大きな欠伸をすると耳の後ろ辺りに痛みがある、大きく口を開けられない、顎がカクカクなるなど顎が気になることはありませんか?

顎がずれていたりすると、噛む力が均等にならずそれが頭蓋骨に伝わり、頭蓋骨のズレに繋がることがあります。

頭蓋骨がずれるということは、脳にも影響を及ぼすことにもなります。そのままにしておいては良くなさそうな症状ですね。

それでは顎関節症とはどのような症状なのか、どうしたらいいのかを見ていきましょう。

顎関節症の原因はどの様に原因からなるの?

外側翼突筋の緊張

就寝時の歯ぎしりなどにより、外側翼突筋が強く収縮した結果、筋肉が疲労し障害を受けることがあります。

この場合、予後は良好です。筋肉の硬さが原因なのでこれをしっかりとほぐしてあげれば改善します。重症化すると「腱鞘炎」の状態になる事があります。

 

関節円板前方転位

おもに関節円板を後方から支えている円板後部組織が何らかの原因により障害を受けてなります。

例えば頬杖を突く、片方だけで物を噛む、足をよく組むなど、体の歪みからくる場合があります。

治療は長期間を要することが多いのが特徴です。

 

変形性顎関節症

変形性顎関節症は、顎関節を構成する軟骨や骨の変性性疾患です。

レントゲンよる診断が必要ですが、本来柔らかい組織が骨化した像が認められることなど、顎関節の構成要素に器質的変性を伴う場合、この疾患名が付けられます。

治療方法は、おもに対症療法が中心となりが、予後は良くないのが特徴です。

変形をすると正直難しいのが正直な所です。

 

ストレス性の顎関節症

レントゲン等で診断することができない場合、この疾患名が付けられることがあります。

ストレスの顎関節症は、心理的・精神的原因により顎関節部に発症した疾患です。

しかし、心因性の顎関節症の診断方法が確立されているわけではない。心因性の顎関節症が疑われる場合は、一般的に精神科医へ診察を依頼することになります。

もしくはストレスを解消する方法を見つけるのも一つの方法です。

顎関節症とはどんな症状なのでしょうか

・口を大きく開けられない

・顎が鳴る

・顎に痛みがある

・顎の動きが悪い

・肩が凝る

等の症状があります。ひどくなると食事もとりにくい状況になります。適切処置をしっかりと行う必要があります。

あごの解剖

顎関節症は、関節やあごの筋肉、あるいはそれらをつなげている線維性組織に起こります。顎関節は、頭蓋の側頭骨と下顎の骨(下顎骨)とをつないでいる関節です。

顎関節は両耳のすぐ前に1個ずつ、計2個あり、靭帯(じんたい)、腱、筋肉に支えられて下顎を動かしています

顎関節は、体にある関節の中でも最も複雑な関節の1つで、蝶番のように開閉できるだけでなく、前後左右にずらすこともできます。

食べものをかんでいる間(咀嚼中)、顎関節は上下の歯の位置と健康状態に応じて加わる大きな圧力を受けとめ、口を閉じているときは、ドアストッパーのような役割をします。

顎関節には関節円板と呼ばれる特殊な軟骨が存在しています。この円板によって頭蓋骨と下顎骨は互いにこすれ合うことがありません。

日常の癖から顎関節症になることも!?

・頬杖、猫背などからも発症されます。

噛みあわせが原因とよく言われますが、必ずしも噛み合せが悪いと顎関節症になるわけではありません。普段からの癖が原因になることがほとんどです。

例えばパソコンやテレビの画面が正面ではなく、左右のどちらかにあると首をねじることになります。その姿勢が続くと上顎と下顎がずれてしまいます。

頬杖も同じですね。片側に頭の重さが乗るので、左右と上下がずれます。

猫背は以外かもしれませんね。背中が丸くなると頭が前に落ちる姿勢になります。すると上下前後がずれることになります。

顎がずれるということは、頭の位置のバランスが崩れますので体全体のバランスも崩れてしまいます。さらに、頭蓋骨もずれるため、脳へ影響が出てしまいます。

 

・片方ばかりで物を噛む

均等に筋肉が使われないため、左右バランスが崩れてしまいます。反対側で噛みにくいということは、筋肉が落ちているということでもあります。

また上下の顎がずれていると噛みにくくなります。

 

・頬杖をつく

頬杖をつくと首と顎が曲がった状態になります。下あごが手をついた方と逆に曲がります。

そうする事で顎が反対方向にまだります。

体の歪み

体に歪みが出ると上記と同じで体の歪んで顔が歪みます。すると重力で顎が落ちるので片方に下がります。

これが原因で円板がずれます。

 

・猫背(スマホを使っている姿勢)

猫背になると頭が中心よりも前に出るので下あごが前に出ます。円板をずらした状態になるのと外側翼突筋が緊張します。

顎の周りの筋肉が緊張して顎に異常をきたします。

顎関節症が脳への影響ってどんなの?

脳の真ん中から脚に向かって神経が走っています。なんらかの原因で顎がずれると、神経もずれ指令が悪くなり、血流も悪くなります。

そのため痛みが出たり、自律神経を乱れさせたりしてしまいます。 そうなると顎が痛いだけではなくうつ症状にもなります。

脳を包んでいる頭蓋骨がずれていると、脳に負担がかかります。ひどい場合は脳こうそく等発症することもあります。

また上下の顎がずれると噛み合せが悪くなり、きちんと噛めなくなり消化に負担がかかるようになります。

内臓に負担がかかってしまうとやはり循環が悪くなり、むくみや冷えなどにもなりやすいです。

噛むことは消化だけではなく、脳へ刺激を送っています。よく噛むことで脳が活性化され、神経細胞が再生されます。

顎関節症になった時の対処方はどうしたらいいの?

顎関節症の原因のほとんどは日常生活の癖から来ていることがほとんどです。まずは、自分の顎がどうなっているのかを確認する必要があります。

・頬杖をやめる

・横向きで寝ない

・パソコンやテレビの画面を真っ直ぐ見られるようにする

・顎がわざと鳴ないようにする

・体のバランスが悪いなら顎だけでなく、体のバランスを治す

・片方で物を噛んだりしない

 

開けると音が鳴る

どの姿勢にすると鳴らないのか探してみてください。

鳴らない位置があるということは歪んでいるということなので、歪みを治すことをおすすめします。

・猫背や肩こりがある場合

姿勢を整えることにより、猫背と肩こりも改善されることもあるため、普段から頭が前に落ちないよう姿勢に気を付けましょう。

特にスマホをよく触る方は注意が必要です。頭が前に落ちると重力の負けて顎が前にでます。

すると円板がずれた状態になるので顎関節症になるリスクが高まります。

癖と姿勢チェック

・片方ばかりで噛む

・頬杖をする

・パソコンやテレビ画面が真正面にない

・頭を左か右に動かしてじっとすることがよくある

・机に伏せて寝る

・横向きで寝転び、頭を手で支えてテレビを見ることがある

・猫背

・前かがみの姿勢が多い

原因や症状はこれだけではありませんが、二つ以上チェックがあれば顎関節症の可能性はあります。癖と姿勢を見直していきましょう。

もし3か月以上顎関節症の症状が改善しない場合は直ぐに治療しましょね。

まとめ

顎に症状が出ていると、歯だけが原因の様に思われがちになりますが、実は違う所から生じることもあります。

まずご自身の癖と猫背になっていないかチェックをしてみてください。

癖と姿勢で症状が治まれば歯が原因ではないということです。姿勢が整い顎関節症が治まれば一石二鳥ですね。最後にチェックリストがあります。

ひこばえ整骨院では顎関節症に対応ができます。

ひこばえ整骨院では顎関節症に対応する事ができます。

痛い部分だけでなく、全身のバランス、体の状態を見て施術を行っていきます。

もしあなたが顎関節症で悩まれているなら一度お越し下さい。

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