膝の水は抜くと変形する!?変形性膝関節症にならない為の注意点|西宮 ひこばえ整骨院・現役整骨院院長の整体ブログ
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●膝の水は抜くと変形する!?変形性膝関節症にならない為の注意点

あなたは膝に痛みを感じますか?

長時間歩いたり、階段の昇り降りをしたときに膝に痛みがある方。

膝の周りが水が溜まったように腫れていませんか?膝を押すとブヨブヨとした感触がありませんか?

実はそれ膝の関節で炎症が起こっているからなのです。


膝に水が溜まってしまったらあなたはどうしますか?

おそらく整形外科に行くと、

「水を抜きましょう。」

と言われるでしょう。

ですがそれが水が溜まるのが癖になったり、果ては変形性膝関節症に繋がってしまうというのはご存知ですか?

今回は、膝の水を抜くと変形する理由。そして、水を抜かなくても水を解消させるための方法をお伝えします。


膝に溜まる水の謎

ではなぜ膝に水が溜まるのか。

まず膝関節の仕組みを説明します。

膝関節は太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)の接地面を言います。

骨と骨の間を関節と言いますが、骨同士が直接ぶつかると擦れて傷つけあうため、そうならないようにわずかな隙間があります。

その空間には関節液(滑液)と呼ばれる水分が潤滑油として常に一定量保たれています。

「水が溜まる」というのはこの関節液が過剰に分泌され増えすぎてしまった状態なのです。

この膝に水が溜まった状態を関節水腫といいます。



本来、体の中で炎症反応が起こったときに、からだは炎症部分の熱を取り除いたり傷ついた細胞を回復させるように栄養供給が必要になり、 脳から関節液を大量に分泌して炎症部分に集めるよう指令を出します。

つまり、膝に水が溜まる原因は膝の炎症なのです。

これは体の反応としては正常なことなのですが、この反応があることをしてしまうと正常に機能しなくなります。

それが水を抜くことなのです。


膝の水を抜いてはいけない理由

先ほども言いましたが、脳の指令として炎症部分に水(関節液)を集めるのは自然な反応です。

ですが、その溜まった水を一気に抜き取ってしまうと、脳の反応として

「まだ炎症があるのに水がなくなった。水が足りないからもっと出さなくては。」

という勘違いをしてしまうことで、さらに膝に水が送られます。

そしてまた水を抜く…、ということを繰り返すと、実際は炎症が起こっていないのにもかかわらず脳の指令で水を出し続けてしまうのです。

そのため何度水を抜いても膝に水が溜まることになります。


水を抜くと一時的に楽にはなりますが、それは炎症を引かせたことにはなりません。むしろ逆の効果を生み出してしまいます。

しかもそのまま水を抜き続ける習慣がついてしまうと、どんどん膝の変形につながるリスクが上がってしまうのです。


なぜならば本来炎症を鎮める役割のある成分を含んだ水分までなくなってしまうことになるからです。


関節液には潤滑油のはたらき以外にも、もともとの役割として、血管からの栄養供給のない軟骨に栄養供給をするはたらきがあります。

その関節液を抜いてしまうと栄養供給がされなくなり、炎症を起こして摩耗、老化した軟骨は再生されずにそのまま削れていきます。

そして重力的に一番負担の集中する膝の内側の骨にさらに負担がかかり続けることで、だんだん出っ張ったように変形したり骨棘(こつきょく)と呼ばれるような関節面に棘のような変形ができていくのです。

そうすると緩衝材や潤滑油がなくなって、関節部分の骨がむき出しになり、膝を動かしたときに骨同士が直接ぶつかることになります。

それが炎症の原因となってまた水が溜まり…、というような悪循環に陥ってしまうのです。

それを繰り返すことで骨同士の軟骨部分の変形が進み、変形性膝関節症へとつながります。

これが膝の水を抜いてはいけない本当の理由です。


変形性膝関節症とは、膝関節を構成する太ももの骨とすねの骨の接地面を覆っている軟骨部分や、衝撃を和らげる半月板などの軟部組織が、 老化や肥満や重労働、外傷などの原因で擦り減ることで関節炎や変形を生じて骨同士がぶつかり、膝関節を動かすときに痛みを発症するものです。

骨同士がぶつかることで、そのぶつかった部分には炎症が起こり、それがまた膝に水が溜まることにつながります。


膝に水が溜まった場合、水を抜くのが正しい処置だと思っていると、こういった悪循環によって変形性膝関節症に陥ってしまうこともあるのです。

変形してしまった骨を元通りに戻すことはできません。

そうなる前に正しい対処の仕方を試してみてください。


膝に水が溜まったときの対処法

膝に水が溜まるのは脳の勘違いが原因です。

つまり脳が勘違いを起こさず、炎症がきちんと治ったのだと覚えさせる必要があります。


①包帯、サラシでの圧迫

炎症が起こった時、水を抜いてしまうのではなく、1週間ほど包帯やサラシを使って固定させます。

そうすると、徐々にですが水分が吸収されていきます。

長くても2〜3週間ほどで膝に溜まっていた水分は吸収されるので、それまでは固定を続けます。

水分が吸収されるということは、炎症を抑える成分がしっかり吸収して炎症が治まったということです。

膝に水が溜まったとき、膝関節の内圧があがることで膝関節に不安定性が生じます。

水が吸収されにくいのはこの不安定性のため、膝の関節を構成する骨にかかる負荷が骨のもととなる細胞を破壊してしまい再生されないままだからです。

膝関節を包帯やサラシで固定することで膝に全方向からの圧が加わり、関節自体が安定するため水分の吸収を促進し、炎症を引かせてくれます。

そして何より、徐々に水分を吸収していくため脳の勘違いが起こりにくいのです。

きちんと吸収されていくため、軟骨などの修復、再生にもつながります。


②安静にする

炎症が起こっているときは無理に動かす必要はありません。

無理にマッサージやストレッチをすると、逆に炎症を強く引き起こしてしまう可能性もあります。

まずは膝関節の周りの水がある程度引くまでは、運動したりたくさん歩いたりということは控えましょう。

③炎症、熱感がある時はアイシング

炎症や熱感がががあるときはアイシングで冷やして行きます

膝に水が溜まるのは先ほどご説明した通り、 常に膝周辺で炎症が起きているために水というものが溜まってしまいます。

アイシングをすることで、 その炎症を抑えることができます。

そうすることでより早く炎症が引き、水を引かせることができます。


まとめ

いかがでしょう。

膝関節に痛みが生じたり、水が溜まったような状態になったときは焦って水を抜くようなことはしないでください。

最近では水を抜くだけの治療ではなく炎症を抑えるためのステロイドの注射を同時に行うから水が溜まるのは癖にならない、 と言われる方も多くなっておりますが、残念ながらそれも根本治療とは言えません。

結局はなぜその膝に炎症が起こったのか、というところまでをみなければまた炎症を起こして水が溜まって軟骨が擦り減っての繰り返しです。

膝の部分に負担が集中するのはなぜなのか、体の使い方なのか、それともすでに変形してしまっているのか。それを治療することが根本的な解決策とぃえます。

注射を刺してしまうよりも、安静・固定で炎症を抑えつつ、炎症の原因となってい部分の治療をしていきましょう。

●ひこばえ整骨院の変形性膝関節症の治し方

ひこばえ整骨院では、変形性膝関節症の治し方は全身の体のバランスを見て膝は勿論、肩、バランス、股関節、脚を全て診ていきます。

根本的に改善する為に施術を行っていきます。

もし、あなたが変形性膝関節症で悩まれているなら下記をご覧ください。

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