踵・足裏の痛みで立ち仕事がつらかった30代男性の症例|西宮市

症例の概要

疲れがたまった時や長時間立っている時に踵・足裏の痛みがあり、ふくらはぎの張りや肩・腰の不調にも悩んでいた30代男性の症例です。

座っているだけでも足にジンジンとした感覚があり、疲れがたまると膝の横まで痛みを感じることがありました。

また、首や肩の重だるさも続いており、「とにかく身体を軽くしたい」「痛みに意識がいかないようにしたい」という希望で来院されました。

患者さん

お名前 HKさん

性別 男性

年齢 30代

お住まい 西宮市

お仕事 会社員

来院日 平成28年3月

来院時のお悩み

  • 疲れがたまると踵や膝の横に痛みが出る
  • 長時間立っていると踵が痛む
  • 座っているだけでも足がジンジンする
  • ふくらはぎの張りが強い
  • 首や肩の重だるさが続いている
  • 身体全体を軽くしたい

踵の痛みがあったため、ご本人は「足底腱膜炎ではないか」と心配されていました。

一方で、歩いている時には踵の痛みはなく、疲れがたまった時や長時間立った時に症状が出やすい状態でした。

これまでの経過

疲労がたまると足の症状が強くなり、膝の横まで痛みを感じることがありました。

痛みの影響で眠りが浅く感じることもあり、十分に疲れが取れないことも悩みになっていました。

また、首や肩のこりと重だるさも続いていました。

仕事では車内でパソコン作業をすることもあり、そのような姿勢が続いた後は肩のつらさを感じていました。

当院で確認した身体の状態

踵だけではなく、立った時の姿勢、骨盤周辺、足裏、ふくらはぎ、股関節、腰、肩など身体全体の状態を確認しました。

足裏とふくらはぎには強い張りがみられました。

また、腕を上げる動作では左右とも上げにくさがあり、特に右側に動かしにくさがみられました。

姿勢を変えて胸を広げた状態でもう一度腕を上げてもらうと、動かしやすさにも変化がみられました。

腰についても、脚を動かした際に左腰に痛みが出る動作がありましたが、腹部周辺の状態を変えて同じ動作をすると、痛みの感じ方に変化がみられました。

そのため今回は、踵だけを施術するのではなく、足裏・ふくらはぎをはじめ、身体全体の動きや姿勢を確認しながら施術を進めることにしました。

施術の考え方

来院時は足裏やふくらはぎの張りが強かったため、まずはこれらの状態を確認しながら施術を行いました。

同時に、股関節や腰、肩周辺などについても身体の動きを確認しました。

自宅では一時的に筋力トレーニングを控えてもらい、身体の状態に合わせたストレッチをお伝えしました。

また、車で長時間座る際の姿勢や足裏のセルフケアについてもアドバイスしました。

施術後の経過

2〜3回目|テーピング後に足が楽に

座り続けた時には腰から太もも周辺に違和感があり、長時間立った時にはまだ踵の痛みが出ていました。

一方で、初回に確認した際に出ていた腰の痛みは軽くなっていました。

足裏から足首、ふくらはぎにテーピングを行い経過を確認したところ、ご本人からは「楽になった」とのお話がありました。

4〜6回目|歩く時の痛みを感じなくなる

この頃には足裏の張りにも変化がみられ、歩いている時には痛みを感じなくなっていました。

ふくらはぎへのテーピングについても、ご本人は楽に感じていました。

また、肩周辺の動きも徐々に大きくなり、肩甲骨の動きにも変化がみられました。

7〜9回目|疲れた時に踵が気になる程度に

その後もふくらはぎの張りが残っていたため、足やふくらはぎの状態を確認しながら施術を続けました。

日常生活では歩き方についてもお伝えし、足への負担を確認しながら身体を動かしていただきました。

この頃になると、踵の痛みは疲れがたまった時に感じる程度になり、立っている時の痛みについても来院時よりかなり軽くなっていました。

腰や肩、腕については、ご本人が日常生活で困ることはほとんどなくなっていました。

足についてはまだ不安が残っていたため、その後は来院間隔を空けながら身体の状態を確認していくことになりました。

院長の考察

今回の患者さんは踵の痛みをきっかけに来院され、ご自身では足底腱膜炎ではないかと心配されていました。

ただし、この症例では医療機関で足底腱膜炎と診断された記録はありません。そのため、症状名だけで判断せず、実際にどのような場面で痛むのかを確認しました。

特徴的だったのは、歩いている時には痛みがない一方で、疲労がたまった時や長時間立っている時に踵が痛むことでした。

また、足裏やふくらはぎには強い張りがあり、腰や肩などにも動かしにくさがみられました。

そのため踵だけを見るのではなく、足裏・ふくらはぎを含めた身体全体の状態を確認しながら施術を進めました。

経過としては、歩行時の痛みを感じなくなり、最終的には長時間立っている時の踵の痛みについても軽くなりました。

踵の痛みでは、痛む場所だけで判断するのではなく、「歩くと痛いのか」「立っていると痛いのか」「疲れた時だけ痛いのか」など、症状が出る状況まで確認することが大切だと考えています。

患者さんの直筆の声

踵と足裏の痛みで来院された30代男性の直筆の感想

Q.はじめはどのような症状、悩み、身体の変化がありましたか?

肩に痛み、膝の横、カカトの痛み、足の裏の痛み。

Q.施術を受けてみて元々あった悩みはどうなりましたか?

肩の痛み、膝横の改善、踵、足裏の痛みの軽減。体全体の痛み、コリが解消された。

Q.これから施術を受けるのにどんな方におすすめしたいですか?

湿布等で改善しない場合は是非治療を受けて下さい。姿勢が悪い方はかなり改善すると思います。

※上記は患者さん個人の感想です。施術による変化には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。

踵・足裏の痛みでお悩みの方へ

踵や足裏の痛みは、症状が出る場所が同じでも、歩いた時、立っている時、朝起きた時など、人によって困っている場面は異なります。

ひこばえ整骨院では、痛む場所だけを見るのではなく、足裏やふくらはぎ、股関節などの状態や身体の使い方も確認しながら施術方針を考えています。

足底腱膜炎や踵・足裏の痛みについて詳しくは、下記の症状別ページをご覧ください。


足底腱膜炎や踵の痛みの原因・施術について詳しく見る

※施術による変化には個人差があります。本症例は一例であり、同様の結果を保証するものではありません。

この記事の執筆・監修者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤克也

齋藤 克也

ひこばえ整骨院 院長

柔道整復師(国家資格)

ひこばえ整骨院では、院長の齋藤克也が患者さんの身体の状態を確認し、施術まで一貫して担当しています。

当サイトの症例記事では、実際に来院された患者さんの経過をもとに、来院時のお悩み、身体の状態、施術の考え方、その後の変化についてご紹介しています。

症状名や画像上の所見だけで判断するのではなく、「どのような動作で困っているのか」「日常生活で何ができなくなっているのか」まで確認することを大切にしています。

2019年には、セルフケアや身体の使い方についてまとめた書籍を出版。現在も臨床に携わりながら、患者さんに身体の状態をできるだけ分かりやすく伝えることを心がけています。