齋藤の言葉

頸椎ヘルニアでてのしびれや肩の痛みを感じてしまう。それに加えて頭痛がある。そんなふうに毎日辛い思いをしている方に今回のブログと動画をご覧いただきたいです。てのしびれや肩の痛み、そして頭痛を改善させるための方法を今回ご紹介させていただきます。ポイントは首や肩ではなく腕から手首。とても不思議に思われるかもしれませんがこれらをしっかりと直すことが重要となります。正しい手順の方法や理屈など今からご紹介させていただきます。

なぜ頸椎ヘルニアになってしまったのかを知ることが頭痛改善への近道!?

頸椎ヘルニアになってしまったとき一番の原因は首にある。

と言うふうに思われている方も多いのではないでしょうか?

首自体の椎間板が潰れてしまい神経を圧迫しているのは間違いありません。

ヘルニアと言う意味は飛び出すと言う意味があり、椎間板の中身が飛び出すことを 椎間板ヘルニアといいます。

下の写真を見ていただきたいですが、椎間板と言うのは 中身の80%近くが水分で、その真ん中に髄核と呼ばれるゼリー状の中心があります。

画像引用元

圧迫が強すぎることによって真ん中の髄核と呼ばれるものが飛び出してしまい神経を圧迫します。

逆に言うと髄核が出たとしても神経が圧迫されていなければ痛みもしびれも全く感じません。

ヘルニアになっても1年から1年半程度経過すると水分が吸収されるのでヘルニアの痛みは基本的にはなくなります。

しかしヘルニアになってしまう位首にかかっている布団や症状はなかなか改善しない時でもあります。

それを直すために今回お話をさせてものは手首と肘。

何か関係あるのかとても不思議だと思いますが最終的には姿勢を元に戻すことが重要になります。

立っている姿勢や座っている姿勢はもちろん大切ですが、今からお話をする手首や肘と言うのを意識すると姿勢もかなり変わってきます。

 

頸椎ヘルニアとひじや手首の関係性。これがわかれば根本解決!!

下の写真をご覧になってください。

猫背の写真になりますが顎が前に出て形が中に入っています。

俗に言う巻肩と呼ばれるものですが、姿勢を正すときに一般的に言われるのは

胸を張りましょう。

であったり顎をしっかりと引きましょう。

というのが多いと思います。

これ自体は決して間違っていませんし行っていただきたいのですが、もう一つ見て欲しいのが

肘が内側に向いていると言うことと、手首が中に入ってしまっていると言うこと。

試しにやっていただきたいのですが、正しい腕の位置として、

手のひらを正面に向けて、猫背になって下さい。

肩が中に入りきらなくないですか?

 

逆に腕や手首を内側に捻った状態で猫背にわざとなってください。

とても猫背になりやすいと思います。

通常は肩や首を意識するのですが手のひらや手首が外に向くだけでも、胸と言うのは勝手に開いてくれます。

逆に言うとどれだけ胸を張ったとしても手首や肘が内側に入っていると猫では治らないと言う事になります。

姿勢が丸くなってしまうと下の写真のように出てしまいますよね。

顎が前に出ると言う事は首の筋肉が頭が落ちないように後ろの方向へ一生懸命引っ張るわけです。

つりで言うと 常に魚がかかってしまっているような状態です。

このような状態が首で続くと首の負担が強くなってしまい痛みや症状が増えてしまいます。

なので姿勢を戻すと言う意味でも、ひじや手首から改善するということが重要になります。

なんとなくでも良いのでご理解いただければ幸いです。

今からその手順をご紹介しますので一緒に行ってみてください。

頸椎ヘルニアによる頭痛の改善方法

動画でもお話をしているので、合わせてご覧になって下さい。

肘を外側に向けて腕のねじれをとる方法

この写真のように立っていただき腕をまっすぐに伸ばしてください。

小指側が上に来るように行けるところまで腕を捻るようにしていきます。

このときの注意点として体がねじれたり倒れたりしないように注意をしてください。

最大限まで捻った状態から反対の手で、更にいけるところまで捻るようにしていきます。

このようにすることによって胸の前も開いていく姿、形のねじれも取れていきます。

基本的に左右均等に行っていくのですが、捻った状態から10秒間キープをしてください。

首の前の筋肉を緩めて頭痛を改善させる方法

次に行うのは首の前側のマッサージ。

マッサージと言ってもほとんどさせるだけに近いと考えてください。

下の写真のように耳の後ろの出っ張った骨から鎖骨に向けて上から下へ順番に行い、10回ほどさすって行きます。

リンパを流すようなイメージで上から順番に行うようにしてください。

首の前は神経や血管がたくさん集まっています。

筋肉も非常に薄い部分があるので、その部分を強くするとかえって痛みやしびれ頭痛が出てしまうことがあります。

気持ちいい位で上から順番にさせるようにしてください。

このマッサージ方法も左右均等に行っていきましょう。

 

今回のブログのまとめ

いかがだったでしょうか。

今回は頸椎ヘルニアによる頭痛の改善方法を2つご紹介しました。

腕のねじれを取ると言うのはかなり意外ではなかったでしょうか?

首が悪いのだから首周辺の治療したほうがいい。

というのが一般的な考え方だと思います。

しかし、その状態を引き起こしているものを解決することが一番の改善方法につながります。

今回の方法は患者さんんに直接お話をしていますし、結果も出ています。

頭痛で毎日辛くて困っているのであればぜひ参考にして実践してみてください。

ひこばえ整骨院頸椎ヘルニアに対する頭痛の治療

ひこばえ整骨院では頸椎ヘルニアによる頭痛の治療を非常に得意としています。

悪い部分だけを見るのではなくそれ以外の歩き方や立方体の使い方を全て見て一番最適な治療方法を選んで行きます。

もしあなたが頸椎ヘルニアによる頭痛で悩まれているならば是非下記をご覧ください。

執筆者

ひこばえ整骨院 院長 齋藤 克也(監修)

柔道整復師(国家資格保持者)

業界歴16年。

18歳の頃から整骨院1筋で西宮市で痛みに悩まれている方のお役に立てる様に日々精進中。

2019年に本を出版

本を執筆

LINE予約