変形性膝関節症でバレーボールや仕事中に膝が痛かった40代女性の症例|西宮市 ひこばえ整骨院

症例の概要

以前から変形性膝関節症があり、仕事中や趣味のバレーボールで膝の痛みに悩んでいた40代女性の症例です。

仕事では膝を曲げる作業や長時間立ち続けることがあり、深くしゃがんだときにも膝の痛みが出ていました。

また、週1回ママさんバレーを続けていましたが、ジャンプする瞬間にも膝が痛むようになり、「このままバレーボールも仕事もできなくなるのではないか」と不安を感じていました。

股関節・膝・足首などの動きや立ち方を確認しながら施術を進め、9回目には仕事中のしゃがむ動作を除いて痛みを感じる場面が少なくなり、バレーボール中の膝の痛みもほとんど気にならなくなったとのことでした。

患者さん

Mさん 40代女性 西宮市在住 パート勤務

来院時期:平成29年4月

来院時のお悩み

以前から変形性膝関節症があり、膝の痛みを抱えながら仕事と趣味のバレーボールを続けていました。

仕事では、膝を曲げる作業や長時間立ち続ける場面があり、その際に膝が痛むことがありました。

また、週1回ママさんバレーをしていましたが、ジャンプする瞬間にも痛みが出ていました。

  • バレーボールでジャンプすると膝が痛む
  • 長時間立って仕事をすると膝が痛む
  • 深くしゃがむと痛みが出る
  • 仕事もバレーボールも続けたい
  • 今後も膝の状態が悪くならないか不安がある

好きなバレーボールと仕事の両方を続けていきたいという希望があり、当院へ来院されました。

これまでの経過

以前から膝の痛みがあり、変形性膝関節症と診断されていました。

日常生活だけではなく、仕事で長時間立ったときや深くしゃがんだとき、バレーボールでジャンプしたときなど、膝に負荷がかかる動作で痛みを感じていました。

特にバレーボールは週1回継続している大切な趣味だったため、膝の痛みによってできなくなることを心配されていました。

当院で確認した身体の状態

膝の状態だけでなく、立ったときの体重のかけ方や、股関節・膝・足首など下半身全体の動きを確認しました。

来院時には、股関節や膝が内側へ入りやすい傾向がみられ、立ったときの体重のかけ方にも偏りがありました。

また、股関節にも動かしにくさがみられました。

そのため今回の症例では、変形している膝だけに問題を限定せず、股関節・膝・足首などの動きや、立ち方・歩き方を含めて確認しながら施術方針を考えました。

なお、関節の変形そのものを施術によって元の形へ戻すことを目的とするのではなく、痛みが出ている動作や周囲の関節の動きを確認しながら、仕事やバレーボールを続けるうえで困っていることへの対応を進めました。

変形性膝関節症でバレーボールや仕事中の膝の痛みに悩んでいた40代女性の状態

施術の考え方

初回は、股関節と膝周辺の筋肉の状態や関節の動きを確認しながら施術を行いました。

膝だけではなく、腰やふくらはぎなども含めて下半身全体の状態を確認しました。

また、施術だけでなく、日常生活での立ち方や歩き方についてもお伝えしました。

その後は経過に合わせて股関節のストレッチや足首を動かすセルフケアなどを追加し、仕事やバレーボールを続けながら状態を確認していきました。

実際の施術と経過

1〜3回目

初回は股関節・膝を中心に、腰やふくらはぎなども含めて施術しました。

2回目の時点では、膝の痛みに大きな変化はありませんでした。

一方で、仕事中に歩いていると「歩き方が変わったような感覚」があったとのことでした。

立ち方や歩き方についても確認し、ご自身でも日常生活の中で意識してもらいました。

3回目までは、膝の痛みそのものには大きな変化がみられなかったため、その後も状態を確認しながら施術を継続しました。

4〜5回目

4回目には、バレーボールでジャンプしたときに痛みを感じる回数が少なくなっていました。

仕事中の膝の痛みについても、以前より軽くなっているとのことでした。

ご本人の感覚では、初回来院時の痛みを10とすると、この頃には約半分程度になっていました。

ただし、仕事中に深くしゃがむと痛みが出る状態は残っていました。

そこで、股関節の動きを確認しながら施術内容を調整し、自宅では股関節周辺のストレッチにも取り組んでもらいました。

6〜8回目

6回目頃にはママさんバレーの試合を控えており、普段より練習回数が増えていました。

それでもバレーボール中に膝の痛みを感じることは少なくなり、ときどき瞬間的に痛む程度になっていました。

この時期も股関節と膝を中心に確認しながら、足首の動きについても施術に加えました。

自宅では、股関節の柔軟性を保つためのストレッチと足首を動かすセルフケアをお伝えしました。

9回目

9回目には、仕事中に深くしゃがむ動作を除いて、膝の痛みを感じる場面はかなり少なくなっていました。

日常生活で瞬間的に感じていた痛みについても、以前より気にならなくなっていました。

また、バレーボールをしているときにも膝の痛みをほとんど気にせずプレーできるようになったとのことでした。

大好きなバレーボールを今後も続けたいという希望がありましたが、来院時に特に困っていた症状について変化がみられたため、9回目で集中的な施術はいったん終了しました。

※施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

患者さんの写真・直筆の声

変形性膝関節症で仕事とバレーボール中の膝の痛みに悩んでいた40代女性

変形性膝関節症の施術を受けた40代女性の写真・感想

※施術による変化には個人差があります。

院長の考察

今回の症例で大切だったのは、単に「変形性膝関節症だから膝が痛い」と考えるのではなく、どの動作で膝がつらいのかを具体的に確認したことです。

Mさんの場合は、仕事で長時間立つ、深くしゃがむ、バレーボールでジャンプするといった動作で痛みが出ていました。

身体を確認すると、股関節や膝が内側へ入りやすい傾向があり、股関節にも動かしにくさがみられました。

そのため、膝だけではなく、股関節・足首など下半身全体の動きや、立ち方・歩き方についても確認しながら施術を進めました。

3回目までは大きな変化がなかったものの、4回目頃からジャンプ時や仕事中の痛みに変化がみられ、6回目にはバレーボールの練習量が増えても痛みを感じる場面が少なくなっていました。

そして9回目には、仕事中の深いしゃがみ動作ではまだ痛みが残るものの、バレーボール中には膝の痛みをほとんど気にしなくなったとのことでした。

画像上の変形の有無だけではなく、「仕事を続けられるか」「好きなスポーツを続けられるか」といった、その方が実際に困っている動作を確認しながら経過を見ることが大切だと考えています。

変形性膝関節症でお悩みの方へ

変形性膝関節症では、立ち上がる、歩く、階段を上り下りする、しゃがむなどの動作で膝の痛みを感じることがあります。

また今回のように、仕事やスポーツなど、膝に負担がかかる動作で症状を感じる方もいらっしゃいます。

膝の腫れや強い痛みがある場合、急に動かせなくなった場合などには、まず整形外科などの医療機関で状態を確認することが大切です。

ひこばえ整骨院では、膝だけを見るのではなく、股関節や足首の動き、立ち方・歩き方、そして「仕事や日常生活のどの動作で困っているのか」を確認したうえで施術方針を考えています。

当院の変形性膝関節症に対する考え方や施術については、下記のページで詳しくご紹介しています。


変形性膝関節症の原因や施術について詳しく見る

※施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

この記事の執筆・監修者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤克也

齋藤 克也

ひこばえ整骨院 院長

柔道整復師(国家資格)

ひこばえ整骨院では、院長の齋藤克也が患者さんの身体の状態を確認し、施術まで一貫して担当しています。

当サイトの症例記事では、実際に来院された患者さんの経過をもとに、来院時のお悩み、身体の状態、施術の考え方、その後の変化についてご紹介しています。

症状名や画像上の所見だけで判断するのではなく、「どのような動作で困っているのか」「日常生活で何ができなくなっているのか」まで確認することを大切にしています。

2019年には、セルフケアや身体の使い方についてまとめた書籍を出版。現在も臨床に携わりながら、患者さんに身体の状態をできるだけ分かりやすく伝えることを心がけています。