来院日

平成30年2月下旬

患者さん

U・Tさん 32歳 事務 女性

悩み

ここ1年で膝に痛みを感じるようになり整形外科でレントゲンや MRI で診断をしてもらいました。

変形性膝関節症と診断をされて ひどい時には足を引きずる状態にまでなっていました。

肩こりは慢性的にあったけれど、鏡や写真で見た時に右肩が下がるといった体やお顔に歪みを感じていたそうです。

日ごろの運動でピラティスなどもしており、その際に体の動かし方でも左右差があるような感じがあったとのことでした。

お顔も目元や口元が、鏡を見た際に左右でずれているように感じていたようで、ちょうど6月に挙式を予定しており、それに向けて体のメンテナンスをしていこう、と思い至ったため来院していただいたとのことでした。

 

検査の結果

検査を行なっていった結果・・・

体のバランスは左側が特に捻じれていて、左の肩が内巻きで上半身自体も右に向くように捻じれていました。

上半身が右に向くことで正面を見る為にお顔を左に捻るため、首の左前側も緊張が強くありました。

そのせいで左側の口角が上がりにくく口を開けた時も開き切らない、という状態でした。

腕を上げた際もご自身なりに真っ直ぐの状態で腕を上げると左に詰まるような感覚があり、体を左に捻ると右を向くより向きにくい、といった左右差がありました。

初回の施術

初回では、体の捻じれをまず改善する為に左右で差をつけながら施術していきました。

右に向いて捻じれている体を元に戻していくように、背骨の矯正をしていき、肩は両側で内に巻いていたので左右で差をつけながら開くようにしていきました。

立ち姿勢が一見綺麗に見えるのですが、腰や背中にとても力が入ってしまうようになっていたので、腰の力は抜いてお腹側の筋肉を使うよう意識してもらいました。

仕事では座っているので、座っている間も背中の力は抜いて頭の位置だけを後ろに引くイメージで座る練習をするようにお伝えしました。

肩を開きやすくするように壁を使ってのストレッチをお伝えしておきました。

2~3回目の施術

左腕の上がりにくさと左に向きにくい、というのはまだ残っていました。

3回目に来られる前に胃腸炎になったとのことで寝ていた時間がいつもより多くあり、そのせいで腰に違和感が少し出た、という状態でした。

初回と同じように左側を動かして開いていくようにするのは変えずに、施術はしていきました。

ストレッチのやり方を、左側の回数が多くなるように行なう、という形に変えていきました。

 

4~6回目の施術

4回目のときには腕を上げた際の左右差はなくなっていました。

左に向きにくく感じることもなくなっていました。

6回目の施術の時には普段感じていた肩の凝り感もなく過ごせているということでした。

口元の歪みが若干残る状態でしたので矯正は首元の前側を施術していきました。

この施術の4日後が、結婚式の前撮りの撮影日だったので、姿勢を気を付けるポイントだけ再度確認しました。

 

7~9回目の施術

前撮り後み来られた時に、かつらやお着物だったこともありやはり疲れがでていたようでした。

左腕の上がり方はまだ大丈夫でしたが、上半身の捻じれがまた出ており、左に向きにくくなっていました。

肩の凝り感も出ていたので上半身と肩周りを中心に施術していきました。

お顔の歪み自体は出ておらず、前撮りのときも写真を確認した際に体やお顔の歪みは気にならなかったとおっしゃっていました。

撮影も天気がよく無事に終えられたそうなので、喜んでおられました。

前撮りが終わってから、多少肩のしんどさが出る日もあったとのことでしたが、きつくはなく体の歪みも術後のは真っ直ぐに戻る程度になっていました。

ストレッチと姿勢の気を付け方は変えずに引き続き行なっていただいてました。

 

最後の施術

10回目の施術の時には凝り感もなく、腕を上げた際の違和感も体を左に捻る時の向きにくさもなくなっていました。

お顔のバランスも良くなっていまいした。

左側の肩が前に向きやすい事もあるので、施術は両方均等にするのではなく、左右差はある程度つけつつ施術をおこないました。

最初のような肩こりも感じることなく、捻じれも出にくくなっていたため、一旦治療の方は終了とさせていただきました。

ですが6月に挙式の本番があるため疲れてしまいそうで捻じれが出ていないかの確認、ということと今後も捻じれや歪みが出ないようにメンテナンスしておきたいとおっしゃっていたため、1ヶ月後の挙式の後に再度お越しいただくようにお伝えしました。

まとめ

今回の方は痛みはないけれど歪みがある、凝り感がでる、というお悩みの方でした。

実際に特別痛みはないけれど凝り感が出ていたり、体のバランスで違和感を感じる、という状態の方は多くいらっしゃいます。

そのうち治るだろう、であったり、多少違和感があるくらいでも大丈夫だろう、と放っておくと体の歪みに慣れていくとだんだん歪みや症状がきつくなってしまいます。

何かきっかけがないと改善しようと意識できないということも確かにありますが、気が付いた不調をわざわざ見逃してしまうのはおすすめできません。

なにか違和感や気になることがあれば、是非一度ひこばえ整骨院にご相談ください。

 

直筆の声

ひこばえ整骨院の肩こりと歪みに対する施術

当院では肩こりと歪みの治療をとても得意としています。

肩こりと歪みがあるから痛みがと感じているなら、その部分を施術するのではなく身全身を見ていきその方にとって一番よくなるポイントを探して施術を行っていきます。

もし今あなたが肩こりと歪みの痛みで悩まれているなら一度当院をお越しください。

執筆者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)

柔道整復師(国家資格保持者)

業界歴16年。

18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。

現在ストレッチの本を執筆中。年内に発売予定。

電話: 0798-63-3200

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