朝起きたときのめまいがつらい人へ|原因と予防法を解説

「朝、起きた瞬間にクラっとする」

「ふわふわして立ち上がるのが怖い」

このような“朝のめまい”に悩まされていませんか?

寝不足や疲れだけが原因と思われがちですが、実は自律神経の乱れや身体のゆがみが深く関わっていることがあります。

この記事では、朝のめまいの原因をわかりやすく解説し、整骨院での対応やご自宅でできる予防法までをご紹介します。

朝のめまいに多い症状とは?

  • 布団から起き上がる瞬間にクラっとする
  • 立ち上がると視界がぼやける、ふらつく
  • しばらく横になっていても回る感じが残る
  • 寝返りを打ったときに天井が回るように感じる

これらの症状は「浮動性めまい」「起立性低血圧」「自律神経性のめまい」に分類され、寝起きに特に起こりやすいタイプです。

上記3種類の中の「浮動性めまい」「起立性低血圧」は病院で検査をしてわかることもあります。

もし、病院などに行かれていない場合はまずはしっかりと検査をしてもらうことをおすすめします。

浮動性めまいとは?|ふわふわ・フラフラする不安定な感覚

「足元がふらつく感じがする」

「地面が揺れているように感じる」

こういった症状がある場合は、浮動性めまいの可能性があります。

浮動性めまいは、身体がふわふわ・フラフラと揺れているような感覚が特徴で、明確な回転感がある「回転性めまい」とは異なります。

方向性がはっきりせず、持続的に違和感が続くことが多いのが特徴です。

特に最近は、スマホやパソコンの使いすぎによって首や肩の筋肉が緊張し、血流や神経に影響してめまいを起こすケースが増えています。

病院で検査時、特に異常がない場合はこの疾患を言われることが多いです。

消去法によってあなたは浮動性めまいですねと診断が言われる場合もあります。

朝のめまいの原因とは?

① 自律神経の乱れ

睡眠中は副交感神経が優位になりますが、起床時には交感神経へ切り替える必要があります。

この切り替えがスムーズに行かないと、血圧や血流が不安定になり、めまいが起きやすくなります。

自律神経は、意識しなくても働いてくれている「体の司令塔」のような存在です。

主に以下の2つの神経で構成されています。

  • 交感神経:活動・緊張・ストレス時に優位
  • 副交感神経:休息・回復・リラックス時に優位

この2つがバランスよく働くことで、心拍・呼吸・血圧・内臓の動き・血流・体温調整などが正常に保たれます。

② 頸椎のゆがみ・筋肉の緊張

首の骨がズレていたり、周囲の筋肉が緊張していると、脳への血流が妨げられ、起床時にふらつきやすくなります。

特にストレートネックや猫背の方に多い傾向があります。

③ 内耳の機能低下

身体のバランスをつかさどる内耳(三半規管や前庭)が不安定な場合、寝返りや起き上がりでぐるぐるするめまいが発生します。

 

④ 血圧調整の不安定さ(起立性低血圧)

就寝中は血圧が低下しています。

起き上がるときに血圧がすぐに上がらないと、脳に血液が届かず、クラっとしためまいを感じます。

病院で検査をしてもらい、診断をしっかりしてもらうことができます。

整骨院でできる朝のめまいへのアプローチ

当院では、以下のような施術で根本からの改善を目指します。

  • 頸椎・骨盤の調整:ゆがみを整え、神経圧迫や血流障害を解消
  • 首肩の筋肉の緊張緩和:深部筋へアプローチしてこりを改善
  • 自律神経を整える手技:呼吸や背骨を使ったアプローチで交感・副交感のバランスを調整
  • 生活指導:寝起きの姿勢や睡眠環境、枕の選び方などのアドバイス

「めまいがあっても検査では異常なし」と言われた方には、整骨院での体のバランス改善が有効なケースも多いです。

ただ、現在ではスマホを使われることがほとんどなので、ストレートネックになり、筋肉が緊張して頭に行く血流量が減る。

また耳に行く血流量も減るため、必要な分の血流が行かずにめまいになるケースが多いです。

そのようなケースの場合は、我々のような整骨院の先生に相談するのが良いでしょう。

朝のめまいを防ぐためのセルフケア

① 起きるときは“ゆっくり”

目が覚めたら、すぐに起き上がらずに1分ほど横向きのまま深呼吸をしてから、ゆっくりと身体を起こして立ち上がるようにしましょう。

このセルフケアは本当に大事なので、必ず起き上がる前にはおこないましょう。

② 首や肩のストレッチ

寝る前に軽く首を左右に倒したり、肩甲骨を回すストレッチをすることで、血流や神経の流れをスムーズに保てます。

自宅でできるセルフケア方法 2 首・肩の軽いストレッチ

痛いまで行かずにしっかりと伸びているな、気持ちが良いなと言う程度にしておきましょう。

③ スマホの使用を控える

就寝直前のスマホは交感神経を刺激して睡眠の質を下げ、自律神経を乱す原因になります。

できれば就寝30分前には使用を控えましょう。

また、日常から使わないと言う事は無理なので、30分に1回程度は画面から目を離すようにしましょう。

一分程度離すだけでも体はかなり変わってきます。

④ 寝具を見直す

枕が高すぎたりマットレスが合っていないと、頸椎や骨盤に負担がかかりやすくなります。

自分の体にフィットした寝具を選ぶことも重要なポイントです。

タオル枕の作り方をご紹介しています。

まとめ|朝のめまいは身体と神経のサイン

「朝だけめまいがする」

「寝起きのふらつきが日常的にある」

そんなときは、体のゆがみや自律神経の不調が関係していることが多くあります。

放置しておくと悪化したり、他の不調も引き起こす可能性があるため、早めの対処と生活の見直しが大切です。

当院では、1人ひとりの状態を丁寧にチェックしながら、姿勢・血流・神経バランスを整える施術をご提供しています。

「朝のめまいを何とかしたい」

「薬に頼らず改善したい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。


【この記事のまとめ】

  • 朝のめまいは、自律神経の乱れ・体のゆがみ・血流障害が関係
  • 整骨院では頸椎や骨盤の調整、自律神経への施術が可能
  • 生活改善や寝起きの工夫でも予防ができる

 

ひこばえ整骨院めまいに対する治療

ひこばえ整骨院ではめまいの治療を非常に得意としています。

悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。

もしあなたがめまいで悩まれているならば是非下記をご覧ください。