頸椎ヘルニアの手術後も手足の痛みが続いていた43歳女性の症例|西宮市 ひこばえ整骨院

症例の概要

43歳の女性で、自営業をされている患者さんです。

約3年前から症状が続いており、頸椎ヘルニアに対するレーザー手術も受けていました。しかし、手術後も痛みが残り、その後はかかとや足の甲にも痛みが出るようになり、長く歩くことが難しい状態が続いていました。

これまでに整形外科や整骨院、接骨院にも通われていましたが、悩みが残っていたため、YouTubeで当院を知り来院されました。

今回の症例では、頸椎ヘルニアだけを痛みの原因として考えるのではなく、手の状態や足のアーチ、身体全体のバランスなどを確認しながら施術を進めました。施術は初回を含めて11回行い、その後は定期的な身体のメンテナンスへ移行しています。

患者さん

43歳 女性 自営業

来院時のお悩み

来院時には、頸椎ヘルニアのレーザー手術を受けた後も痛みが残っていることに加えて、手や足にも症状がみられていました。

  • 頸椎ヘルニアのレーザー手術後も痛みが残っている
  • 手に痛みがあり、仕事で行う細かな作業がつらい
  • かかとや足の甲にも痛みがある
  • 足の痛みのため長く歩くことが難しい

自営業ということもあり、特に手を使う細かな作業を行う際の負担が大きくなっていました。

これまでの経過

症状は来院される約3年前から続いていました。

頸椎ヘルニアに対してレーザー手術を受けましたが、その後も痛みが残り、さらにかかとや足の甲にも痛みが出るようになりました。

整形外科だけでなく、整骨院や接骨院にも通われていましたが、症状が残った状態が続いていました。

その後、YouTubeで当院のことを知り、これまでとは違った視点から身体の状態を確認したいということで来院されました。

当院で確認した身体の状態

今回の症例では、頸椎ヘルニアという病名だけで現在の症状を判断せず、手や足の状態、身体全体のバランスを確認しました。

手について確認すると腱鞘炎の状態がみられ、手の筋肉の使い方についても確認する必要があると考えました。

また、足についてはアーチが崩れており、身体全体のバランスが崩れた状態で立ったり歩いたりしていることが、かかとや足の甲への負担に関係していると考えました。

頸椎ヘルニアのレーザー手術を受けていることから、手術後の経過も踏まえながら、神経の働きや手の筋肉の使い方なども含めて身体の状態を確認していきました。

施術の考え方

今回の患者さんは、首だけではなく、手や足にも症状が出ていました。

そのため、頸椎ヘルニアだけに原因を求めるのではなく、身体全体の歪みやバランス、手の使い方、足のアーチなどを確認しながら施術を進めました。

最初からすべてを一度に整えようとするのではなく、まずは患者さんが特に困っている大きな痛みへの対応を優先しました。

症状の変化に合わせて施術間隔を少しずつ広げ、その後は歩き方や立ち方、ストレッチ方法など、ご自身で身体を管理するための方法もお伝えしていきました。

施術後の経過

1〜3回目

最初の3回は、1週間から10日に1回程度の間隔で、できるだけ期間を空けすぎないように来院していただきました。

身体全体の歪みやバランスを確認しながら、まずは日常生活や仕事に影響している大きな痛みへの対応を優先して施術を進めました。

4〜6回目

4回目以降は、身体の状態を確認しながら2週間前後の間隔で施術を行いました。

この頃には痛みは来院時と比べて半分以下になり、手を使った細かな作業についても、仕事をずいぶん楽にできるようになっていました。

7〜11回目

その後は3週間から4週間に1回程度まで施術間隔を広げていきました。

施術だけでなく、歩き方や立ち方、ストレッチ方法などもお伝えし、ご自身でも身体の状態を管理できるように進めていきました。

現在は痛みを取ることを主な目的とした施術ではなく、1か月から1か月半に1回程度、定期的に身体の状態を確認するメンテナンスへと移行しています。

院長の考察

今回の症例で重要だったのは、「頸椎ヘルニアの手術後も痛い」という経過だけで、現在の症状をすべて頸椎ヘルニアによるものと考えなかったことです。

実際に身体を確認すると、手には腱鞘炎の状態がみられ、手の筋肉の使い方についても確認する必要がありました。また、足についてはアーチの崩れがあり、身体全体のバランスも含めて考える必要がありました。

頸椎ヘルニアのレーザー手術を受けたという経過は大切な情報ですが、手術後に残っている症状がすべて同じ原因によるものとは限りません。

今回のように手や足など複数の場所に症状がある場合には、それぞれの痛みがどのような動作で出ているのか、身体をどのように使っているのかを一つずつ確認していくことが大切だと考えています。

また、症状が長期間続くほど日常生活で身体の使い方が変わってしまうこともあります。痛みや違和感が続いている場合には、できるだけ早い段階で現在の身体の状態を確認し、必要な対応を考えていくことが大切です。

患者さんの直筆の声

頸椎ヘルニアのレーザー手術後も手足の痛みで来院された43歳女性の直筆の感想

患者さんからいただいたご感想

頸椎ヘルニアのレーザー手術後も手の痛みが残っており、更に足のカカト、甲に痛みが走る様になり、長く歩けない状態が約3年程続いており、その間他の整形外科や接骨院を受診しましたが改善されず、痛み止めを飲みながら痛みを紛らわせておりましたが、YouTubeで当院を知り受診しました。

ヘルニアが原因と思っていた痛みは、先生の丁寧な診察で腕の腱鞘炎と分かり驚きました。原因が分からないと言われていた足の痛みはアーチの崩れが原因でした。

「少し時間はかかりますが治りますよ」と言って下さり、半ば諦めていた痛みでしたが希望が持てました。

施術に加え、正しい姿勢、歩き方等、家でできるストレッチを教えていただきました。

仕事柄、立ち仕事で手を細かく動かしますので、立て込む日は少し痛む事がありますが、以前に比べ痛みは改善され、何をするにも痛かったのが嘘の様です。

後もう少しお世話になります。よろしくお願いします。

M.Mさん 43歳女性 自営業

※上記は患者さんご本人からいただいた感想です。施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

頸椎ヘルニアでお悩みの方へ

頸椎ヘルニアと診断され、治療や手術を受けた後も首や腕、手などの症状が残っている場合でも、現在感じている症状がすべて同じ要因によるものとは限りません。

ひこばえ整骨院では、症状名だけで判断するのではなく、これまでの治療経過や現在困っている動作、身体全体のバランスや使い方などを確認したうえで施術方針を考えていきます。

頸椎ヘルニアに対する当院の考え方や施術については、下記の症状別ページで詳しくご説明しています。

頸椎ヘルニアの原因や施術について詳しく見る

この記事の執筆・監修者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤克也

齋藤 克也

ひこばえ整骨院 院長

柔道整復師(国家資格)

ひこばえ整骨院では、院長の齋藤克也が患者さんの身体の状態を確認し、施術まで一貫して担当しています。

当サイトの症例記事では、実際に来院された患者さんの経過をもとに、来院時のお悩み、身体の状態、施術の考え方、その後の変化についてご紹介しています。

症状名や画像上の所見だけで判断するのではなく、「どのような動作で困っているのか」「日常生活で何ができなくなっているのか」まで確認することを大切にしています。

2019年には、セルフケアや身体の使い方についてまとめた書籍を出版。現在も臨床に携わりながら、患者さんに身体の状態をできるだけ分かりやすく伝えることを心がけています。