肩こりで授業中も重さ・痛みに悩んでいた22歳女性の症例|西宮市 ひこばえ整骨院

症例の概要

22歳の女性、学生の方です。

以前から肩こりがあり、これまでさまざまなマッサージを受けていましたが、肩の痛みやしんどさに大きな変化を感じられずにいました。

ご自身でもストレッチや体操を続けていましたが、授業中や日常生活でも肩の重さや痛みが気になる状態が続いていました。

インターネットで当院を見つけ、来院されました。就職に伴う県外への引っ越しを控えていたため、限られた期間の中で身体の状態を確認しながら施術を進めることになりました。

患者さん

22歳 女性 学生

来院時期:平成30年1月

来院時のお悩み

  • 以前から肩こりが続いている
  • マッサージを受けても痛みやしんどさが変わらない
  • 自分でストレッチや体操をしても肩こりが残っている
  • 授業中にも肩の重さや痛みが気になる

肩がこっていると感じる部分をご自身でもケアしていましたが、なかなか状態が変わらないことに悩まれていました。

肩こりで来院された22歳女性の身体の状態

これまでの経過

肩こりは今回突然始まったものではなく、以前から続いていました。

そのため、これまでにもマッサージを受けたり、ご自身でストレッチや体操をしたりして対策をしていました。

しかし、肩の痛みや重さに大きな変化を感じることができず、授業中や普段の生活でも気になる状態が続いていました。

当院のことはインターネットで見つけ、来院されました。

当院で確認した身体の状態

来院時には、肩のこっている部分だけではなく、首や肩甲骨、背骨など全身の動きを確認しました。

首を左右に回す動きが小さく、左右の肩甲骨にも動かしにくさがみられました。

さらに腰の部分についても、通常みられる湾曲が少なく、身体を動かした際の柔軟性が低下していました。

腕を大きく上げる動作では、肩だけが単独で動いているわけではなく、肩甲骨や背骨なども一緒に動きます。

今回の症例では肩や首だけに硬さがあるのではなく、肩甲骨や腰を含めた身体全体に動かしにくさがみられました。

そのため、肩こりを感じている部分だけを見るのではなく、首・肩甲骨・背骨の動きを含めて施術を考えることにしました。

施術の考え方

初回は、肩と首だけではなく、肩甲骨と腰を含めて施術を行いました。

今回の身体の状態では、肩こりを感じている部分だけを施術するよりも、確認した際に動かしにくさがみられた肩甲骨や背骨なども一緒に動かしていく必要があると考えたためです。

また、ご本人も一時的に肩を楽にすることだけではなく、その後も良い状態を維持していきたいという希望がありました。

そこで施術とあわせて、肩甲骨のストレッチと姿勢についてもお伝えしました。

就職に伴う引っ越しを控えていたため、限られた期間の中で身体の変化を確認しながら施術を進めました。

施術後の経過

2〜3回目

2回目の施術時には、初回と比べて日常生活で感じていた肩の痛みに変化がみられていました。

痛みがまったくなくなったわけではありませんでしたが、ご自宅でお伝えしたストレッチや姿勢についても継続されていました。

一方で、姿勢をまっすぐにしようと意識するあまり、腰を反らせて姿勢をつくるようになっていました。

見た目としては身体が伸びていても、腰に力が入りすぎてしまうため、姿勢のつくり方を改めてお伝えしました。

さらに、背中を伸ばすためのストレッチをひとつ追加しました。

3回目には、元記事の記録では痛みが当初の半分程度になっていました。

この時点では身体への施術だけでなく、歩き方や立ち方についても確認し、普段の身体の使い方を調整していきました。

4〜7回目

4回目には、元記事の記録では痛みやこり感は当初の3割程度まで減っていました。

日常生活で痛みを感じることはほとんどなく、首を動かした際に違和感を感じる程度になっていました。

5回目には普段の生活で肩こりをほとんど意識しなくなり、ときどき張りを感じる程度になっていました。

この頃には、座っているときや立っているときに顎が前へ出やすい状態が残っていたため、姿勢について引き続き確認しました。

7回目の施術時には、痛みやこり感をほとんど感じずに過ごせる状態が続いていました。

この期間は週1回程度のペースで身体の状態を確認し、約1か月間、大きな症状が出ることなく過ごせていました。

その後、就職に伴って県外へ引っ越すことになったため、7回目で定期的な施術を終了しました。

院長の考察

今回の症例で大切だったのは、長く肩こりを感じていたものの、肩だけに問題を限定せず身体全体の動きを確認したことです。

実際に確認すると、首を回す動きだけでなく、左右の肩甲骨や腰にも動かしにくさがみられました。

肩こりがあると、どうしても「肩が硬いから肩をほぐす」と考えやすくなります。しかし、腕を上げたり姿勢を保ったりする際には、肩だけでなく肩甲骨や背骨も一緒に動きます。

今回の患者さんは、それまでマッサージやご自身でのストレッチも行っていました。それでも肩の重さや痛みが残っていたため、当院では肩そのものだけではなく、実際に動かしにくさがみられた首・肩甲骨・背骨まで確認しながら施術を進めました。

また、姿勢を良くしようと意識するあまり腰を反らせてしまっていたことも、この症例で確認できた特徴のひとつです。

「良い姿勢を意識すること」と「身体に余計な力を入れて姿勢をつくること」は同じではありません。施術だけでなく、普段の立ち方や座り方、歩き方まで確認することも大切だと考えています。

患者さんの直筆の声

肩こりで来院された22歳女性の直筆の感想

「ずっと昔から肩こりがあるなと思って今までマッサージなど行ってきましたが全く良くなりませんでした。

そこでピンクで目立っていた当院をネットで見つけ思い切って行ってみました。

回数を重ねるごとに良くなっていてびっくり。

マッサージでは治らないと言うことが身をもってわかりました。

今では肩重い、痛いと思うこともなく、姿勢も良くなってきました。

再発しないためにもストレッチ続けます!ありがとうございました。」

※上記は患者さん個人の感想です。施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

肩こりでお悩みの方へ

肩こりが続いている場合、肩だけではなく、首や肩甲骨、背骨などの動きもあわせて確認することがあります。

今回の症例でも、肩こりを感じている部分だけではなく、首を回す動きや肩甲骨、腰の動きなどを確認したうえで施術を進めました。

ひこばえ整骨院では、現在感じている症状だけでなく、これまでの経過や普段の身体の使い方も確認しながら施術方針を考えていきます。

肩こりに対する当院の考え方や施術については、下記の症状別ページで詳しくご説明しています。

肩こりの原因や施術について詳しく見る

この記事の執筆・監修者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤克也

齋藤 克也

ひこばえ整骨院 院長

柔道整復師(国家資格)

ひこばえ整骨院では、院長の齋藤克也が患者さんの身体の状態を確認し、施術まで一貫して担当しています。

当サイトの症例記事では、実際に来院された患者さんの経過をもとに、来院時のお悩み、身体の状態、施術の考え方、その後の変化についてご紹介しています。

症状名や画像上の所見だけで判断するのではなく、「どのような動作で困っているのか」「日常生活で何ができなくなっているのか」まで確認することを大切にしています。

2019年には、セルフケアや身体の使い方についてまとめた書籍を出版。現在も臨床に携わりながら、患者さんに身体の状態をできるだけ分かりやすく伝えることを心がけています。