産後の腰痛・肩こりと身体の疲労感で来院された44歳女性の症例|西宮市 ひこばえ整骨院

症例の概要

3人の出産を経験され、腰痛や身体の疲労感に加えて、以前から続いていた肩こりや姿勢にも悩んでいた44歳女性の症例です。

マッサージにも通われていましたが肩こりが残っており、出産後は身体の疲れが取れにくい状態が続いていました。

子育て中ということもあり、長時間の抱っこや朝の起き上がりでは腰に痛みを感じることもありました。

今回は、腰や肩だけを見るのではなく、立ち姿勢・座り姿勢、骨盤周辺、肩甲骨、背中や腰の動きなどを確認しながら施術を進めました。

患者さん

YOさん 44歳女性 主婦

来院日 平成27年5月

来院時のお悩み

  • 以前から慢性的な肩こりがある
  • 姿勢が気になっている
  • マッサージに行っても肩こりが残っている
  • 出産後、身体の疲労感が取れにくい
  • 長時間子どもを抱っこすると腰が痛む
  • 朝の起き上がりで腰に痛みを感じる

YOさんは以前から肩こりがあり、ご自身でも姿勢が気になっていました。

さらに3人の出産を経験し、身体の疲労感がなかなか取れず、子育てを続ける中で身体への負担を感じていました。

このままでは子育てをするうえでも身体がつらいということで、一度身体全体の状態を確認したいと来院されました。

これまでの経過

肩こりは以前から慢性的にあり、マッサージにも通われていましたが、症状が残っていました。

出産後は子育てによる身体への負担もあり、疲労感が取れにくくなっていました。

特に長時間子どもを抱っこした時や、朝起き上がる時には腰にも痛みを感じていました。

3人の出産後ということもあり、腰や肩だけではなく、姿勢や骨盤周辺を含めて身体全体の状態を確認することにしました。

当院で確認した身体の状態

最初に、身体全体の状態を確認するため、主に次の点を確認しました。

  • 腰・背中の動き
  • 立ち姿勢と座り姿勢
  • 骨盤周辺の状態
  • 肩と肩甲骨の動き

確認すると、骨盤周辺には左右差がみられ、身体の使い方にも偏りがみられました。

また、筋力の低下がみられる部分もあり、背中や腰についても関節の動きが小さくなっていました。

今回の症例では、肩こりや腰痛がある場所だけではなく、骨盤周辺や肩甲骨、背中・腰の動きなども含めて身体全体を確認しながら施術方針を考えました。

施術の考え方

施術では、その時に痛みを感じている部分だけではなく、姿勢や身体全体の動きを確認しながら進めました。

特に、骨盤周辺、背中・腰、肩甲骨などの状態を確認し、身体を動かしやすくすることを考えながら施術を行いました。

また、子育て中で施術以外の時間も身体への負担が続くため、自宅で取り組めるストレッチもお伝えしました。

施術の経過に合わせてストレッチの内容を調整し、日常生活での姿勢や身体の使い方についてもお伝えしながら進めました。

施術後の経過

2〜3回目|日中の腰痛に変化

2回目には腰の痛みに変化がみられ、ご本人の感覚では初回の痛みを10とすると7程度になっていました。

子育てで忙しい中でも、自宅でのストレッチを継続されていました。

長時間子どもを抱っこした時や、朝起き上がる時にはまだ腰痛がありましたが、日常生活の中では少しずつ楽に感じる時間が増えていました。

3回目は1週間後に来院され、この時点ではご本人の感覚で痛みは初回の半分程度になっていました。

日中の腰痛には変化がみられた一方、朝起きた時の痛みが最も気になる状態でした。

この時期から、自宅で行う内容に足首のストレッチを1つ追加しました。

4回目|日中の腰痛はほとんど気にならない状態に

4回目には、日中の腰痛はほとんど気にならなくなっていました。

一方で、朝起き上がる時や、子どもを長時間抱っこした時には腰に痛みを感じることがありました。

上のお子さんもまだ小さく、ゆっくり身体を休める時間を取りにくい状況でしたが、空いた時間を使ってストレッチを継続されていました。

また、それまで1か月に1回程度みられていた寝違いについても、この時期には起きていませんでした。

6回目|痛みが落ち着き、身体の使い方を確認

6回目頃には、腰の痛みはほとんど気にならない状態になっていました。

そこで、施術だけではなく、普段の姿勢や日常生活での身体の使い方について確認する時間を増やしていきました。

特に、立ち方や座り方など、毎日の生活の中で繰り返す動作についてお伝えしました。

7〜9回目|朝や日常生活での腰痛もほとんど気にならない状態に

7〜8回目は、身体の状態を確認しながら、日常生活での身体の使い方を中心にお伝えしました。

痛みを感じることはほとんどなくなっていましたが、疲れがたまると身体のだるさを感じることがありました。

そのような時も、自宅でストレッチをすると身体が楽になるとのことでした。

9回目には、来院時に気になっていた朝の腰痛や日常生活での腰痛もほとんど感じなくなっていました。

自宅で行うストレッチについてもご自身で継続できていたため、一連の施術を終了しました。

院長の考察

今回の患者さんは、以前からの慢性的な肩こりや姿勢の悩みに加えて、3人の出産後、身体の疲労感や腰痛を感じていました。

特に子育て中は、長時間の抱っこや同じ姿勢が続くことも多く、身体を休める時間を十分に確保することが難しい状況でした。

身体を確認すると、腰や肩だけではなく、骨盤周辺の左右差や、肩甲骨・背中・腰などの動きにも確認しておきたい部分がありました。

そのため今回は、痛みを感じている場所だけに施術を行うのではなく、身体全体の動きを確認しながら施術を進めました。

経過の中では、まず日中の腰痛が軽くなり、その後、朝の起き上がりや長時間の抱っこで感じていた腰痛にも変化がみられました。

また、子育てで忙しい中でも、ご本人が自宅でのストレッチを継続されていたことも今回の経過を見るうえで大切なポイントでした。

産後の身体の悩みは、腰痛や肩こりだけでなく、抱っこや授乳、睡眠、日常生活での姿勢など、さまざまな場面と関係してきます。そのため、症状がある場所だけでなく、「どのような時につらいのか」「普段どのように身体を使っているのか」まで確認することを大切にしています。

患者さんの直筆の声

産後の身体の疲労感や肩こり、姿勢に悩んでいた44歳女性の直筆の声

Q.初めはどのような悩み、症状がありましたか?

もともと姿勢が悪く、肩こりで悩んでいました。

Q.実際受けられて体の変化はどのようになりましたか?

施術では特に痛くないのですが、帰りに骨盤あたりの痛み?違和感があり、きいているのだと感じました。

姿勢もよくなり肩こりが改善されました。

Q.症状がよくなり今後やりたいこと、チャレンジしたいことはありますか?

ダイエット

Q.どのような人におすすめしたいですか?

体型で悩まれている方、姿勢が気になる方

※施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

産後の腰痛や身体の不調でお悩みの方へ

産後は、抱っこや授乳など同じ姿勢が続きやすく、腰や肩などに負担を感じる方もいらっしゃいます。

ひこばえ整骨院では、痛みを感じている場所だけではなく、姿勢や骨盤周辺、股関節、肩甲骨、背中などの動きも確認しながら、その方の身体の状態に合わせて施術方針を考えています。

産後の身体の状態や当院での施術について詳しくは、下記のページをご覧ください。


産後の身体の不調や施術について詳しく見る

※施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

この記事の執筆・監修者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤克也

齋藤 克也

ひこばえ整骨院 院長

柔道整復師(国家資格)

ひこばえ整骨院では、院長の齋藤克也が患者さんの身体の状態を確認し、施術まで一貫して担当しています。

当サイトの症例記事では、実際に来院された患者さんの経過をもとに、来院時のお悩み、身体の状態、施術の考え方、その後の変化についてご紹介しています。

症状名や画像上の所見だけで判断するのではなく、「どのような動作で困っているのか」「日常生活で何ができなくなっているのか」まで確認することを大切にしています。

2019年には、セルフケアや身体の使い方についてまとめた書籍を出版。現在も臨床に携わりながら、患者さんに身体の状態をできるだけ分かりやすく伝えることを心がけています。