来院日

平成29年12月

患者さん

23歳女性西本さん

悩み

2日前にギックリ背中になってしまい呼吸をするだけでも痛みを感じていた。仕事を休まなければいけない位痛みが強くて1日でも早く症状を改善したい。

初めて来られた時はギックリ背中で悩まれていらっしゃいました。

深呼吸をするだけでも寝返りをするだけでも頭を少し動かすだけでも背中に激痛を感じていました。

治療していく中で背中の痛みが改善していたと同時に腰痛と偏平足による足の痛みが気になると言うこともおっしゃっていました。

元はギックリ背中の治療を行っていましたが、背中の痛みは改善してから腰痛と偏平足の治療も同時に行っていきました。

親も偏平足で遺伝をするから仕方がないと思っていて、半年ほどかけて偏平足の治療も行っていたみたいです。

他の整骨院に行ってもいまいち結果が出ていなかったみたいです。

ライブに行くことが好きで頻繁に出かけていたみたいですが、ライブの後は足の痛みが非常に強くなってしまいふくらはぎがむくんだりつってしまったりして仕事中も普段の生活でも非常に困っていたみたいです。

検査の結果

ギックリ背中

肉離れまでは行っていませんでしたが背中がつってしまった状態になり、筋硬結が背中できていました。

筋硬結とは筋肉が硬くなってしまいその部分が筋肉の役割をしなくなってしまった状態のことをいいます。

筋肉が硬くなってしまうことで柔軟性が全くなくなるので痛みを出してしまいます。

偏平足と腰痛の原因は

体のバランスが悪くて足の負担が逃げていないことにより足の裏と腰痛を患っていました。

偏平足はもちろんあったので原因の1つですが、それよりも重心とバランスが悪すぎて足の負担が増えすぎてしまっていることが最も大きな原因です。

偏平足になってしまったから必ず痛みが出ると言うわけではありません。偏平足でも自覚症状があまり出ていない方もたくさんいらっしゃいます。

この方の場合は、扁平足と体の使い方によって痛みを出している状態でした。

 

初回の施術

初回の施術では、ぎっくり背中の部分の治療を中心に行っていきました。

深呼吸をしても咳をしても何をしても痛みが強い状態でした。

痛みが強い部分は直接治療ができないので、周辺の筋肉から緩めるように治療を行っていきました。

自宅でのアドバイスとしてはアイシングをしてもらうことと、お風呂に入り筋肉の緊張を取り除く様にアドバイスをしました。

2回目から4回目の治療

2回目の治療ではギックリ背中をした部分の痛みはあまり大きな変化は出ていませんでした。

深呼吸をしたときの痛みも出ていましたが寝ているときの痛みはあまり感じなくこの二日間は熟睡ができていた状態でした。

仕事は休むことができなかったので痛みが出てから2日後には仕事に復帰をされていました。

この時には背中のストレッチを1つ指導し痛みを早く取るようにアドバイスをしました。

3回目の治療のときには背中の痛みが随分とマシになり、仕事の際にも大きな痛みは出ずに済みました。

深呼吸をした時や大きな振動が加わったときには痛みを感じていましたが初回に比べて半分程度にまで軽減していました。

寝返り等も随分と痛みが減り自覚症状としてかなり改善していました。

4回目の治療の際にはほとんど痛みを感じることなく仕事も日常生活も送れるようになりました。ただ痛みはあまりありませんでしたが肩や背中の関節の動きは極端に悪い状態でした。

再発予防として肩甲骨の動きをきっちりどう出すような治療に変えていきました。

5回目から7回目の治療

5目の治療の時にはほとんど痛みがなく背中のほうも快適に過ごされていましたが腰に痛みを感じるようになっていたのと以前から扁平足が非常に気になっていたということがわかりました。

背中の痛みもかなり改善したので再発しないように動きをつけることができでは腰と偏平足の治療に移ると言うことをしました。

6回目には背中の痛みが実はいけなくなったので7回目の治療から偏平足と腰痛の治療を行っていきました。

ご家族の方が偏平足で自分自身は遺伝だから治らないと思っていたみたいです。

また以前に自分は偏平足だからと思い違う整骨院に行ったけれども半年たっても改善することがなく完全に諦めかけていました。

そのような状態で治療をスタートしたのですがまずは指の使い方歩き方足の裏のマッサージ方法、普段の経ち方など全てお伝えをしていきました。

年齢がまだ23歳ということもあり非常に若く改善することが可能だったのでそのことを伝えると非常に喜ばれていたのが印象的です。

 

8回目から10回目の治療

8回目から9回目の治療では腰と偏平足の治療を行っていきましたが、腰の治療と言うよりも足の使い方を徹底的に体に覚えさせるような治療を行っていきました。

腰の痛みは瞬間的に改善させることができますが、歩き方が非常に悪いので良くなってもすぐに再発してしまう可能性があります。

その状態をしっかり改善させるためにも歩き方を変えなければ偏平足は治りません。

また偏平足=痛みを感じている方もいらっしゃいますが偏平足でも痛みや足がつったりしんどくなったりすることが一切ないと言う方もたくさんいらっしゃいます。

必ずしも当てはまることではないのでそのこともお伝えしながら治療行っていきました。

10回目の治療の時にライブがあったみたいですが痛みが一切出なかったわけではなかったらしいですが痛みが半分程度にまで改善をしていてとても喜んでいらっしゃいました。

11回目から13回目の治療

11回目から12回目の治療に関しては歩き方を改善するとともに指先を使って地面を蹴るということに重視しながらアドバイスをしました。

この方は非常に素直なので言った言葉すべて次までに改善をしてくれるような方でした。

?13回目のときには痛みを 日常の中でほとんど感じることがなく、腰の痛みも普段あまり気にならないような状態になっていました。

非常に順調に痛みが改善していたのでたまに腰が痛かったことを忘れるようになっていたとおっしゃっていました。

 

14回目から16回目の治療

14回目と15回目の治療は腰と足の方を集中できなくなっていたのですがこの時には腰の痛みはほぼ出ずに済んでいました。

足のほうはパンプスを履いて長時間歩いたり走ったりすると違和感が出るのと、足の裏が張ってしまうような状態を感じていてふくらはぎがつりそうな状態になっていました。

少し休憩をすると随分と回復をするので気にならない程度にまではなっていましたが、ここまで良くなっているので最後まで再発しない状態まで改善したいと言うことがありもう少し継続的に治療を行いました。

 

16回目の治療

最後に来られる前にライブがあり3時間程度立ちっぱなしと言うのを2日連続で行ったみたいですが、痛みは全く出ず快適に過ごせるようになったみたいです。

最後の時には20間程度間が空いてしまいましたがその感覚でも腰痛がぶり返すこともなく、足のしんどさが出ることもなく、パンプスを履くと普通に疲れた感じが出る位で以前のような感じは全くありませんでした。

足の形が偏平足じゃなくなったと言うわけではありませんが、体の使い方が随分と変わってくれたので痛みやはりむくみなどを全て改善することができました。

自覚症状もかなり改善して状態も良いので16回目の治療もって終了する形になりました。

今後は一家月に1回メンテナンスを行う予定です。

 

まとめ

今回の方はギックリ背中から来院されまして、その後偏平足と腰痛を治すために治療を継続的に行っていきました。

以前の整骨院では症状があまり改善しませんでしたがトータル4カ月間の治療の中で全て改善させることができました。

最終的に再発をしないように痛みを取るだけでなく歩き方や体の使い方を変えることによってほぼ再発しない体を作ることができました。

年齢がまだ若いからと言われれば確かにそうかもしれませんが、年齢が若くても自覚症状がたくさん出ていらっしゃる方はいます。

しっかりと自分の体と向き合いながら治療を進めていただきあきらめないようにして欲しいと思います。

最後にツーショット写真をお願いしたところ快く受けていただきましたので載せさせていただきます。

ひこばえ整骨院偏平足に対する施術

当院では偏平足の治療をとても得意としています。

偏平足があるから痛みがと感じているなら、その部分を施術するのではなく身全身を見ていきその方にとって一番よくなるポイントを探して施術を行っていきます。

もし今あなたが痛みで悩まれているなら一度当院をお越しください。

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