患者さん

Fさん 40歳代 女性 主婦

来院日

平成27年7月

【悩み】

仕事はパートでデスクワークの仕事をしている。デスクワークをすると毎回終わった後に腰がとても痛くなったしまう

長いこと歩く(1時間)事で痛みが増強する。この際は右の股関節が痛い

以前へルニアを起こしてしまい、それも心配している

そしてもう一つ

凄く体がねじれている感じがする

と言う悩みがありました。

以前から数回程度整体に行っていたが特に変化がなし。一度きっちりと治したいと思い来院。

 

【検査】

まずは股関節の痛みがあるので右股関節の動きを確認。股関節を曲げていくと右の股関節の前面に痛みがある。逆に外に向けると痛みが軽減する

座った時に足を左を上にして組むことが多く、左の股関節が開いていた。

骨盤の歪みを見る為に左にタオルを引いて骨盤の歪みを取る。それから右を曲げると右股関節をの痛みが軽減

次に立ってもらい歪みとバランスを見ることに。立った時に患者さんからか『左の方が長い感じがする』と言われていたので見ると、長いのではなく体が右にねじれていたから左側が長くみえるだけだった

次に座った状態でテスト。体の回旋を見ると左に行きやすく、右に行きにくい状態だった。左右差がかなりあった。

肩甲骨の動きを見てみるが、両方とも耳の手前までしか上がらず、肩が中に入っている状態

【診断】

検査の結果から、上半身と下半身の捻れが反対で捻れが強いということがよくわかった。

上半身が右に捻じれ、股関節自体が反対に左に捻じれ、右の股関節が内側にねじれる。左の股関節が外側に捻れる。

体の捻れが非常に強いので上半身と下半身の捻れが反対になっている状態。雑巾を絞っている感じになっている

その状態で歩いたり同じ姿勢をすると捻れのせいで腰や股関節に痛みがでてしまう様になってしまったと判断

【治療内容】

まずは体の捻れを取るために左右の筋肉バランスを調整。筋肉の動きがついてから股関節、腰の歪みの調整

肩甲骨が動いていないので肩甲骨の動きを調整。その後股関節の動きをしっかりつける。

骨盤の歪みを取って上半身と下半身の捻れを取るように治療。ご自身も歪みのひどさと自分が思ってもいなかった体にびっくりされていました。

上半身の捻れが若干残っていたので仰向けになった時に肩の調整を行う。筋肉を緩める事よりも、体のバランスと関節の動きを取ることに専念する

【術後の状態】

施術後に再度検査を行ったとろこ股関節の痛みは軽減。全く0ではなかったが、ペインスケール10⇒5程度に軽減。

股関節を開く検査を再度行ったがそれも痛みがなくなり、足の開きもなくなる

立位で上半身の捻れを見て、本人に確認をしてもらうとほとんどわからない位。少し残るかなと言うレベルまで改善できた。

自宅での注意点として、足を組まない事と、立ち方歩き方を指導。右の足がどうしても中に入ってしまうのでそれをないように。そして足を組まないことをお伝えしました。

伝えたのはこれだけです。

【2回目の治療】

2回目は5日後に来院。股関節を曲げる検査を行うとましだけどまだ痛みが残る。立った時の捻れは随分ましになった。でもやはり少し気になる

立ち方をきくと凄く片足に重心がかかり知らない内に足を組んでしまうと自覚。極力組まない様にはしていたが癖の問題でどうしても気がついた組んでしまう傾向にある。

かなり意識しないと難しいいと言われる。

治療内容は前回同様に筋肉の左右バランスを整え、動きの少ない股関節、骨盤を矯正。癖が強いので癖がでてもいいように股関節を大きく調整しました。

ストレッチを1つ追加をして、自分でできる股関節の調整を方法をお伝えする。

【3回目】

3回目の治療は6日後。来られて本人が一番びっくりしていたが、この6日間痛みがほぼでなくなった言われていた。

体のバランスをみると捻れと重心をかける癖が随分の改善されていた。ペインスケールで言うと1、2くらいのレベル。

痛みが改善したので筋肉調整よりも骨盤の調整に重きをおく。動きが付き始めた時に一気につけたほうが体が楽になるので股関節、肩甲骨、骨盤の動きを付ける

股関節を曲げても痛みは全くなく、少し違和感がでる程度。

痛みが軽減したので少し控えていた運動を再開するようにお願いして治療は終了

【4回目】

今回は1週間空けて来院。ジムにて運動を再開してもらったが痛みもなく快適に過ごせている。晩寝るときに違和感がずっとあったのだがそれもこの1週間は全くなかった。

ただ、ウォーキングマシンで30分以上歩くと少し股関節が痛むと言う事だった。

普段に歩き方は意識ができるが運動となると必死になるので少し難しい事でした。

治療を歩きやすいい事を前提にして、足首の矯正とふくらはぎの柔軟性を付けることにした。足を動かす事で股関節の柔軟性をつけようと考えた。

結果立ちやすさが変わったと言われこの日は治療を終了。

指導は今までと同じ。

【5,6回目】

前回の治療から10日後に来院

痛みはほぼなく、運動をしても、寝ていても何をしていても痛みは完全に取れる。デスクワークをすると後半になるとダルさが出てくる程度までに改善。

前回の治療から運動をしても痛みがなくなり、快適に過ごせていたが、山登りを急斜面で行い体にかなりの力を入れてしまった。

結果おしりの痛みが再発。再発と言うよりも筋肉痛が強くて痛みがでてしまった。

初めの症状とは違い、筋肉が単純に痛いという感じでした。動かしての痛みはさほどないが、押した時の痛み、伸ばした時の痛みがある。

治療は関節の調整よりも筋肉の調整に切り替え。周りの筋肉を損傷していたのでその周りの筋肉をほぐし終了

ストレッチとしておしりのストレッチ、腰の筋肉を伸ばすストレッチを指導。

痛みはあったが捻れはほぼない状態でした。

【7,8回目】

前回の痛みは全てなくなり唯一肩の長さが全くない状態でした。鏡で見たときに、『なんとなくでているかなぁ』と言う程度でほぼ気にならないレベルに。

腰と股関節は本人も忘れる位で『そういえば痛かった言うていましたね。』と言う程度まで回復。捻れを最後まで取りたいと言うことで治療は捻れを取るための治療をする

肩の関節、股関節、腰の回旋を付ける治療を行う。

【最後の治療日】

鏡で本人が見たときも感じる事はなかったので治療を終了。自宅でのストレッチで十分続けられる為に自宅で自分でメンテナンスをされるということになった。

痛みも捻れも癖もなくなり、完治となり終了

【まとめ】

初めは

『いつも自分の体はこんなものだろう』と考えていたみたいですが、実際に治療をしていくと体が軽く痛みが軽減していく感覚を覚えて本当に喜んでいました。

筋肉が硬くて痛みがでていたのではなく、体が雑巾の様に捻じれ、知らず知らずの内に癖がでていてそれが長期間にわたり体に染み付いていたので痛みがましてしまいました。

自分の体は意外と自分がわかっていないものですからね。

以上症例報告でした。

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