただけたようでした。

初回よりもまだ動かせる範囲は広がっていたのでストレッチと姿勢の確認をしていきました。

3回目に来られた時に、肩ではなく偶然腰を痛めてしまっていました。

変な角度で腰を捻ってしまったようで、ぎっくり腰のような状態でした。

それから先に腰の治療に集中するように移行していくことをお伝えし、了承いただきました。

検査も改めてし直したところ、腰の痛みの原因はお腹側の筋肉のが動いていないことからの影響でした。

まずはアイシングとお腹側の筋肉を緩めるようにするということに集中しました。

 

 

4~6回目の施術

 

腰の治療に移行してから腰が痛い為に、というのもありますが肩の違和感やしびれは感じないままでした。

腰の痛みは5回目のころには落ち着いてきており、6回目のときには普通にしているときは痛くない程度になっていました。

腰を捻る動作をすると、左に捻った時だけ痛むのが残る状態でした。

このとき腕を上げると少し痛みがでる状態だったので、腰と肩を合わせて調整していくように施術も変えていきました。

骨盤前側、お腹側の筋肉をご自身でもマッサージしていただき、改めて立ち方の確認も行いました。

股関節の動きを確認すると右股関節が開けないこともあり、股関節の捻じれをとっていくように施術していきました。

 

 

7~9回目の施術

7回目からは股関節の捻じれを取ることをメインに施術をおこなっていきました。

立っている時の姿勢をお腹を凹ませるようにするだけでなく、お尻をしめるようにして膝の位置を外に向けていくようにお伝えしました。

こうすることで股関節が内側に捻じれて固まっているのを改善していけます。

普段の姿勢の中でこれらを意識して変えていくようにお願いしました。

普段は胡坐の体勢になることがない、ということと体が硬くてできない、ということもありましたので、意図的に胡坐の体勢になることもお願いしました。

ストレッチとしても、普段の座り姿勢としても痛くならない範囲でいいので、やっていきましょう、とお話しました。

9回目の施術では左の肩の凝り感があるだけで、日常で気になる痛みなどはなくなっていました。

股関節を開く動作も以前のような硬さはなく、痛みなく開けるようになっていました。

 

最後の施術

最終的に股関節の捻じれもとれて、ちゃんと開いても痛くない程度で維持できるようになっていました。

胡坐をするのはまだ硬くてやりにくいとはおっしゃっていましたが、嫌な痛みはなくなっていました。

もともと力が入り過ぎてしまうところもあり、お腹の力、お尻の力だけを入れて、足の力を抜く、というのが難しかったのですが、最後のころには何とか気を付けることができるようになっていました。

最後に足の力が入っていたため硬くなっていた部分のストレッチをお伝えして、今後は最初から受けたい、と思って頂いてたダイエットの施術に切り替えて続けていく、とのことでしたので治療自体は終了としました。

 

まとめ

今回の方は、腕のしびれからはじまった治療でしたが、腰の痛みや股関節の動きのわるさなど、普段では表立って出ていなかった部分の痛みや硬さがあった部分の改善もできました。

最初に困っていた腕の痛み、しびれは出始めてすぐに治療できたので改善は早かったですが、自覚症状のなかった腰の張り、姿勢の癖などの改善はすぐにできるものではありません。

自覚症状がないからといって放っていても、必ず今回のぎっくり腰や腕のしびれのような悪化した症状がある日突然現れます。

そのため違和感や痛みのある状態では放置しておくのはおすすめできません。

その時点でしっかり治療をしていきましょう。