孫の抱っこで腰痛が強くなった56歳女性の症例|西宮市の整骨院

症例の概要

以前から腰痛があり、里帰りした娘さんのお孫さんを抱っこしたり、お世話をしたりするなかで痛みが強くなっていた56歳女性の症例です。

生まれたばかりのお孫さんのお世話を続けるうちに腰の負担が増え、「以前からある腰痛を何とかしたい」と来院されました。

立ち姿勢や腰・股関節の動きなどを確認しながら施術を行い、ご自宅ではストレッチにも取り組んでいただきました。

患者さん

SKさん 56歳 女性 主婦 西宮市在住

来院:平成27年2月

来院時のお悩み

以前から腰痛がありましたが、娘さんが里帰りをしている間、お孫さんのお世話をするようになってから痛みが強くなっていました。

お孫さんはまだ生まれたばかりで、抱っこをしたり身の回りのお世話をしたりする機会が多く、徐々に腰がつらくなっていました。

これまでも腰痛を感じることはありましたが、今回は日常生活への負担が大きくなってきたため、「以前からある腰痛をきちんと何とかしたい」と来院されました。

これまでの経過

腰痛自体は今回初めて出たものではなく、以前から感じていました。

その状態でお孫さんのお世話が始まり、抱っこなど腰に負担を感じる動作が増えたことで、来院前には痛みが強くなっていました。

ご自身でも普段から姿勢には気をつけていましたが、腰痛が続いていたため、身体の状態を一度確認したいと考えられていました。

当院で確認した身体の状態

初回は、立っているときの姿勢、腰を前後や左右に動かしたときの状態、股関節の動きなどを確認しました。

立ち姿勢を確認すると、身体の重心が前方へ移りやすい傾向がみられました。

また、腰や股関節の動きについても確認し、左右の身体の使い方を含めて状態をみていきました。

ただし、重心の位置や姿勢だけを腰痛の原因と判断することはできません。

今回の症例では、以前から腰痛があったことに加え、お孫さんの抱っこやお世話が増えたという生活背景も踏まえながら施術方針を考えました。

施術の考え方

初回は腰だけに施術を行うのではなく、立ち姿勢や腰・股関節の動きを確認しながら身体を整えていきました。

また、ご自宅では姿勢を意識するためのストレッチと、立っているときの身体の使い方を意識するためのストレッチをお伝えしました。

お孫さんのお世話を完全に休むことは難しいため、実際に生活を続けるなかで腰痛がどのように変化するのかも確認しました。

経過に合わせて歩き方についてもお伝えし、その後は抱っこの機会が多いことで負担を感じていた肩や背中についても状態を確認しました。

施術後の経過

初回〜2回目

初回は身体の状態を確認しながら施術を行い、ご自宅で行うストレッチをお伝えしました。

2回目は5日後に来院され、腰痛はご本人の感覚で来院時の半分程度まで軽くなっていました。

ストレッチにも継続して取り組まれていたため、身体の状態を確認しながら施術を続けました。

3〜4回目

3回目も5日後に来院され、この頃には腰痛は来院当初と比べて少なくなっていました。

日常生活での身体の使い方も考え、歩き方についてもお伝えしました。

4回目には強い腰痛はほとんど気にならず、痛みよりも腰のだるさを感じる程度になっていました。

お孫さんを抱っこした際にも、以前より腰痛を感じにくくなっていました。

5〜6回目

5回目には腰痛が気になることは少なくなっていました。

一方、お孫さんを抱っこする機会が多いことから、背中や肩の緊張が気になるようになっていたため、この頃から肩や背中の状態も確認しながら施術を行いました。

6回目には、来院時に悩まれていた腰痛がほとんど気にならない状態になっていたため、集中的な施術は一度終了しました。

院長の考察

今回の患者さんは以前から腰痛がありましたが、お孫さんのお世話や抱っこの機会が増えたことで、これまで以上に腰のつらさを感じるようになっていました。

身体を確認すると、立ったときに重心が前方へ移りやすい傾向や、腰・股関節を動かした際の特徴がみられました。

旧記事では「つま先重心が腰痛の原因」としていましたが、実際には腰痛を一つの要因だけで説明することはできません。

今回の症例では、以前から腰痛が続いていたこと、抱っこなどの身体的な負担が増えていたこと、実際の姿勢や身体の動きなどを合わせて確認しながら施術を進めました。

また、腰痛の程度だけでなく、「お孫さんを抱っこしたときにどう感じるか」という実際の生活での変化も経過を見るうえで大切にしました。

施術とご自宅でのストレッチを続けるなかで、抱っこの際にも腰痛を感じにくくなり、来院時に悩まれていた症状がほとんど気にならない状態まで変化した症例です。

患者さんの直筆の声

孫の抱っこやお世話で腰痛が強くなっていた56歳女性の直筆の声

どのコースを受けられましたか?

骨盤矯正

実際受けてみていかがでしたか?

自分の身体のくせがわかり非常に良かった。

どのような人におすすめしたいですか?

身体のゆがみのある方。

長い間身体の痛みで苦しんでおられる方におすすめです。

※上記は患者さん個人の感想です。

※施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

腰痛でお悩みの方へ

抱っこや家事など、日常生活のなかで同じような動作が続くことで、以前からあった腰痛が気になるようになることがあります。

ひこばえ整骨院では、腰だけを見るのではなく、どのような動作で痛むのか、姿勢や腰・股関節の動き、日常生活での身体の使い方なども確認しながら施術方針を考えています。


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この記事の執筆・監修者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤克也

齋藤 克也

ひこばえ整骨院 院長

柔道整復師(国家資格)

ひこばえ整骨院では、院長の齋藤克也が患者さんの身体の状態を確認し、施術まで一貫して担当しています。

当サイトの症例記事では、実際に来院された患者さんの経過をもとに、来院時のお悩み、身体の状態、施術の考え方、その後の変化についてご紹介しています。

症状名や画像上の所見だけで判断するのではなく、「どのような動作で困っているのか」「日常生活で何ができなくなっているのか」まで確認することを大切にしています。

2019年には、セルフケアや身体の使い方についてまとめた書籍を出版。現在も臨床に携わりながら、患者さんに身体の状態をできるだけ分かりやすく伝えることを心がけています。