20年以上続いた足裏のタコと歩行時の痛み|60代女性の症例|西宮市 ひこばえ整骨院

症例の概要

60代女性の患者さんです。

20年以上前から足裏にタコができ、歩くと「石ころを踏んでいるような痛み」を感じていました。

整形外科でタコを削ってもらっていましたが、1週間ほどすると元に戻ってしまい、ご自身でも切ったりヤスリで削ったりしながら対処されていました。

通勤や趣味で歩く時間が長いため、削っても再びタコができて痛くなることを繰り返していたそうです。

長年同じ状態が続いていたことから、「対症療法ではなく体から変えたい」と考え、当院へ来院されました。

患者さん

60代女性

来院時のお悩み

来院時には、主に次のようなことで悩まれていました。

  • 20年以上前から足裏のタコを繰り返している
  • 歩くと石ころを踏んでいるように痛い
  • 整形外科で削っても1週間ほどで元に戻る
  • 自分でも切ったりヤスリで削ったりしている
  • 通勤や趣味で歩く時間が長く、すぐに再び痛くなる

タコを削ると一時的には楽になるものの、再び同じ場所にできてしまうことが長年の悩みでした。

これまでの経過

足裏にタコができるようになったのは20年以上前です。

整形外科で処置を受けていましたが、削っても1週間ほどで元の状態に戻ってしまっていました。

そのため、ご自身でもタコを切ったり、ヤスリで削ったりして対処されていたそうです。

しかし、通勤や趣味で歩く時間が長く、再びタコができて痛くなるという状態を繰り返していました。

長期間この状態が続いていたことから、タコを削るだけではなく身体の状態から見直したいと考え、当院へ来院されました。

当院で確認した身体の状態

足裏のタコと歩行時の痛みで来院された60代女性の足の状態

今回の症例では、足裏にできているタコだけを見るのではなく、歩く時にどのように足を使っているのかを確認しました。

また、足だけではなく、足首・膝・股関節の動きや筋肉のバランスについても確認しました。

タコは皮膚を削れば一時的に小さくできますが、同じ場所へ繰り返し負担がかかれば、再びできる可能性があります。

この方の場合も20年以上タコを繰り返していたため、「タコを削ること」と「同じ場所へ負担が集中しにくい身体の使い方を考えること」を分けずに進める必要があると考えました。

施術の考え方

まず行ったのは、現在あるタコを一度削った状態から、その後どのくらいの期間で再びタコができるのかを確認することでした。

タコが再びできるまでの期間を一つの目安にすることで、身体の使い方やケアを変更した後にどのような変化があるのかを確認しやすくなります。

そのうえで、歩行動作や足の動かし方を確認し、足首・膝・股関節の動きや筋肉のバランスにも対応しました。

さらに、日常生活でも足への負担を調整できるよう、インソールの選び方やテーピング方法についてもお伝えしました。

今回の症例では、タコそのものだけを施術するのではなく、なぜ同じ場所に繰り返し負担がかかっているのかを確認しながら進めていきました。

施術後の経過

施術と並行して、足の動かし方、インソールの選び方、テーピング方法、タコを削るタイミングなどをお伝えしました。

ご自宅でもお伝えした内容を継続していただきながら、タコの状態と歩行時の痛みを確認していきました。

その後、長年繰り返していた足裏のタコはかなり少なくなり、特に硬くなっていた部分も小さく、柔らかくなっていきました。

歩行時に感じていた痛みについても、ほとんど気にならない状態になったとのことでした。

患者さんからも、今後もお伝えした内容を実践しながら、さらに良い状態を目指していきたいとのお話がありました。

院長の考察

今回の症例で特に重要だったのは、20年以上繰り返していたタコを「皮膚だけの問題」として考えなかったことです。

タコを削ること自体が悪いわけではありません。厚くなった部分を処置することで、歩く時の痛みが一時的に軽くなることもあります。

しかし、この方の場合は削っても1週間ほどで元に戻る状態を長期間繰り返していました。

そこで、タコを削った後に再びできるまでの期間を確認しながら、歩き方や足の使い方、足首・膝・股関節の動きなども一緒に見直していきました。

また、通勤や趣味で歩く時間が長いという生活背景も重要でした。

同じ足裏のタコでも、普段履いている靴や歩く時間、足の使い方などは人によって異なります。そのため、タコがある場所だけではなく、「なぜそこへ繰り返し負担がかかっているのか」を実際の生活と身体の動きから確認することが大切だと考えています。

患者さんの直筆の声

20年以上続いた足裏のタコと痛みで来院された60代女性の直筆の感想

20年以上前から足裏にタコができ、石ころを踏みながら歩いているような痛みがしていました。

整形外科で治療しても1週間ほどで元通り。自分でも切ったりヤスリで削ったりしていました。

でも通勤や趣味で歩く時間が長く、またすぐ痛むの繰り返し。

「対症療法ではなく体から変えたい」と思い、こちらにお世話になることにしました。

足の動かし方、インソールの選び方、テーピング方法、タコを削るタイミングなども指導してもらい、今では足裏のタコはほぼなくなりました。

ひどかった硬いタコも小さく柔らかくなり、歩行時の痛みもほぼなくなりました。

これからも教えていただいたことを実践して、もっと良くなるよう頑張りたいです。

本当にありがとうございました。

※施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

足裏のタコでお悩みの方へ

足裏のタコを繰り返している場合、現在できているタコへの対処だけでなく、同じ場所へ負担が集中している理由を確認することも大切です。

今回の症例では、歩き方や足の使い方、足首・膝・股関節の動きなどを確認しながら、インソールやテーピングも含めて対応しました。

ひこばえ整骨院では、タコの状態だけでなく、これまでの経過や日常生活、身体の使い方を確認したうえで施術方針を考えています。

足裏のタコに対する当院の考え方や施術については、下記の症状別ページで詳しくご説明しています。

足裏のタコの原因や施術について詳しく見る

この記事の執筆・監修者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤克也

齋藤 克也

ひこばえ整骨院 院長

柔道整復師(国家資格)

ひこばえ整骨院では、院長の齋藤克也が患者さんの身体の状態を確認し、施術まで一貫して担当しています。

当サイトの症例記事では、実際に来院された患者さんの経過をもとに、来院時のお悩み、身体の状態、施術の考え方、その後の変化についてご紹介しています。

症状名や画像上の所見だけで判断するのではなく、「どのような動作で困っているのか」「日常生活で何ができなくなっているのか」まで確認することを大切にしています。

2019年には、セルフケアや身体の使い方についてまとめた書籍を出版。現在も臨床に携わりながら、患者さんに身体の状態をできるだけ分かりやすく伝えることを心がけています。