来院日

平成29年9月

患者さん

Nさん 50歳代 神戸市在住 会社員

 

悩み

以前から自分はがに股で歩いたりする時に脚がとても不細工に見えて嫌だ。足を真っ直ぐにした時に膝が離れている事にとても抵抗がありました。

普通に歩いているだけでも重心が前にに倒れてしまい、歩き方も自分でわかっているけれども治す事ができないという悩みがありました。

運動をしている為、このままだと膝まで痛みが出てきてしまうのがとても嫌なので、何とかしてO脚を改善したいと言う理由でO脚矯正を受けることにしました。

検査の結果

検査の結果O脚の原因は・・・

股関節の捻じれと姿勢不良によって起こっていました。

上の写真を見て頂きたいのですが、赤色が体の重心線として下さい。肩と足の外くるぶしを結んだ線です。

胸とお腹が前に突き出しているにがわかるでしょうか?

重心が前に出る事で膝が曲がり、ガニ股になります。

しかし、この方はガニ股ではなく股関節は内股でした。

 

膝が完全に伸びきっていないということも原因の一つとして考えられます。

初回で『これらを改善すると治ります』と言うことをきっちりとお伝えしました。

初回の施術

初回の治療では股関節周辺の筋肉を緩めて行くのと、膝の周辺の治療を同時に行なっていきました。

がに股をとても気にされていましたが、股関節の事を説明して股関節の矯正も同時に行なって土台作りを行なっていきました。

日常のアドバイスとして歩き方の方法をご説明したのと、内側の筋肉が使える状態にするための方法の2つをお伝えし治療を終了としました。

O脚矯正は1週間に1回の施術がありそうなので1週間後のご案内をしました。

 

2回目から4回目の O脚矯正

2回目の時には初回と同じく股関節周辺の筋肉を緩めていき、膝の矯正を行っていきました。

この時には足首の矯正を同時に行い歩きやすい状態を作るように行っていきました。

アドバイスとしてお尻を締めるということをお伝えしました。股関節が中にはいってしまうとお尻が開いた状態になるのでお腹の筋肉を使わずに歩いてしまいます。

お尻を締めることによって内股にもがに股にもならない正しい歩き方をすることができるので初回の内側の筋肉を活発にさせることとお尻を締めるこの2点をアドバイス

 

3回目の治療のときにはO脚が少し改善されているような兆しがありました。歩く時にお尻を締めると言うのはとても難しいですが、歩いているとなんとなくですが膝が伸びているのがよくわかると言われていました。

自分で膝が外に向いていたり内股になっていると言うのはなかなか気がつくことが難しいですが、なんとなくでもわかるとそれだけ回復することが早くなります。

4回目の治療

4回目のO脚矯正のときには指が1本分まで狭くなっていました。この方はもともと運動が好きでヨガ、水泳、ランニングなどいろいろな競技をされていました。

これだけたくさんの運動をしているのでその時にも意識的に足を使ってもらえるようなアドバイスを行っていきました。

この時から矯正方法を少し変えてそれの矯正を入れていきました。土台がずいぶんとできてきたので膝、股関節だけでなくすべてのスネを入れることによって改善スピードが向上します。

 

5回目目から7回目のO脚矯正

5回目のときにはずいぶんと慣れてきたような状態で、ふくらはぎの隙間は指1本開かないような状態になっていきました。

この時から歩き方を少し修正していきました。普段の中で歩き方を修正すると言うのはとても難しいことですがO脚を改善する上には必要になってくるので出来る限りのアドバイスをしました。

7回目の治療の時にふくらはぎがほぼくっつくことに成功しました。膝の隙間は指が1本入るか入らないか位の間隔まで改善していきました。

この時点でO脚がほぼなくなった状態ですが、次は再発をしないように矯正とアドバイスをしていきました。

 

8回目から10回目のO脚矯正

8回目の治療の時にアキレス腱が痛いと言うことを言われていて見てみるとアキレス腱炎になっていました。

運動を急激にしたので症状として現れてしまいました。

O脚とは関係がないですが同時にアキレス腱の治療も行っていきました。

膝の間隔はとても順調でふくらはぎはきっちりとくっついた状態を維持していて膝だけもう少しと言うような状態にまで改善をしていました。

10回目の矯正の時には写真のようにふくらはぎがほぼくっついて膝だけが1本ぎりぎり入るか入らないかの状態にまで改善をして非常にきれいな脚になっていました。

写真を見たときに足がすごく細くなった感じがしますねと言うようなことを言われていましたが、サイズを測ったわけではありませんビフォアフターを見たときに細さが変わっているように見えます。

まとめ

この方は自分のことをがに股と言われていましたが見た目は確かにガニ股でしたが股関節だけを見ると内股になっているような状態でした。

まっすぐにしようと思っても自分の力では歩き方を変えることができませんでしたがお尻を締めると言う事と内側の筋肉を使える状態にすることとお腹の筋肉も使える状態にすることでがに股を改善させることができました。

もちろん何も意識しなければ自分の癖でガニ股の方向に向かってしまうのはありますが、少しの気をつけることで十分に改善させることと言うのは可能です。

年齢は50歳を超えていますが年齢に関係なくO脚と言うのは治すことができます。もしもあなたもO脚で悩まれているならば事例を参考にしていただければと思います。

 

ひこばえ整骨院のO脚の治療手順

ひこばえ整骨院ではO脚の部分だけでなく体のバランス、癖、歪みを全て診ていき、それに合わせて施術を行っていきます。

そして、一番最短で最適なO脚のストレッチなどをお伝えしていきます。

ご興味のある方は下記からご覧ください。

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