痛すぎでよるも眠れない程だった腰痛

患者さん

Hさん　32歳　女性　パート

来院

平成28年2月

悩み

車で隣のシートを力いっぱい動かした時に背中、腰をぐきっと言わせてしまし、その後悪化

ベットに寝転がる事も起きる事も辛くなり、しゃがむことも難しくなってしまいました。

来られた時には腰を庇うような形になっていました。

やや前かがみ気味で来院されました。

できるけ仕事に早く復帰をしたいのと、治るならきっちりと根本的に体を改善したいという事で施術をスタートしました。

検査

ギックリ腰の可能性があるので腰の炎症、動きの検査からみました。

肩の高さ

腰の回旋の動き

足の長さ

骨盤の開き

上半身と下半身の捻じれ

患部の圧痛点と痛みがなくなる部分

大きく分けてこの７点を検査をして判断していきました。

診断

結果的にはギックリ腰ではなく

腰の使い過ぎによって腰がが限界を超えてしまって、シートを動かした時に腰の筋肉が痙攣した様な感じになっていました。

肩は右側が下がっていて、腰の回旋は左右90°が基準ですが左右とも45°程度しか動いていませんでした。

左の足が開き、骨盤が変位

右足が短いという状態で、右の骨盤が上に、左の骨盤が下へと変位している状態

足を左足を良く組むという事から全体に捻じれと痛みが出ていると判断しました。

そしてもう一つ大きな原因として

腰の反り過ぎ

腰椎の反り腰がとてもきつくでていました。とても反りがきつく、立った時に腰を触ると腰の骨が触れない状態になっていました。

以上の事から日常的に疲労が腰に溜まり最終的に痛みを併発している状態になっていました。

アドバイスと注意点

初回の治療では腰の痛みを取ることに専念をしまたが、あまりにも腰の反りと動きが悪い為そちらの治療も同時に行なっていきました。

アドバイスは腰のストレッチ、特に腰を丸くするという状態を体に作る為に背骨の調整をするためのストレッチを指導しました。

腰の回旋を改善させるためにまずはお尻の柔軟性から付ける事にしました。

お尻のストレッチをする事によって腰の負担を減らす様にして、この２点を初回は気を付けてもらう様にしました。

初回から治療終了まで

初回が終了した時には揉み返しと、矯正をしたリバウンドが出て痛みがでました。しかし、次の日からは夜が楽になり腰が楽、違和感程度になりました。

２回目の時には期間が１週間程度空きましたが痛みが半分程度に軽減。

姿勢は正直全て改善しているわけではないですが、反りと歩き方は随分とましに。痛みも４割程度まで軽減

４回目の治療では痛みがほとんどなくなりました。体の歪みはまだ出ていたのと、動きは約半分程度残っていたので痛みの治療から変更していきました。

6回目の治療では歪みは全て改善をして、残すは腰の反り間だけが残るという状態でした。

８回目の治療は体調不良などがあったため期間が少し空いてしまいましたが、痛みは再発せずにいけました。

最後の９回目の治療では腰の違和感は多少あるものの、姿勢、歪み、痛みは出ずに９回目で骨盤の整体は終了しました。

まだお体どんどん良くしたいと言う事なので、今後も定期的に継続をする予定です。

まとめ

初回で来院された時はギックリ腰様症状でしたが、元々体が悪くてそれが限界を超えて腰痛が出てしまったという状態でした。

何もしていないけど痛みが出たりギックリ腰などが出た場合、元々あった症状を疑う必要があります。

根本的に改善する為にもまずは今の痛みだけではなく、その痛みを引き起こした原因をしっかりと見極める様にしていきましょう。

こばえ整骨院の腰痛の施術手順

ひこばえ整骨院では腰痛の施術を得意としています。

痛みや悪い部分だけを見るのではなく、姿勢、体のバランスを見て全身をくまなく施術をしていきます。

もし、腰痛で困っているなら下記をご覧下さい。