変形性股関節症で階段や着替えがつらかった66歳女性の症例|西宮市 ひこばえ整骨院

症例の概要

66歳の女性で、2022年6月から施術を開始した患者さんです。

股関節に痛みがあり、特につらかったのが階段を上るときや、下着・ズボン・靴下などを脱ぎ着するために片足立ちになったときでした。痛みのため股関節側の足に体重をかけにくい状態になっていました。

身近に腰や膝の手術を受ける方が多かったこともあり、「このまま放っておいたら、自分も股関節の手術が必要になるのではないか」と不安を感じていました。

今回の症例では初期の変形性股関節症がみられました。身体全体のバランスや骨盤・股関節の状態、普段の身体の使い方などを確認しながら施術を進めました。

症状の変化には時間を要しましたが、合計14回の施術とご自宅でのセルフケアを継続され、現在は月1回程度のメンテナンスを続けています。

患者さん

M.Mさん 66歳女性 主婦

来院時のお悩み

来院時に特に困っていたのは、股関節に体重をかけたり、片足立ちになったりする動作でした。

  • 階段を上るときに股関節が痛む
  • 片足立ちになると痛く、体重をかけにくい
  • 下着やズボン、靴下の脱着がつらい
  • 股関節を曲げ伸ばしする動作で強く痛む
  • 将来的に股関節の手術が必要になるのではないかと不安を感じている

日常生活の中で繰り返す動作で痛みが出るため、身体を動かすことそのものにも不安を感じるようになっていました。

これまでの経過

股関節の痛みがあり、特に階段を上るときや衣類を脱ぎ着するときの片足立ちで強く症状を感じていました。

身近には腰や膝の手術を受けている方が多く、「このまま放っておくと、自分も股関節の手術が必要になるのではないか」と心配になり、スマートフォンなどでさまざまな情報を調べていたそうです。

その中で当院を知り、比較的通いやすいこともあり来院されました。

直筆のご感想にも、「半ば諦めていた痛みでしたが希望が持てました」と書かれており、来院時には痛みだけでなく、今後に対する不安も大きかったことが分かります。

当院で確認した身体の状態

今回の症例では、初期の変形性股関節症がみられました。

股関節だけを見るのではなく、身体全体のバランス、骨盤や股関節の状態、立ち方や歩き方なども確認しました。

身体のさまざまな部分にバランスの崩れがあり、その状態で階段や片足立ち、歩行などを繰り返すことが、股関節への負担に関係していると考えました。

また、多少の変形もみられたため、「痛みがある場所だけを施術すればよい」という状態ではなく、身体の使い方も含めて時間をかけて取り組む必要があると判断しました。

施術の考え方

今回の患者さんの場合、股関節そのものの状態だけでなく、身体全体のバランスや骨盤、股関節の使い方などを確認しながら施術を進めました。

特に大切にしたのが、施術を受けるだけでなく、日常生活での身体の使い方を変えていくことです。

ご自宅でできる体操をお伝えし、その後は歩き方や普段から行える姿勢の調整などもお伝えしました。

この患者さんは非常に熱心に取り組まれ、こちらからお願いしたセルフケアを継続して行っていただきました。症状の変化に時間がかかる中でも途中で諦めず、施術とセルフケアをコツコツと続けられたことも、経過を考えるうえで重要だったと思います。

施術後の経過

1〜3回目

最初の3回は、約1週間に1回の間隔で施術を行いました。

身体全体のバランスや股関節の状態を確認しながら施術を行い、ご自宅でできる体操もお伝えしました。

患者さん自身も直筆のご感想で、「最初に身体がねじれているというご指摘で、自分の身体なのに『へぇ〜!』と思いました」と書かれています。

4〜6回目

その後は身体の状態を確認しながら、約2週間に1回の施術へと間隔を広げていきました。

施術に加えて、歩き方や普段から行える姿勢の調整などもお伝えし、ご自身でも身体の使い方を意識していただきました。

今回の症例では短期間で大きく変化したわけではなく、施術とセルフケアを継続しながら少しずつ状態を確認していきました。

7〜14回目

症状が落ち着いてきた7回目以降は、3週間に1回程度まで施術間隔を広げていきました。

最終的には、日常生活で感じていた痛みは大きく減り、趣味なども楽しめるようになりました。

一方で、多少の変形もあるため、無理をしたときや長時間歩いたときには痛みが出ることがあります。

現在は症状を取るために頻繁に施術を行う段階ではなく、月1回程度のメンテナンスを行いながら身体の状態を確認しています。

院長の考察

今回の症例で印象的だったのは、症状の変化に時間がかかる中でも、患者さん自身が途中で諦めずにセルフケアを継続されたことです。

初期の変形性股関節症がみられましたが、「変形があるから何をしても変わらない」と考えるのではなく、現在どのような動作で股関節に負担がかかっているのかを確認することを大切にしました。

階段、片足立ち、衣類の脱着、歩行など、実際の日常生活で困っている動作を確認すると、股関節だけでなく身体全体のバランスや骨盤、身体の使い方についても考える必要がありました。

そのため施術だけでなく、ご自宅での体操や歩き方、姿勢についてもお伝えしました。

14回という経過は決して短くありません。しかし、今回のように症状が落ち着くまで時間が必要な場合でも、その時々の身体の状態を確認しながら施術間隔を調整し、患者さん自身にもセルフケアを続けていただくことが大切だと考えています。

現在も長く歩いたり無理をしたりすると多少痛みが出ることはありますが、日常生活や趣味を楽しみながら、月1回程度のメンテナンスを続けられています。

患者さんの直筆の声

股関節の痛みで階段や片足立ちに困っていた66歳女性の直筆の感想

患者さんからいただいたご感想

私は、股関節が痛くなりました。

階段を上がる時、片足立ちでの衣類(下着、ズボン、くつ下etc)の脱着の時痛くて、体重がかけられないという状況でした。

身近に、腰や膝の手術を受けられる方が多くて、このまま放っておいては、私も股関節の手術が必要になるのではないかと心配になり、スマホでいろいろ調べていたところ、ひこばえ整骨院の先生のコメントに出会いました。

比較的通いやすいこともあって、お世話になることにしました。

よく話も聞いて頂けますし、「治くなりますよ!」という先生のお言葉にも励まされています。「ホッ!!」としたのを覚えています。

最初に身体がねじれているというご指摘で、自分の身体なのに「へぇ〜!」と思いました。

まず、家でできる体操を教えて頂き、「宿題でるんだ!」

次は正しい歩き方を教えて頂き、普段から自分の姿勢を気にしチェックして過ごすようになりました。

先生に出会わなかったら、きっと背中の丸いおばあさんになっていたと思います。

今では、痛みもほとんどなく、ちょっと無理をして長く歩いた後など、痛みが出たりしますが、教えて頂いた体操をしたり、先生に施術して頂いたりするとスッキリ!!

また姿勢を正して頑張ろうと思えます。

有難うございます。

M.Mさん 66歳女性 主婦

※上記は患者さんご本人からいただいた感想です。施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

変形性股関節症でお悩みの方へ

変形性股関節症による痛みがあると、歩くことだけでなく、階段や着替え、靴下を履くといった毎日の何気ない動作にも支障が出ることがあります。

ひこばえ整骨院では、股関節の状態だけで判断するのではなく、どのような動作で困っているのか、これまでどのような経過があったのか、身体全体をどのように使っているのかを確認したうえで施術方針を考えていきます。

変形性股関節症に対する当院の考え方や施術については、下記の症状別ページで詳しくご説明しています。

変形性股関節症の原因や施術について詳しく見る

この記事の執筆・監修者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤克也

齋藤 克也

ひこばえ整骨院 院長

柔道整復師(国家資格)

ひこばえ整骨院では、院長の齋藤克也が患者さんの身体の状態を確認し、施術まで一貫して担当しています。

当サイトの症例記事では、実際に来院された患者さんの経過をもとに、来院時のお悩み、身体の状態、施術の考え方、その後の変化についてご紹介しています。

症状名や画像上の所見だけで判断するのではなく、「どのような動作で困っているのか」「日常生活で何ができなくなっているのか」まで確認することを大切にしています。

2019年には、セルフケアや身体の使い方についてまとめた書籍を出版。現在も臨床に携わりながら、患者さんに身体の状態をできるだけ分かりやすく伝えることを心がけています。