立ち上がり・歩行中のめまいが続いていた28歳女性の症例|西宮市 ひこばえ整骨院

症例の概要

デスクワークをしている28歳女性の症例です。

座った状態から立ち上がったときに突然ふらついたり、歩いている途中で急にクラッとしたりするめまいに悩まれていました。

病院や耳鼻科を受診しましたが、検査では特に異常を指摘されませんでした。漢方も服用していましたが症状は変わらず、他の整骨院でも一度みてもらったものの変化を感じられなかったため、その後は半年ほどそのままの状態で過ごしていました。

しかし、徐々に症状が強くなってきたため、当院のホームページとYouTubeを見たことをきっかけに来院されました。

患者さん

28歳 女性 デスクワーク

施術期間:約4ヶ月

施術回数:10回

来院時のお悩み

特に困っていたのは、いつめまいが起こるか分からないことでした。

  • デスクワーク中、座った状態から立ち上がると急にふらつく
  • 歩いている途中でも突然クラッとすることがある
  • 症状が出ないときもあり、タイミングが一定ではない
  • 病院や耳鼻科で検査を受けても異常を指摘されなかった
  • 徐々に症状が強くなってきていた

座っているときだけではなく、普段歩いているときにも突然ふらつくことがあり、日常生活の中でもめまいを気にしながら過ごしている状態でした。

これまでの経過

めまいが続いていたため、まず病院や耳鼻科を受診しました。

検査を受けましたが特に異常は指摘されず、その後は漢方を服用していました。しかし、本人が期待していたような変化はみられませんでした。

他の整骨院でも一度身体をみてもらいましたが症状に変化はなく、その後は半年ほどそのままの状態で過ごしていました。

その間にも徐々に症状が強くなり、立ち上がるときだけでなく、歩いている途中でも突然クラッとすることがありました。

その後、たまたま当院のホームページとYouTubeを見つけたことをきっかけに来院されました。

当院で確認した身体の状態

初回は、めまいが出ているという症状だけで判断せず、身体全体の歪みやバランスなどを確認しました。

今回の症例では、病院や耳鼻科ですでに検査を受け、特に異常を指摘されていないという経過がありました。

そのうえで、立ち上がったときや歩いているときなど、どのような場面で症状が出るのかを確認しながら、身体全体の状態をみていきました。

初回に確認した具体的な身体の左右差や動きについては記録がないため、ここでは「身体全体の歪みやバランスを確認した」という事実の範囲で記載しています。

施術の考え方

今回の症例では、めまいそのものだけを見るのではなく、これまでの経過を確認したうえで、身体全体のバランスをみながら施術を進めました。

最初から施術間隔を大きく空けるのではなく、2回目・3回目までは1週間に1回程度の間隔で身体の状態と症状の変化を確認しました。

その後は経過に合わせて、2〜3週間に1回程度まで施術間隔を空けながら様子をみていきました。

施術後の経過

1〜3回目

初回から3回目までは、1週間に1回程度の間隔で施術を行いました。

身体全体の状態を確認しながら、立ち上がったときや歩行中に感じるめまいがどのように変化するかをみていきました。

3〜4回目

3〜4回目頃になると、めまいの自覚症状がかなり軽減してきました。

特に、歩いている途中で突然フラッとする感覚はほとんど感じなくなりました。

一方で、朝起きたときや、座った状態から立ち上がったときのめまいはまだ強く感じることがあったため、施術を継続しました。

この頃からは身体の状態と症状の経過を確認しながら、施術間隔を2〜3週間に1回程度まで空けていきました。

8〜10回目

8〜9回目頃には、めまいをほとんど自覚しなくなりました。

歩いているときだけでなく、以前気になっていた立ち上がりなどの日常動作でも、症状によって困ることがなくなっていました。

全体では約4ヶ月、10回にわたって身体の状態を確認しました。

最終的に日常生活でめまいを気にすることがなくなったため、定期的な施術を終了しました。

※施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

院長の考察

今回の症例で最も大切だと考えているのは、「めまいがあるから、最初から整骨院で身体をみればよい」ということではありません。

めまいにはさまざまな原因が考えられるため、まず医療機関を受診し、耳や脳などに問題がないかを確認することが重要です。

今回の患者さんも、当院へ来院する前に病院や耳鼻科を受診し、検査では特に異常を指摘されていませんでした。その後、漢方を服用したり、他の整骨院で身体をみてもらったりしていましたが、症状が残っていました。

そのような経過があったうえで、当院では「めまい」という症状だけを見るのではなく、身体全体の歪みやバランスを確認しながら施術を行いました。

また、経過を見るうえでは「めまいがある・ない」だけではなく、歩行中のふらつきがどうなったのか、立ち上がったときはどうなのかなど、実際の日常動作ごとに変化を確認することも重要でした。

実際にこの症例でも、最初に歩行中のふらつきが気にならなくなり、その時点では立ち上がった際のめまいはまだ残っていました。

同じめまいでも、症状の出方やこれまでの経過は一人ひとり異なります。そのため、医療機関で必要な検査を受けたうえで、これまでの経過と現在の身体の状態を確認することが大切だと考えています。

めまいでお悩みの方へ

立ち上がったときや歩いているときなどにめまい・ふらつきを感じる場合は、まず医療機関を受診し、必要な検査を受けることが大切です。

病院や耳鼻科などで検査を受けても異常を指摘されず、症状が続いている場合には、これまでの経過や身体の状態を確認することも一つの選択肢です。

ひこばえ整骨院では、めまいという症状だけで判断するのではなく、どのような場面で症状が出るのか、これまでどのような検査や治療を受けてきたのかを確認したうえで、身体の状態をみていきます。

めまいに対する当院の考え方や施術については、下記の症状別ページで詳しくご説明しています。


めまいの原因や施術について詳しく見る

この記事の執筆・監修者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤克也

齋藤 克也

ひこばえ整骨院 院長

柔道整復師(国家資格)

ひこばえ整骨院では、院長の齋藤克也が患者さんの身体の状態を確認し、施術まで一貫して担当しています。

当サイトの症例記事では、実際に来院された患者さんの経過をもとに、来院時のお悩み、身体の状態、施術の考え方、その後の変化についてご紹介しています。

症状名や画像上の所見だけで判断するのではなく、「どのような動作で困っているのか」「日常生活で何ができなくなっているのか」まで確認することを大切にしています。

2019年には、セルフケアや身体の使い方についてまとめた書籍を出版。現在も臨床に携わりながら、患者さんに身体の状態をできるだけ分かりやすく伝えることを心がけています。