
症例の概要
54歳女性、会社員の方の症例です。
歩くたびに股関節の外側からポキポキと音が鳴ることが気になり、来院されました。
当初は痛みがなかったため様子を見ていましたが、半年以上経過する中で徐々に音が気になるようになり、股関節の外側や太ももにだるさも感じるようになっていました。
「このまま音が大きくなったり、痛みが出たりするのではないか」という不安があり、知人からの紹介をきっかけに来院されました。
患者さん
渡辺雅子さん 54歳 女性 会社員 宝塚市在住
来院時期:平成26年11月
来院時のお悩み
最も気になっていたのは、歩くたびに股関節の外側から鳴る音でした。
- 歩くたびに股関節の外側がポキポキ鳴る
- 半年以上、音が鳴る状態が続いている
- 以前より音が気になるようになってきた
- 股関節の外側や太ももにだるさを感じる
- このまま痛みが出てくるのではないかと不安
強い痛みがあるわけではありませんでしたが、歩くという毎日の動作で繰り返し音が鳴るため、次第に気になるようになっていました。
これまでの経過
股関節の音が気になり始めた当初は、「気のせいかもしれない」と考え、そのまま様子を見ていました。
しかし半年以上経過する中で、歩く際の音が徐々に気になるようになりました。
さらに、股関節の外側や太ももにだるさを感じるようになり、今後痛みまで出てくるのではないかと心配されていました。
そのようなときに知人から当院を紹介され、身体の状態を一度確認してほしいと来院されました。
当院で確認した身体の状態
股関節から音が鳴っていたため、股関節だけを見るのではなく、歩く動作に関係する身体の状態を確認しました。
- 股関節の動き
- 歩き方
- 立ち方
- 腰や背中の動き
歩行時の状態を確認すると、股関節の外側から音が鳴っていました。
また、股関節周辺には緊張が強くなっている部分があり、歩き方や立ち方にも特徴がみられました。
実際に股関節周辺の状態を確認しながら歩いてもらうと、その場では音が鳴らなくなる変化もみられました。
そのため、音が鳴る場所だけを見るのではなく、股関節の動きや歩き方、腰・背中を含めた身体の使い方を確認しながら施術を進めることにしました。

施術の考え方
今回の症例では、強い痛みよりも「歩くたびに股関節から音が鳴る」ということが一番の悩みでした。
そのため、股関節周辺だけではなく、歩くときに一緒に使う腰や背中の動き、立ち方や歩き方についても確認しました。
施術では股関節・腰・背中などの動きを確認しながら、股関節周辺の緊張が強くなっている部分にも対応しました。
また、日常生活ではお尻や腰のストレッチをお伝えし、歩き方についてもその都度確認しました。
施術後の経過
1〜2回目
初回は、股関節だけではなく腰や背中の動きも確認しながら施術を行いました。
あわせて、立ち方や歩き方についてもお伝えし、自宅ではお尻のストレッチを行ってもらいました。
施術後には、歩いたときに感じていた音が来院時より少なくなっていました。
2回目は初回から4日後に来院されました。音の大きさには大きな変化を感じていませんでしたが、ご本人からは「鳴る頻度が以前より減っている」との話がありました。
この日はお尻周辺の緊張や腰・股関節の動きを確認し、自宅で行う腰のストレッチも追加しました。
3〜5回目
3回目までの4日間には、1日だけ股関節の音が鳴らない日がありました。
仕事はデスクワークが中心で、長時間座ったあとに立ち上がる際には音が鳴ることがありました。
そこで、股関節だけではなく身体の前側の緊張も確認しながら施術を行い、歩く際には以前より少し歩幅を広げることもお伝えしました。
5回目には、初回と比べて股関節の音が鳴る頻度が減っていました。
特に仕事へ行く前はほとんど気にならない一方、長時間仕事をした午後から帰宅する頃になると、再び音が鳴ることがありました。
8〜10回目
8回目には、日常生活の中で股関節の音を気にする場面はかなり少なくなっていました。
ただし、特定の動きでは瞬間的に音が鳴ることが残っていたため、ご本人の希望もあり施術を継続しました。
10回目には、仕事中や仕事が終わったあとに数回鳴る程度となり、普段の生活ではほとんど気にならなくなっていました。
身体の状態も安定してきたため、施術間隔を2週間に1回程度へ空けて経過を確認しました。
12回目
12回目には、ご本人の自覚として、歩いているときや仕事中に股関節の音を感じることがなくなっていました。
日常生活でも気にならない状態が続いていたため、継続的な施術はいったん終了しました。
※施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。
院長の考察
今回の症例では、強い痛みがあるわけではなく、「歩くたびに股関節から音が鳴る」ということが来院のきっかけでした。
音だけであれば日常生活を送ることはできますが、この方の場合は半年以上続き、股関節の外側や太もものだるさも感じるようになったことで不安が大きくなっていました。
身体を確認すると、音が鳴っている股関節だけではなく、歩き方や立ち方、腰・背中の動きなども一緒に確認する必要がある状態でした。
また、デスクワーク後の立ち上がりや、仕事で身体を使ったあとの時間帯など、音が出やすい場面が変化していったことも経過を確認するうえで重要でした。
このような症例では、「音が鳴るかどうか」だけではなく、どのような動作や時間帯で鳴るのか、痛みやだるさを伴っているのかなどを確認しながら身体の状態をみていくことが大切だと考えています。
患者さんの直筆の声


どのコースを受けられましたか?
整体骨盤矯正
実際に受けてみていかがでしたか?
肩の高さが左右違っていたのが初回で治ったのは驚きました。
気になっていた左足のコツコツ音は回数を重ねる毎に消えて行きました。
両足の太ももが細くなりました。
どのような人におすすめしたいですか?
左右対称でない方
※患者さんのご感想であり、施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。
股関節の音や違和感でお悩みの方へ
股関節から音が鳴っていても、必ずしも痛みを伴うとは限りません。一方で、音と一緒に痛みやだるさがある場合や、以前とは状態が変わってきた場合には、身体の状態を確認することも大切です。
ひこばえ整骨院では、股関節だけを見るのではなく、どのような動作で音や違和感が出るのかを確認し、歩き方や立ち方、腰なども含めて身体の状態を確認したうえで施術方針を考えています。
股関節の痛みや違和感に対する当院の考え方については、下記の症状別ページで詳しくご説明しています。





