
「整形外科で“腰椎すべり症”と言われたけど、なかなか良くならない」
「手術は避けたいけど、何をすればいいのかわからない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
すべり症は“骨がずれている”だけが問題ではありません。
実は、姿勢の崩れ・筋肉の硬さ・血流の悪さが重なって痛みやしびれを引き起こすことが多いのです。
この記事では、整骨院の視点から「すべり症の原因」「やってはいけない動作」「改善方法」「実際の症例」までを総まとめで解説します。
すべり症とは?
腰椎すべり症とは、腰の骨(腰椎)が本来の位置より前方にずれてしまう状態です。

神経を圧迫することで、腰・お尻・太ももに痛みやしびれが出ることがあります。
しかし、骨のズレ=痛みとは限りません。
実際には、骨を支える筋肉や姿勢のバランスの乱れが、症状を悪化させているケースがほとんどです。
すべり症の主な原因
- 骨盤の後傾(猫背・長時間座り姿勢)
- 腹筋・背筋のバランス崩れ
- 筋肉のこわばりによる神経圧迫
- 加齢や運動不足による安定性の低下
- 血流の滞りによる回復力の低下
つまり、すべり症の痛みを改善するためには、「ズレを直す」ではなく、「支える力を整える」ことが重要になります。
すべり症でやってはいけない姿勢・動作
日常生活の中で、痛みを悪化させている動作は意外と多いものです。
以下のページでは、具体的に「避けるべき姿勢」を写真付きで紹介しています。
▶ すべり症の人がやってはいけない姿勢3選|痛みを悪化させる日常動作とは?
腰を守る第一歩は、「悪化させる動きをやめること」から始まります。
すべり症と脊柱管狭窄症・ヘルニアとの違い
「すべり症」「脊柱管狭窄症」「腰椎ヘルニア」は症状が似ているため、混同されがちです。
しかし、原因や痛みの出方には大きな違いがあります。
▶ すべり症と脊柱管狭窄症・腰椎ヘルニアの違いとは?|症状・原因・改善法を解説
ご自身の痛みのタイプを知ることが、正しい改善法の第一歩です。
すべり症を和らげるセルフストレッチ
「動かしていいの?」「ストレッチは危険じゃないの?」と不安な方も多いですが、
正しい方法で行えば、血流改善・筋緊張の緩和にとても効果的です。
安全に行える整骨院推奨のストレッチを紹介しています。
整形外科で治らなかったすべり症が改善した実際の症例
「薬や湿布では変わらなかった」「手術を勧められたけど不安」という方へ。
整骨院の施術で改善した実際の症例をご紹介しています。
同じような症状で悩んでいる方の参考になるはずです。
整骨院での改善アプローチ
当院では、すべり症の痛みを「骨のズレ」ではなく、体のゆがみ・筋肉・血流の3軸からアプローチします。
- ゆがみの調整: 骨盤や背骨のバランスを整えて神経への圧迫を減らす
- 筋肉の緊張緩和: 深層筋の硬さを取り除き、腰を支える力を回復させる
- 血流改善: 筋肉を柔らかくして自然治癒力を高める
痛みを「抑える」ではなく、痛みが出ない体に戻すことを目的にしています。
まとめ
- すべり症は「骨のズレ」だけではなく、姿勢や筋肉のバランスが関係している
- 悪化を防ぐには、日常姿勢の見直しが重要
- ストレッチや体の使い方を整えれば改善は十分可能
- 整骨院の施術で根本改善を目指すことができる
症状が長引いている方も、あきらめずにご相談ください。
正しい知識とアプローチで、痛みのない生活を取り戻せます。
西宮市で「すべり症」にお悩みの方へ
兵庫県西宮市の「ひこばえ整骨院」では、検査と説明を重視した根本改善施術を行っています。
あなたの症状に合わせた施術計画を立て、再発しにくい体づくりをサポートします。
執筆者
ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)
柔道整復師(国家資格保持者)
業界歴16年。
18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。
現在ストレッチの本を発売中。


