
症例の概要
30代女性、会社員の方の症例です。
首を動かしたときの痛みや慢性的な首・肩のこりに悩んでいました。
特につらかったのが夜で、首や肩のこり、ふくらはぎのむくみが気になり、なかなか寝つけない状態でした。長い日には2〜3時間ストレッチをして、ようやく眠れることもあったそうです。
朝起きても疲れが取れておらず、「スムーズに寝つけるようになりたい」という希望があり来院されました。
患者さん
Kさん 30代 女性 会社員
来院時期:平成27年2月
来院時のお悩み
特に困っていたのは、首・肩のこりによって夜なかなか寝つけないことでした。
- 首を動かすと痛みが出る
- 首や肩のこりが慢性的にある
- ふくらはぎのむくみも気になる
- 寝つくまで2〜3時間かかることがある
- 長時間ストレッチをしないと眠れない日がある
- 朝起きても疲れが残っている
- スムーズに寝つけるようになりたい
これまでの経過
首・肩のこりは以前から慢性的にあり、首を動かした際には痛みも感じていました。
月に何度か、夜になると首や肩のこり、ふくらはぎの張りやむくみが特に気になり、寝つくまでに2〜3時間かかることがありました。
そのような日はストレッチを長時間続けて、ようやく眠れる状態だったとのことです。
また、朝になっても疲れが取れた感じがせず、日中にもつらさを感じていました。
これまではクイックマッサージなども利用していましたが、ご本人としては翌日になると元の状態に戻ってしまうと感じていました。
当院で確認した身体の状態
首・肩だけではなく、立っているときや座っているときの姿勢、身体全体のバランスも確認しました。
- 立っているとき・座っているときの姿勢
- 首を前後・左右へ動かしたときの状態
- 肩関節の動き
- 肩甲骨周辺の動き
- 股関節の動き
確認すると、肩の高さに左右差があり、背中が丸くなりやすく、首が前方へ出やすい姿勢になっていました。
また、首を後ろへ倒す動きや左右へ向く動きも小さくなっていました。
首から背中にかけて筋肉の緊張が強く、特に左側の背中には強い張りがみられました。

施術の考え方
この方は首・肩のこりを強く感じていましたが、首や肩だけでなく、姿勢や肩甲骨周辺の動きにも特徴がみられました。
そのため、首・肩だけを施術するのではなく、背中や肩甲骨周辺も含めて動きを確認しながら施術を行いました。
また、普段の姿勢についても確認し、特に首が前へ出やすくなる場面に気をつけてもらいました。
経過に合わせて、胸の前を伸ばすストレッチやタオルを使った枕の方法、深呼吸をしながら姿勢を整える方法などもお伝えしました。
施術後の経過
1〜2回目
初回は首から背中にかけての筋肉の緊張や、肩甲骨周辺の動きを確認しながら施術を行いました。
2回目は4日後に来院されました。
初回の施術後3日間は眠ることができていましたが、来院前夜には再び寝つきにくさがありました。
姿勢については初回より変化していましたが、まだ肩の高さに若干の左右差があり、首も前へ出やすい状態でした。
この時期は、普段の姿勢の中でも特に首の位置を意識してもらうようにしました。
3〜4回目
この時期までは4日程度の間隔で来院されました。
4回目には、首の重だるさを感じることが少なくなり、眠れる日が続くようになっていました。
姿勢を確認すると、肩の高さの左右差も以前より分かりにくくなり、肩甲骨周辺も動かしやすくなっていました。
ただ、食事中や作業中には背中が丸くなりやすく、仕事が忙しくなることへの不安もありました。
寝るときに枕を使用していなかったため、タオルを使った枕の方法をお伝えし、胸の前を伸ばすストレッチも追加しました。
5〜6回目
来院間隔を1週間程度に広げました。
それまでのように2〜3時間寝つけない日はなくなり、多少寝づらい日でも、軽くストレッチをすると寝つきやすくなっていました。
途中で体調を崩した時期もありましたが、睡眠には大きな影響はなく、足のだるさについても以前より気にならなくなっていました。
首を動かした際の痛みも出なくなり、この時点では重だるさが残る程度になっていました。
7〜8回目
睡眠については順調な状態が続いていました。
一方、お子さんをプールへ連れて行き、長時間同じ方向を見続ける機会があった日の夜から、再び首から肩にかけて痛みが出ました。
首をひねると痛みが強くなる状態でしたが、施術後には痛みが気にならなくなり、首も動かしやすくなっていました。
症状が落ち着いてきた一方で、「何かをきっかけにまた痛みが出るのではないか」という不安も残っていました。
その後の経過
その後、お子さんを抱き上げる機会が多かった時期には腰に若干の痛みがあり、首にも動かした際のつっぱり感が出ていました。
ただし、来院当初に困っていた睡眠については、その時点でも問題なく取れていました。
仕事が忙しくなっていたこともあり、ご本人から再び症状が強くなることへの不安があったため、その後は2週間に1回程度、身体の状態を確認しながら来院を続けることになりました。
※施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。
院長の考察
今回の症例で患者さんが最も困っていたのは、単に首や肩がこることではなく、そのつらさによって夜なかなか寝つけず、朝になっても疲れが残っていることでした。
身体を確認すると、首が前へ出やすい姿勢や、首・肩甲骨周辺の動かしにくさなどがみられました。
そのため、首や肩の筋肉だけを見るのではなく、普段の姿勢や肩甲骨・背中の動きまで確認しながら施術を進めました。
経過の中では、仕事が忙しくなったときや、お子さんのプールで長時間同じ姿勢を取ったときなど、一時的に首・肩の症状が出ることもありました。
一方で、来院当初のように2〜3時間ストレッチをしなければ眠れない状態ではなくなり、多少寝づらい日でも軽いストレッチで寝つけるようになっています。
この症例では「肩こりがあるかどうか」だけではなく、患者さんが最初に希望されていた「スムーズに眠れるか」「朝の疲れがどうか」といった生活上の変化まで確認していくことが大切だと考えました。
患者さんの声
はじめはどのような症状、悩みがありましたか?
首こり、肩こりが慢性化していまして、常に痛い状態で、月に何回か眠るときに首のこり、肩のこり、それからふくらはぎの張りがあって、眠りにつくまで2、3時間かかることがありました。
実際に治療を受けてみて身体がどのように変化しましたか?
まず自分の姿勢の悪さに気がつきました。あとは最近気がついたのですが、胃腸の調子が悪かったと感じることがあったのですが、こちらに来てから全く感じなくなっていたことに気がつきました。
良くなってチャレンジしてみたいことはありますか?
肩のこりに悩まされず、普通に毎日を楽しく過ごしたいと思います。
これから治療を受けるのにどんな方におすすめしたいですか?
常に肩こり、首こりで自分でなんとかできるかなと思っていたのですが、サポートしていただいて改善力が違うなと感じたので、そんな人におすすめしたいと思います。
※患者さんのご感想であり、施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。
首・肩こりでお悩みの方へ
首や肩のこりが強い方の中には、痛みだけでなく「夜なかなか寝つけない」「朝起きても疲れが残っている」など、日常生活に影響を感じている方もいます。
ひこばえ整骨院では、こっている場所だけを見るのではなく、首や肩甲骨の動き、普段の姿勢、どのような場面で症状が強くなるのかなどを確認したうえで施術方針を考えています。
肩こりに対する当院の考え方や施術については、下記の症状別ページで詳しくご説明しています。





