生理前になるとやたらとイライラする。
特に何かをしたわけではないけど子供に当たってしまったり、旦那さんに当たってしまったり、甘いものが食べたくなったり、精神的に不安定になる事ってありませんか?
実はそれ生理前症候群(pms)かもしれません。
実は女性の方はなんらかの生理前症候群(pms)の症状があるかもしれません。
ここでは、生理前症候群(pms)を詳しく解説をして、自分でできる対処方法を伝えていきます。
もし、今生理前症候群(pms)で悩まれているならこのまま最後までお読みください。
生理前症候群(pms)の原因は何?
最近は少しずつ聞く言葉ですが、まだあまり聞く事が少ない言葉でもあります。
実は原因としてはっきりとしたものがありません。
考えられる原因としては3つあります。
プロゲステロン(黄体ホルモン)の変化
排卵〜生理前に量が増えますが、上記同様に体が反応をする事によってホルモンバランスが崩れてしまいます。
元々妊娠をしやすくするために必要ですが、過剰に分泌をすると体調を崩しやすくなります。
プロゲステロンの低下によって脳内物質の低下
女性ホルモンはプロゲステロンとエストロゲンの2種類があります。
この2種類のバランスが悪くなる事で生理前症候群(PMS)が発症します。
頭が指令を出す事でホルモンのバランスが取れますが、疲労や寝不足、ストレスなどで、脳事態に負担がかかるとホルモンバランスが崩れて最終的に生理前症候群(PMS)が発症します。
栄養不足(ビタミン、ミネラルの低下)
極端に栄養が足りていないと体の代謝が低下をしたり、体が正常に動かなくなったり、ホルモンを正常に作る様に作れない状態になります。
特にビタミンEとビタミンCが低下すると黄体ホルモンが低下しやすい状態となります。
栄養はしっかりと摂る事が大切になってきます。
上記な様な原因としてありますが、生理前症候群(PMS)の方の共通点として
食品添加物の摂取が多い
ビタミンは全て食品添加物によって破壊されていきます。
例えば防腐剤などは体にとって毒でしかありません。何もいい影響はありません。
生理前症候群(PMS)の方は外食やコンビニ弁当が増えてしまします。
毎日おにぎりやサラダなどを食べていると体に添加物がどんどんたまり、体が正常に機能しなくなってしまいます。
するとホルモンバランスが崩れてしまい、体の正常な状態に働かなくなってしまいます。
添加物は避けないといけません。
姿勢が非常に悪い
次に姿勢。
姿勢が悪くなると体への影響として、一番は代謝が低下していまします。
そうする事で体の機能が低下してしまいます。
猫背になると内臓下垂と言うて内臓が低下してしまいます。
内臓が下がると全て骨盤の中に内臓が入り込もうとします。卵巣、子宮は骨盤に守られています。
元々男性に比べて女性は内臓の数が多いのに対して体も小さい傾向にあります。こうなる事で内臓を過度に圧迫をするので機能低下を招いてしまいます。
姿勢が悪いと言う事も月経前症候群(PMS)の原因と考えられます。
姿勢が悪い為に体の体温が低く、冷え性
体のどの部分もでそうかもしれませんが、体温が下がると体の機能は全体的に全て低下する傾向にあります。
女性ホルモンだけでなく、体の機能、体温を上げる、脂肪と燃やして熱量を上げる
等の影響が身体からなくなっていきます。
月経前症候群(PMS)の治し方
月経前症候群(PMS)の原因は上記で説明をしました。
①姿勢②食事③冷え④ホルモンのバランス⑤ストレスなどの生活環境
などが考えられます。正確な原因は必ずこれ!!とは言えませんが、多くの場合はこの5つに分かれます。
この5つを改善する事で月経前症候群(PMS)を改善しましょう
姿勢
これは全ての基本と言えるものでもありますが、姿勢は必ず正しい状態に持っていくのが大切です。
正しくて綺麗な姿勢。内臓に一番負担のかからない姿勢が、耳、肩、股関節、膝、足首が一直線になる状態が一番ベストです。
写真の様な状態が一番理想です。
この姿勢を保つためにする事が深呼吸
猫背の方は極端に姿勢が悪くて呼吸が浅い方に多いです。胸郭をめい一杯上げて深い呼吸をします。
この深い姿勢をする事が一番大切な事です。
動画でも解説しているので是非一度お読みご覧下さい。
食事
上記で説明をしたみたいに、食品添加物と防腐剤がある事によって体の栄養素が壊れていきます。
特に気を付けたい添加物は、アスパルテーム、スクラロース、亜硝酸ナトリウム、加工でんぷん、グリシン、リン酸塩などがあります。
この辺はコンビニのお弁当や、スーパーの野菜などがそうです。野菜だから・・・と思っていると痛い目にあいます。
確実に体を蝕んでいくので注意が必要です。
そしてもう一つ注意が必要なん糖質です。
糖質は体を冷やす事と、体にとってあまり良い事が起こりません。
生理前にはホルモンの影響で低血糖になり、甘いものは欲しくなる
↓
糖質を大量に摂取する
↓
低血糖の症状がひどくなってうつ、ネガティブになる
↓
血糖値を上昇させるためにノルアドレナリン・アドレナリンが大量に出てくる
↓
イライラしたり、怒りっぽくなったり、攻撃的になってしまう
この様な循環になってしまい、余計に負のループになってしまいます。
糖質を普段から取ってしまう方は注意です。生理前になると体重が増えてしまう理由もこの様な事があるので体重に変化がでて来てしまいます。
こんな時に代用される物が
フルーツ、ナッツ、豆乳、ヨーグルトです。
糖質がある程度ありますが、フルーツなどはビタミンも豊富に入っているのでホルモンバランスを整えるにはとても有効なのです。
冷え対策
次は冷えについてです。上記の様に、糖質を日常から沢山取る方は冷えがある傾向です。糖質は体を冷やす事もあるからです。
食事を改善する事である程度冷えを解消する事もできます。
生理前は水分と栄養素の排出を抑えようとするために生理前が体がむくみます。
むくみは水分が溜まっている状態だと冷えの症状が生じやすくなります。
冷えがあるとますます代謝が低下して余計に冷えやすい状態になってしまいます。
冷えがきつい方はどうしても湯船につかる事をせずにシャワーだけにしてしまったりするため、余計にむくみ、冷えが出てきてしまうという状態に陥ってしまいます。
おすすめの食材
レンコン、ゴボウ、ほうれん草、ブロッコリー、豆類などがとてもおすすめです。
特にレンコンとゴボウは体の芯から温める役割をするのでとても効果的です。
ホルモンバランス
生理前症候群(PMS)はエストロゲンとプロゲステロンのバランスがとても大事というお話をしました。
この2つのバランスが崩れてしまう事でイライラ感やうつ感が増大してしまいます。
両者とも直ぐにコントロールできるわけではないですが、セロトニンと言う物質とガンマリノレン酸と言うのが血液中に少ないと言う事がわかっています。
ガンマリノレン酸と言うのは、直接著自然に取ることは難しいのが現実ですが、複合的に摂取する事が重要です。
例えばEPA(エイコサペンタ酸)、これは必須脂肪酸と言うて、脂肪酸の1種です。
ドコサヘキサエン酸と言うのも一時テレビ等で注目をされましたが、これも脂肪酸の1種です。
特に青魚に入っています。サバなどはとても良質なEPAが取れます。
ここで注意が必要なのが、
トランス脂肪酸
ほとんどがマーガリンやショートニング等、人工的に作られたものがありますが、これは本当に注意が必要です。
上記でも説明した通り、食事を変える事でホルモンバランスを変えていく事も可能です。
ストレスなどの生活環境
ストレスがかからない方なんていないと思います。
ストレスはかかる事がは前提として考えていかにストレスを発散する方法を持っているかが重要になってきます。
どんな事でも構いません。
本を読む、出かける、睡眠をとる、ゲームをする、一人の時間を楽しむ等、考えられる事なら何でも構いません。
一番自分の中で『これをしている時が一番落ち着いてリラックスできるな』
と言う状態を作る事が一番大切です。
上記5つが主な原因と対策を書いてみました。
生理前症候群(PMS)はとても食事が大切とい事がお分かり頂いたと思います。
できる範囲で構わないので一度行ってみて下さい。
生理前症候群(PMS)に効果のあるストレッチ
上記で説明したみたいに、生理前になると体全身がむくんだりします。
むくむと体全体の血液の流れが悪くなってさらにむくみ
この悪循環を断ち切る必要があります。
ストレッチをする前に一つ注意点があります。
まずはコップ1杯水分を取りましょう。この時は必ずお水にして下さい。
これができてからストレッチを開始します。
手順
フェイスタオルを準備して仰向けに寝ます。
次に片足を持ち上げてタオルを足の裏に通すような感じでひっかけます。
そのまま膝を伸ばすと同時にタオルを手前に引いてふくらはぎを伸ばすようにしていきます。
そのまま10秒程度キープして、ふくらはぎにストレッチをかけていきます。
これを両方とも行っていきます。ふくらはぎのストレッチをする事で足の血流を良くしていき、全身の流れを改善していきます。
手順
次は長座で座ります。
片足を胡坐の様にして伸ばした方の足を投げ出します。
太ももの裏を伸ばしていくのですが、両手で足首、もしくはつま先を持って太ももの後ろを伸ばしていきます。
この時は15回程度行っていくのですが、反動をつけながら伸ばします。
そうする事で血流がよくなるので生理前症候群(PMS)にはとても効果的です。
まとめ
生理前症候群(PMS)は以前に比べて症状がある方が増えてきたように思います。
生理前症候群(PMS)は体の外からのアプローチも大切ですが、中からのアプローチも大切です。
栄養素、食品添加物、ストレスなど、少し気を付けるだけでも改善する事が十分可能です。
いつもの事だから仕方がないなんて思わずに少しずつ変えられるところから気を付けて下さい。
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