
症例の概要
30代女性、主婦の症例です。
十数年前から肩こりがあり、徐々に強くなっていました。来院時には肩の感覚が鈍く感じるほどで、頭痛や歯が浮くような不快感にも悩んでいました。
13kgほどのお子さんを抱っこしたり、自転車に乗せたりする機会が多く、日常生活でも肩に力が入りやすい状態でした。また、産後から腰痛も気になっていました。
首や肩だけではなく、背中・骨盤周辺の状態や身体の動きを確認しながら施術を進めました。
患者さん
SSさん 30代 女性 主婦 西宮市在住
来院時期:平成28年6月
来院時のお悩み
一番の悩みは、長年続いている強い肩こりでした。
- 肩こりが十数年前から続いている
- 肩の感覚が鈍く感じるほどこっている
- 頭痛を感じるようになった
- 歯が浮くような不快感がある
- 産後から腰痛も気になっている
- 13kgほどのお子さんを抱っこする機会が多い
お子さんの抱っこや自転車への乗せ降ろしなど、育児の中で肩に力が入る場面も多くありました。
以前は別の整体にも通っていましたが、身体の状態を一度詳しく確認してほしいと考え、当院へ来院されました。
これまでの経過
肩こりは十数年前から続いており、少しずつ強くなっていました。
最近では肩を押しても痛みを感じにくいほど感覚が鈍く感じられ、さらに頭痛や歯が浮くような不快感も出るようになっていました。
また、産後から腰痛もあり、ご本人は骨盤周辺の状態についても気にされていました。
以前から当院のチラシは見ていましたが、他との違いが分からず、しばらく来院を迷っていたそうです。その後ホームページを確認し、身体の状態を詳しく見てもらいたいと来院されました。
当院で確認した身体の状態
まず、肩や骨盤の左右差、首・肩・背中の動きを確認しました。
肩と骨盤の高さに大きな左右差はありませんでしたが、左肩がやや内側へ入り、身体がねじれやすい状態がみられました。
座った状態で身体を左右へひねる動き、肩を上げる動き、首を左右へ向く動きを確認すると、背中・肩・首ともに左方向への動かしにくさがありました。
また、肩周辺には強い筋肉の緊張があり、背中では左側、お尻周辺では右側に強い緊張がみられました。
そのため、肩こりがある場所だけを見るのではなく、首・肩甲骨・背中・骨盤周辺の動きや身体全体のバランスを確認しながら施術方針を考えました。

施術の考え方
今回の症例では、肩周辺の筋肉に強い緊張がありましたが、それだけでなく、左肩が内側へ入りやすいことや、首・肩・背中を左方向へ動かしにくいことなども確認できました。
そのため、肩だけを施術するのではなく、まず背中や肩甲骨周辺の動きを確認しながら施術を進めました。
また、身体のねじれや骨盤周辺の状態についても確認し、上半身が骨盤の上に乗りやすい状態を意識して施術しました。
自宅では、姿勢を意識する方法や背中・肩甲骨を動かすストレッチなどを、身体の状態に合わせて行ってもらいました。
施術後の経過
1〜3回目
初回は背中や肩甲骨周辺を中心に、身体の動きを確認しながら施術しました。
自宅では、前方へ傾きやすい姿勢を意識してもらうことに加え、背中をひねる運動や肩周辺のストレッチを行ってもらいました。
その後、歯が浮くように感じていた不快感は徐々に気にならなくなっていきました。
一方で、幼稚園で使用する物をミシンで作る作業が続いた際には、左背中に引っ張られるような痛みを感じることがありました。
そのため、肩甲骨周辺の動きを確認しながら上半身を中心に施術を続け、肩甲骨を動かすストレッチも追加しました。
4〜7回目
この頃、しゃがんだ状態から立ち上がる際に腰痛を感じることがあり、病院でレントゲン検査を受けましたが、異常は指摘されず湿布を処方されたとのことでした。
腰の動きを確認すると、お腹側の腸腰筋周辺に触れながら動かした際に腰の痛みに変化がみられました。
そこで、腰や骨盤周辺、腸腰筋の状態も確認しながら、肩甲骨周辺への施術を継続しました。
自宅では、これまでのストレッチに加えて、腸腰筋やお尻周辺を伸ばすストレッチも行ってもらいました。
8〜9回目
8〜9回目頃には、ご本人から「気になるところがなくなった」との話がありました。
家族の体調不良によってお子さんを抱っこする機会が増えていましたが、以前のように肩こりによる強いつらさを感じることはありませんでした。
また、ご自身でも身体の状態を意識できるようになり、自宅でのストレッチも習慣になっていました。
来院時に悩んでいた肩こりや頭痛、歯が浮くような不快感などが気にならなくなり、自宅で身体の状態を管理できるようになったため、施術を一区切りとしました。
院長の考察
今回の症例では、十数年続く肩こりに加えて、頭痛や歯が浮くような不快感まで感じるようになっていました。
日常生活では13kgほどのお子さんを抱っこしたり、自転車に乗せたりする機会があり、肩に力が入りやすい生活環境もありました。
身体を確認すると、肩の筋肉が緊張しているだけではなく、左肩が内側へ入りやすく、首・肩・背中を左方向へ動かしにくい状態もみられました。
そのため、肩だけをほぐすのではなく、背中や肩甲骨、骨盤周辺なども確認しながら身体全体の動きを整えていくことを重視しました。
経過の途中では、ミシン作業やお子さんの抱っこなど、生活の中で身体への負担が増える場面もありました。その都度、どのような動作で症状が出ているのかを確認し、自宅で行うストレッチについても調整しています。
慢性的な肩こりの場合でも、肩だけに目を向けるのではなく、普段の姿勢や生活動作、首・肩甲骨・背中などの動きを確認することが大切だと考えています。
患者さんの直筆の声

Q.はじめはどのような症状、悩み、体の変化がありましたか?
肩こりと腰の痛みがひどく、特に肩はこり過ぎて、感覚がマヒしているのか押しても痛みを感じませんでした。
Q.知ってからすぐに申し込みましたか?
チラシで存在を知っていたものの、他とどのように違うのか分からず、しばらく申し込みを保留にしていました。
ホームページ等を見て、「根本的に治せるかも」と思い、ここに決めました。
Q.似たようなサービスの中で、何が決め手となって申し込みましたか?
以前通っていた整体は、マッサージ、電気、ハリなどを一通りするだけで、どこがどう悪くなっているのかも分からず、一時しのぎな感じでしたが、ここならしっかり治せると思い、ここにしました。
Q.施術を受けてみて、具体的にどの部分が良かったですか?
初回に体のことを丁寧にみてくださり、ゆがんでいる部分も具体的に説明してくださり、ストレッチなども分かりやすくて、自分でもただするより、意識しながらできたので良かったです。
Q.施術を受けてみて、元々あった悩みはどうなりましたか?
肩の感覚が戻ってきました。
骨盤も矯正していただき、姿勢もよくなりました。
Q.これから施術を受ける方に、どんな方におすすめしたいですか?
まずはカウンセリングだけでも受ける価値があると思います。
そこで他のところと違って、先生方の根本的に治そうとする熱意を感じられると思います。
※患者さんの感想は個人の感想です。施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。
肩こりでお悩みの方へ
慢性的な肩こりがある場合でも、肩周辺だけに負担が集中しているとは限りません。
ひこばえ整骨院では、現在感じている症状だけではなく、首・肩甲骨・背中などの動きや姿勢、日常生活で負担がかかる動作についても確認したうえで施術方針を考えています。
肩こりに対する当院の考え方や施術については、下記の症状別ページで詳しくご説明しています。





